国宝彦根城で殿様気分!琵琶湖の絶景と城下町宿で楽しむ近江の旅
こんにちは、旅館コンシェルジュの松永花です。今日は滋賀県の彦根エリアをご案内します。国宝のお城、琵琶湖の雄大な景色、そして近江商人のおもてなしが味わえる城下町の宿——歴史と自然が溶け合う、心ゆくまでリラックスできる旅です。
国宝・彦根城で江戸時代へタイムスリップ
彦根城は、井伊家35万石が築いた名城です。天守は国宝に指定されており、江戸時代の姿をそのまま残す貴重な建築物。天秤櫓や太鼓門など、戦国の知恵が詰まった構造は見応え十分です。
天守までは少し階段がありますが、登り切った先で待っているのは琵琶湖の大パノラマ。湖面がキラキラと輝く様子は、まるで絵画のよう。春は桜、秋は紅葉と、四季折々の表情を楽しめます。歩きやすい靴でお出かけくださいね。
城内の彦根城博物館では、井伊家ゆかりの甲冑や刀剣、楽器などを展示しています。国宝や重要文化財に指定された貴重な品々が並び、当時の武士の暮らしぶりが伝わってきます。城を見学した後は、隣接する玄宮園へ。大名庭園の美しい池泉回遊式庭園で、お抹茶をいただきながらゆったりとした時間を過ごせます。
近江商人の面影残る城下町散策
彦根の城下町エリアには、江戸時代の商家の雰囲気を残す街並みが広がっています。四番町スクエア周辺では、和菓子作り体験や着物レンタルが楽しめます。近江商人の「三方よし」の精神に触れながら、歴史ある通りをのんびり歩くのは格別です。
老舗の和菓子店では、近江米を使ったお団子や、彦根ならではの埋れ木(うもれぎ)という銘菓が人気。お土産にもぴったりですし、その場でいただくこともできます。甘さ控えめで上品な味わいは、歩き疲れた体にやさしく染み渡ります。
琵琶湖畔の宿でおもてなしを堪能
彦根エリアの宿泊は、琵琶湖畔または市街地の旅館・ホテルがおすすめです。それぞれに魅力があるので、旅のスタイルに合わせて選んでみてください。
琵琶湖畔の高級旅館
湖を一望できる客室で、近江牛のすき焼きや会席料理を楽しめます。夕食は部屋食または個室食事処で、プライベートな時間を大切にできます。温泉は琵琶湖を眺めながら入れる露天風呂が自慢。夕暮れ時の湖面は本当に美しく、時間を忘れてしまいます。
浴衣は何種類か選べる宿も多く、好きな柄を選ぶのも楽しみのひとつ。お部屋に戻ると布団が敷かれていて、その心配りに「おかえりなさい」と言われている気分になります。
中価格帯のホテル・旅館
国産食材にこだわった発酵食ビュッフェが人気の宿もあります。滋賀は発酵文化が根付いた土地で、鮒寿司や近江の地酒など、個性豊かな味覚に出会えます。朝食の湖魚の干物や近江米のおかゆは、旅の疲れを優しくほどいてくれます。
大浴場は広々としていて、旅の疲れをゆっくり癒せます。貸切風呂がある宿なら、家族やカップルでプライベートな時間を楽しめます。事前予約がおすすめですので、チェックイン時にフロントで確認してみてください。
手頃なゲストハウス
築100年の商家を改装したゲストハウスでは、他の旅人との交流も楽しめます。共有スペースで旅の話をしながら過ごす夜は、新しい発見がいっぱい。彦根の地元情報も教えてもらえるかもしれません。
相部屋タイプと個室タイプがあり、予算や好みに合わせて選べます。キッチンが使える宿なら、地元の食材を買ってきて自炊するのも楽しいですね。
竹生島への船旅で湖国の信仰文化に触れる
翌日は、彦根港または長浜港から船で竹生島へ渡ってみませんか。約30分の船旅で、琵琶湖の真ん中に浮かぶ聖なる島に到着します。
竹生島の宝厳寺は、西国三十三所の札所のひとつ。国宝の唐門や重要文化財の観音堂など、歴史的建造物が点在しています。島全体が神聖な雰囲気に包まれていて、静かに参拝すると心が洗われるよう。歴史的建造物や祭具には触れず、敬意を持って見学しましょう。
島には飲食店がほとんどないので、お弁当を持参するか、船に乗る前に食事を済ませておくのがおすすめです。参拝後は、港の売店で名物のかわらけ投げに挑戦してみてください。願いを込めて投げる素焼きの小皿が、湖面の鳥居をくぐると願いが叶うと言われています。
旅館での過ごし方 理想タイムライン
初めて旅館に泊まる方のために、チェックインから翌朝までの流れをご紹介します。
15:00 チェックイン 到着したら、フロントで手続き。お部屋まで案内してもらえます。浴衣のサイズや夕食の時間を確認しましょう。
15:30 お部屋でひと休み お茶菓子をいただきながら、窓の外の景色を眺めてリラックス。浴衣に着替えて、館内を散策するのもおすすめです。
16:00 温泉タイム 夕食前にひと風呂。混雑を避けるなら、この時間帯がベスト。タオルは部屋から持参するか、浴場に用意されています。
