日本基督教団大阪教会とは:ヴォーリズ設計の赤煉瓦の教会堂

日本基督教団大阪教会は、大阪府大阪市西区江戸堀にある大正11年(1922年)竣工の教会堂で、平成8年(1996年)に国の登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録によると、ヴォーリズの設計による鉄骨・煉瓦・コンクリートの混合造で、3階建に塔屋が付き、屋根は銅板葺、建築面積は674平方メートル。背後に塔屋が建つ。所有者は宗教法人日本基督教団大阪教会である。

教会によると、大阪教会は明治7年(1874年)、アメリカ人宣教師M.L.ゴルドンらによって旧大阪川口居留地に「梅本町公会」として設立された。

登録の理由:数少ない大正期の赤煉瓦建築

日本基督教団大阪教会の登録番号は27-0005で、平成8年(1996年)の第1回登録の一件である。登録基準は「造形の規範となっているもの」。文化庁は、ロマネスク様式を基調とする意匠で構成され、数少ない大正期の赤煉瓦建物として親しまれていると評価している。

教会によると、建物は昭和20年(1945年)の大阪大空襲による焼失を免れた。平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災で半壊したが、修復と補強の工事で復興し、いまも礼拝や教会の集会に使われている。

見どころ:正面のバラ窓と半円形の飾り窓

日本基督教団大阪教会の外観の特徴は、正面の妻壁に開いたバラ窓と、玄関の上の半円形の飾り窓にあると文化庁は記す。赤煉瓦の壁面にこの二つの窓が重なる正面を、通りの向かいから眺めたい。

礼拝の時間に訪ねれば、パイプオルガンの響く聖堂の内部も見ることができる。

日本基督教団大阪教会の見学方法

教会によると、地震などの災害に備えて聖堂は常時開放しておらず、礼拝以外の日時の見学には現在対応していない。日曜日の聖日礼拝(午前10時30分から)、木曜日の正午礼拝(午後0時15分から午後0時45分)、金曜日の夜の礼拝(午後7時30分から午後8時)に出席すれば、礼拝後に自由に見学できる。

礼拝前と礼拝中の撮影・録画は控え、礼拝後の撮影は商業目的でない場合に限り、人物が写らないよう配慮してほしいと教会は案内している。交通は、大阪メトロ四つ橋線の肥後橋駅8番出口から西へ徒歩約5分。駐車場は限られるので、周辺の有料駐車場を使うよう求められている。

Q&A

Q日本基督教団大阪教会とはどのような建物ですか?
A大阪市西区江戸堀にある大正11年(1922年)竣工の教会堂で、ヴォーリズが設計しました。鉄骨・煉瓦・コンクリートの混合造で、平成8年(1996年)に登録有形文化財に登録されました。
Q日本基督教団大阪教会の見どころは?
Aロマネスク様式を基調とする赤煉瓦の外観で、正面の妻壁のバラ窓と玄関上の半円形の飾り窓が特徴です。
Q日本基督教団大阪教会は見学できますか?
A礼拝以外の日時の見学には現在対応していません。日曜日・木曜日・金曜日の礼拝に出席すれば、礼拝後に自由に見学できます。
Q日本基督教団大阪教会は戦災や震災を受けましたか?
A大阪大空襲による焼失は免れましたが、阪神・淡路大震災で半壊し、修復と補強工事を経て復興しました。
Q日本基督教団大阪教会へのアクセスは?
A大阪メトロ四つ橋線の肥後橋駅8番出口から西へ徒歩約5分です。

基本情報

名称日本基督教団大阪教会(にほんきりすときょうだんおおさかきょうかい)
所在地大阪府大阪市西区江戸堀1-23-17
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成8年(1996年)12月20日登録
員数1棟
寸法鉄骨造・煉瓦造・コンクリート造3階建塔屋付、銅板葺、建築面積674平方メートル
所有者宗教法人日本基督教団大阪教会
公開状況礼拝後に見学可(礼拝以外の日時の見学は現在対応なし)

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「日本基督教団大阪教会」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00000065
文化遺産オンライン「日本基督教団大阪教会」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/146675
日本基督教団大阪教会「建築案内」
https://www.osaka-church.net/architecture
日本基督教団大阪教会「見学希望の方へ」
https://www.osaka-church.net/kengaku
日本基督教団大阪教会「アクセス」
https://www.osaka-church.net/access
日本基督教団大阪教会 公式サイト
https://www.osaka-church.net/

最終更新日: 2026.09.27