大仏殿や古塔、飛鳥の遺品まで、日本美術の源流・奈良。国宝を静かに巡る徒歩コースを提案。
国宝
奈良時代の青銅製の伏鉢で、和銅8年(715年)の銘をもつ。三重塔の相輪の一部にあたり、塔そのものは現存しない。銘文から寺の造営過程が分かり、昭和28年(1953年)に国宝へ指定された。員数は1箇である...
奈良市にある平安時代の八稜鏡1面で、径15.1センチメートル、縁厚1.2センチメートル。表に九体の仏像を毛彫りし、裏には花鳥の文様を刻む。昭和28年に重要文化財、昭和29年(1954年)に国宝へ指定さ...
奈良県橿原市にある古墳時代の考古資料で、員数は一括とされている。古墳の位置は住所ではなく、法隆寺の西約350メートルと記されている。昭和63年に重要文化財、平成16年(2004年)に国宝へ指定された。
奈良県奈良市学園南にある平安時代の絵巻1巻で、所有者は近鉄グループホールディングス株式会社である。会社が所有し、同社の運営する美術館が保管している。昭和37年(1962年)に国宝へ指定された絵巻である...
奈良県明日香村のキトラ古墳石室にあった7世紀末から8世紀初頭の壁画5面。国内で四神がすべて揃う唯一の例で、天井の天文図は277個の星を記す東アジア最古の現存例とされる。令和元年(2019年)に国宝へ指...
奈良市の東大寺大仏殿北西にある天平勝宝8年(756年)頃の倉庫建築。北倉と南倉を校倉造、中倉を板倉形式とする双倉形式を伝える唯一の建物で、律令制の正倉を残す唯一の遺構として平成9年に国宝へ指定された。
世界遺産
重要文化財
奈良県橿原市久米町にある江戸時代前期の多宝塔1基である。奈良時代の塔跡に建っており、およそ千年もの隔たりがある。栩葺の三間多宝塔であり、昭和51年(1976年)に重要文化財へと指定された1基になる。る
唐招提寺礼堂は桁行十九間の細長い重要文化財で、南八間が仏堂、北十間が僧房の東室、間に馬道が通る。鼓楼の仏舎利を礼拝する堂で、今も釈迦念仏会が営まれる。建立と改築の来歴もあわせて紹介する。
宇太水分神社末社春日神社本殿は、宇陀市菟田野の宇太水分神社にある室町時代中期の重要文化財。国宝の本殿と同じ一間社隅木入春日造を少し小ぶりに建て、春日大社・興福寺の荘園の縁で勧請されたと伝わる。見どころ...
宇太水分神社末社宗像神社本殿は、宇陀市菟田野の宇太水分神社にある室町時代後期の重要文化財。春日造が4棟並ぶ高台に、ただ1棟の一間社流造として建つ。隣の春日神社本殿との屋根の向きの違い、修理の経緯、瑞垣...
奈良市忍辱山町の圓成寺境内、春日堂・白山堂のすぐ東隣に覆屋で守られて建つ鎌倉時代後期の社殿。一間社春日造で向拝を唐破風とし、奈良県内最古級の例とされる。昭和27年(1952年)に重要文化財に指定された...
奈良市忍辱山町、圓成寺の西南約200メートルの共同墓地に立つ鎌倉時代後期の石造五輪塔。地輪に元亨元年(1321年)と一結衆の銘があり、奈良県内で最古の紀年銘を持つ。高さ約2.34メートル、昭和32年(...
奈良県天理市杣之内町の天理大学附属天理図書館が保管する南北朝時代の写本1帖である。種別の欄は三つの分野にまたがっている。平成3年(1991年)に重要文化財へと指定された、1帖の連歌論書の古写本である。
奈良国立博物館に寄託される重要文化財「熊野十二社権現御正体〈十三尊〉」の魅力を紹介。鍍銀・鍍金の鏡板に浮かぶ十三尊の世界と、熊野信仰の歴史を解説します。
奈良・興福寺に伝わる重要文化財「絹本著色二天王像」は、鎌倉時代に絹地に描かれた仏画で、本来は四天王の一具として制作されながら、現在は二幅のみが現存する貴重な作品です。1180年の南都焼討後の興福寺復興...
奈良・法隆寺に伝わる重要文化財「絹本著色星曼荼羅図」は、平安時代に絹本に描かれた円形四重院の星曼荼羅です。中央に釈迦金輪を配し、周囲を北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿が同心円状に取り巻く宇宙地図のよう...
東大寺戒壇院の千手堂に伝来する、厨子入の木造千手観音立像と木造四天王立像(計5躯)の重要文化財。鎌倉時代後期、文永6年(1269)頃、律僧・円照による千手堂創建にあわせて造立されたとみられ、奈良で活動...
