木綿蔵ちた(旧竹内虎王商店木綿蔵)とは

木綿蔵ちた(旧竹内虎王商店木綿蔵)は、愛知県知多市岡田の木綿問屋竹内虎王商店が大正時代前期(1912〜1918年)に商品倉庫として建てた土蔵で、平成26年(2014年)4月25日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「もめんぐらちた(きゅうたけうちとらおうしょうてんもめんぐら)」、登録番号は23-0394である。

文化庁の記録では、土蔵造2階建、瓦葺、建築面積は84平方メートル。現在は「手織りの里 木綿蔵・ちた」として、知多木綿の機織り体験ができる施設になっている(木綿蔵・ちた)。

登録の理由と価値

木綿蔵ちたは「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、木綿問屋の商品倉庫として建設された土蔵造2階建、切妻造桟瓦葺の建物で、北の正面に下屋を設ける。石積の基礎の上に、湿気を避けるため床を高く張っている。

外壁は漆喰塗で、正面の腰はモルタル洗出しとする。戸口を2か所に設けるが、内部は上下階とも一室である。文化庁は、地場産業である知多木綿の往時を伝える遺構と評価している。

見どころ

湿気を避けるために高く張った床と、石積の基礎に注目したい。綿布を保管する倉庫としての工夫が、建物のつくりに表れている(文化庁)。

漆喰塗の外壁と、正面の腰のモルタル洗出しの対比も見どころである。木綿蔵・ちたでは、岡田の竹内虎王が綿布の保管のために建てた土蔵を活用して、知多木綿の機織りを体験できる。

見学について

木綿蔵・ちたでは知多木綿の機織り体験ができ、手織りの相談や技術指導を行う機織り道場(2時間1,000円)も開かれている(木綿蔵・ちた)。開館日や体験の予約については施設に問い合わせたい。所在地は知多市岡田字中谷9、電話・ファクスは0562-56-4722。

Q&A

Q木綿蔵ちたはいつ建てられましたか?
A大正時代前期(1912〜1918年)に、木綿問屋竹内虎王商店の商品倉庫として建てられました。
Q木綿蔵ちたが登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成26年(2014年)4月25日に登録されました。登録番号は23-0394です。
Q木綿蔵のつくりの特徴は?
A石積の基礎の上に湿気を避けるため床を高く張り、外壁を漆喰塗とした土蔵造2階建です。
Q木綿蔵ちたでは何ができますか?
A知多木綿の機織り体験ができます。手織りの相談や技術指導を行う機織り道場もあります。
Q木綿蔵ちたの連絡先は?
A知多市岡田字中谷9、電話・ファクスは0562-56-4722です。

基本情報

名称木綿蔵ちた(旧竹内虎王商店木綿蔵)(もめんぐらちた)
所在地愛知県知多市岡田字中谷9
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成26年(2014年)4月25日登録(登録番号23-0394)
員数1棟
寸法土蔵造2階建、瓦葺、建築面積84平方メートル
所有者記録なし
公開状況機織り体験施設として利用(開館日は要問い合わせ)

参考文献

木綿蔵ちた(旧竹内虎王商店木綿蔵)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00009967
手織りの里 木綿蔵・ちた
https://momengura.jp/

最終更新日: 2026.10.05