江戸堀コダマビルとは
江戸堀コダマビルは、大阪府大阪市西区江戸堀にある昭和10年(1935年)の都市型住宅で、平成19年(2007年)10月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「えどぼりこだまびる」。
文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、塔屋付で、建築面積111平方メートル。登録番号は27-0429である。
綿布商の住まいとして建ったビル
江戸堀コダマビルは、間口7.9メートルの南北に長い敷地に、北側の道路から少し退いて建つ(文化庁)。外観はスパニッシュスタイルで、光庭を中心に、地階から屋上まで立体的に部屋を組み立てている。
大阪市によれば、綿布商の児玉竹次郎の個人邸として昭和10年(1935年)に建てられ、設計と工事はヴォーリズの作品を多く手がけた岡本工務店が担当した。スパニッシュスタイルの随所に、青海波の模様や寺社の肘木・垂木のような表現も見られる。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、光庭を中核として地階から屋上まで立体的なプランニングを行った都市型住宅の好例として、「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
スパニッシュスタイルの外観に混じる、青海波の模様や肘木・垂木を思わせる和風の表現を探したい(大阪市)。
見学について
大阪市によれば、内部は改修され、音楽のレッスン室を備えたテナントビルとして使われている。見学の受け入れについて公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 江戸堀コダマビルはいつ建てられましたか?
- 昭和10年(1935年)です(文化庁)。
- 江戸堀コダマビルはもとは何の建物ですか?
- 綿布商の児玉竹次郎の個人邸です(大阪市)。
- 江戸堀コダマビルの特徴は?
- 光庭を中心に地階から屋上まで立体的に組み立てたスパニッシュスタイルの住宅です(文化庁)。
- 江戸堀コダマビルは見学できますか?
- テナントビルとして使われており、見学の案内は確認できませんでした。
- 江戸堀コダマビルが登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成19年(2007年)10月2日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 江戸堀コダマビル(えどぼりこだまびる) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市西区江戸堀1-10-26 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成19年(2007年)10月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、塔屋付、建築面積111㎡ |
| 所有者 | 不明(文化庁データベースに記載なし) |
| 公開状況 | テナントビル(見学の案内なし) |
参考文献
- 江戸堀コダマビル(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006423
- 江戸堀コダマビル[旧児玉竹次郎邸](大阪市)
- https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/cmsfiles/contents/0000266/266754/EDOBORI_KODAMA_BUILDING.pdf
最終更新日: 2026.10.15