奈良市菩提山の正暦寺に伝わる重要文化財「増壱阿含経 巻第三十(善光朱印経)」は、八世紀・天平宝字三年(七五九年)頃に書写された奈良時代後期写経の名品。法華寺寺主の尼善光が発願した一切経書写事業の遺品と...
その他の文化遺産
玉や主屋は奈良県葛城市當麻の當麻寺門前の角地に建つ江戸時代末期のもと旅籠で、登録有形文化財。西を入母屋造、東を切妻造とした2階建で、外周に格子を立て、壁に「松に鶴」の鏝絵、軒の持送りに宝珠の彫刻を飾る...
奈良県葛城市當麻にある當麻寺中之坊の鎮守社1棟である。建築面積1.4平方メートルの一間社に、千鳥破風と唐破風、二手先の組物を備え、全体に彩色を施す。小品ながら装飾性に富むとされる。令和4年(2022年...
奈良県高市郡明日香村の谷間にある飛鳥時代の工房遺跡である。東西塀を境に北は工房を管理する地区、南は炉の並ぶ工房群とされ、富本銭が日本最古の銅銭と判明した。博物館の設計を変えて保全された。平成13年(2...
奈良県大和郡山市小泉町にある枯山水の書院庭園である。大刈込みの生垣越しに大和東山の諸山が眺められる借景庭園になり、室内から直接見えている。昭和9年(1934年)に国の指定を受けた1件の古い庭園である。
奈良県大和郡山市額田部北町にある鎌倉時代の窯跡である。額安寺の再興のための瓦を焼いたと考えられ、3基のうち最も西の1基が覆屋の下に残る。昭和3年に発見され、翌昭和4年(1929年)に史跡に指定された。
奈良県葛城市寺口にある北向きの前方後円墳である。一つの墳丘のなかに形の違う3基の横穴式石室があり、全長もそれぞれ違っている。昭和53年(1978年)に国の指定を受けた1基の大きな古墳にあたるものである...
奈良県について
「法隆寺地域の仏教建造物」(1993年登録)は世界最古の木造建築群として知られ、飛鳥時代の文化を現代に伝えています。法隆寺五重塔は607年の創建以来1400年以上の歴史を持ち、世界最古の木造塔です。金堂と共に、聖徳太子の仏教興隆の理想を体現する建築群として、その価値は計り知れません。
「古都奈良の文化財」(1998年登録)には、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林が含まれています。東大寺大仏殿は世界最大級の木造建築で、高さ約15メートルの盧舎那仏坐像(奈良の大仏)を安置しています。この大仏は聖武天皇の発願により752年に開眼供養が行われ、全国から総力を結集して造立された国家プロジェクトでした。
興福寺五重塔は高さ50.1メートルで、奈良のシンボルとして親しまれています。春日大社は全国約1,000社の春日神社の総本社で、朱塗りの美しい社殿と約3,000基の石燈籠・釣燈籠で有名です。唐招提寺は鑑真和上が建立した寺院で、金堂は天平建築の最高傑作とされています。
「紀伊山地の霊場と参詣道」(2004年登録)の一部として、吉野山の桜と金峯山寺も世界遺産に含まれています。吉野山は約3万本の山桜で知られ、「一目千本」と呼ばれる壮大な桜の景観を誇ります。
奈良公園には約1,200頭のシカが生息し、神の使いとして大切にされています。シカと戯れる体験は奈良特有の魅力で、鹿せんべいを与える観光客の姿が日常風景となっています。
奈良の食文化では、柿の葉寿司が代表的な郷土料理として知られています。柿の葉の防腐効果を利用した保存食で、鯖や鮭を酢飯に載せて柿の葉で包んだものです。三輪そうめんは1,300年の歴史を持つ日本最古のそうめんで、極細の麺が特徴です。また、奈良漬は酒粕に漬け込んだ伝統的な漬物で、独特の風味と歯ごたえが楽しめます。
伝統工芸では、奈良筆、奈良墨、一刀彫などが有名です。特に奈良墨は1,400年の歴史を持つ書道用墨の最高峰で、品質の高さで全国に知られています。
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この都道府県に存在する文化財の種別と件数。
春日若宮おん祭の芸能 · 阪本踊 · 篠原踊
赤土山古墳 · 飛鳥池工房遺跡 · 飛鳥稲淵宮殿跡
宇陀市松山 · 橿原市今井町 · 五條市五條新町
奥飛鳥の文化的景観
江包・大西の御綱 · 春日若宮おん祭の神事芸能 · 題目立
明神山(送迎山)
赤膚山元窯大型窯 · 赤膚山元窯中型窯 · 赤膚山元窯展示室及び旧作業場
奈良県 の時代
指定文化財に表れる時代区分。
奈良県のホテル・宿
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