18:00 夕食 お部屋または食事処で会席料理を。近江牛や琵琶湖の湖魚など、地元の味覚をゆっくり堪能してください。
20:00 夜のお散歩 浴衣のまま、琵琶湖の夜風を感じながら散歩。星空が綺麗な日は、湖畔のベンチでぼんやり過ごすのも素敵です。
21:00 もう一度温泉へ 夕食後の温泉は、体がポカポカして気持ちいい。夜の露天風呂は、昼間とは違う雰囲気を楽しめます。
22:00 就寝 布団にもぐると、ふわっと畳の香り。朝食の時間を確認して、ゆっくりお休みください。
7:00 起床・朝風呂 朝日を浴びながらの温泉は格別。目が覚めて、清々しい気分になります。
8:00 朝食 近江米のごはんと、地元の食材を使った和食。朝からしっかり食べて、元気に出発しましょう。
10:00 チェックアウト お土産を買って、次の目的地へ。または竹生島への船旅に出発です。
雨の日でも楽しめる彦根の魅力
雨が降っても大丈夫。彦根城博物館や城下町の資料館は屋内で楽しめます。雨の日の彦根城も、しっとりとした情緒があって素敵です。傘をさしながらの玄宮園散策は、まるで時代劇の一場面のよう。
宿でゆっくり過ごすのもおすすめ。お部屋でお茶を飲みながら読書したり、温泉に何度も入ったり。雨音を聞きながらの時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
持ち物リスト これだけあればOK
旅館泊では、浴衣・タオル・アメニティが用意されていることがほとんど。でも、念のため持っていくと安心なものをリストアップしました。
- 歩きやすい靴(彦根城の階段や石畳に)
- カーディガンなど羽織るもの(館内の冷房対策に)
- カメラやスマホの充電器
- 常備薬(必要な方は)
- 日焼け止め(夏季の琵琶湖畔は日差しが強め)
- ビニール袋(濡れたタオルなど入れるのに便利)
浴衣のサイズが合わない場合は、フロントで言えば別のサイズを用意してもらえます。遠慮せずにお願いしてくださいね。
アレルギーや食事制限のある方へ
予約時、または遅くともチェックイン時に伝えておくと安心です。「卵アレルギーがあります」「ベジタリアンです」など、具体的に伝えましょう。英語対応の宿も増えていますが、不安な方は予約サイトのメッセージ機能や電話で事前確認を。
近年は多様な食事スタイルに対応してくれる宿が増えています。遠慮せず相談してみてください。
最後に
彦根の旅は、歴史と自然、そして人の温かさに触れる旅です。お城の威厳、琵琶湖の静けさ、宿のおもてなし——どれもが、訪れる人を優しく迎えてくれます。
初めての旅館泊でも、このガイドがあれば大丈夫。ゆっくり、自分のペースで、近江の時間を楽しんでくださいね。「おかえりなさい」と言われるような、そんな温かい旅になりますように。
FAQ
Q1: 彦根城の見学にはどのくらい時間がかかりますか?
天守と博物館、玄宮園をゆっくり見学すると2〜3時間ほどです。天守は階段が急なので、歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめ。混雑時は天守入場に待ち時間が発生することもあるので、開門直後か平日の訪問が快適です。写真撮影をたっぷり楽しみたい方は、午前中の光が綺麗ですよ。
Q2: 近江牛を食べられる宿はどうやって探せばいいですか?
予約サイトで「夕食付き」「近江牛」などのキーワードで検索すると見つかります。すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなど調理法も選べます。価格帯によってグレードが変わるので、予算に合わせて選んでください。事前に食べたい料理を伝えておくと、宿側も準備しやすくなります。
Q3: 子ども連れでも旅館は利用できますか?
もちろんです。多くの旅館がお子様プランを用意しています。予約時に子どもの年齢と人数を伝えれば、布団や食事の手配をしてもらえます。貸切風呂がある宿なら、家族だけでゆっくり入浴できるので安心。離乳食の持ち込みも相談すれば対応してもらえることが多いです。
Q4: 竹生島への船は事前予約が必要ですか?
基本的に当日券でも乗船できますが、観光シーズンや休日は混雑することがあります。彦根港、長浜港、今津港から出航しており、各港で乗船券を購入します。往復券が一般的で、島での滞在時間は1〜2時間が目安。船の時刻表は事前にチェックしておくとスムーズです。
Q5: 英語対応の宿はありますか?
増えています。予約サイトで「英語対応可」のフィルター機能を使うと探しやすいです。完璧な英語対応でなくても、翻訳アプリやジェスチャーで丁寧に対応してくれる宿がほとんど。食事のメニューに英語表記がある宿も多いので、安心して滞在できます。不安な場合は予約時にメッセージで確認してみてください。