奈良県の登録有形文化財
奈良県 · 登録有形文化財
奈良県葛城市、中将姫ゆかりの當麻寺門前に建つ登録有形文化財「玉や主屋」。江戸末期から170年以上の歴史を持つ旅籠建築の魅力と、美しい鏝絵装飾、現在営業中の釜めし店情報をご紹介します。
古代豪族葛城氏が信奉した豊受大神を祀る、國登録有形文化財の中之坊稲荷社。檜皮葺の精緻な屋根と華麗な装飾が織りなす、小さいながらも芸術性溢れる江戸時代の社殿の魅力をご紹介します。
奈良県桜井市に佇む育成幼稚園園舎兼日本聖公会櫻井聖保羅教会礼拝堂は、昭和5年(1930年)に建てられた国登録有形文化財です。1階を幼稚園、2階を礼拝堂とする木造2階建の建築には、シザートラスの小屋組や尖塔アーチ窓など、和洋折衷の意匠が見られます。
奈良県宇陀市榛原の斜面地にひっそりと建つ牛谷家住宅主屋は、ル・コルビュジエ門下の建築家・坂倉準三が率いた建築研究所が1968年に設計した郊外住宅で、2024年12月に国の登録有形文化財に登録されました。深い軒の大屋根、時計回りに連なる一階の部屋割り、放射状に配された垂木など、戦後日本モダニズムの円熟を示す小さな名作です。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造の中庭に建つ江戸末期の小さな土蔵。腰を海鼠壁で装い、入口廻りに額縁を回すなど丁寧に仕上げられ、家の貴重品を納めた。その手仕事の質が登録の理由となっている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で、もとカマヤと内蔵を結ぶ江戸末期の南北に長い建屋。中庭側の西面を吹放ちの通路とし、東面は敷地の東塀を兼ねる。屋敷構を束ねる連結の建築として平成十三年に登録された。
奈良県斑鳩町龍田の造り酒屋・太田酒造の主屋。屋根の瓦銘から文政十二年(一八二九)と建立年が判明し、この地方の町家を編年する基準的な一棟とされる。今も銘酒「初時雨」の蔵元の店舗として使われている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造に残る江戸末期の茶室。主屋の奥、中庭を隔てて建つ床付き三畳台目の小間で、西面に躙口を開き、南の土庇が待合を兼ねる。酒屋が茶室を構えたことに当家の財力がうかがえる。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で最大の建物。石積基礎に載り、敷地西辺に長大な壁面を見せる明治初期の仕込蔵で、南妻面で南大蔵に接続する。醸造がつくり出した歴史的景観への寄与が登録の理由である。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造の明治初期の大きな醸造蔵。居住区画と北西の醸造区画をつなぐ位置に建ち、東長屋と西大蔵に接する。連なる蔵が龍田の醸造の町並みを形づくるうえで中心的な役割を担う。
昭和8年(1933年)に宮大工・中川吉治郎の設計で竣工した旧生駒町役場庁舎は、入母屋破風や伝統的な和風意匠を備えた国登録有形文化財です。現在は生駒ふるさとミュージアムとして、生駒の歴史と文化を伝える郷土資料館に生まれ変わっています。
奈良県橿原市にある旧六十八銀行八木支店は、1928年竣工のルネサンス風鉄筋コンクリート建築。登録有形文化財に指定されたこの名建築は、現在フレンチレストランとして蘇り、歴史と美食が融合する特別な空間を提供しています。
奈良女子大学構内に建つ佐保会館は、1928年に皇太子殿下(昭和天皇)の御成婚を記念して建設された同窓会館です。建築家・岩崎平太郎の設計による木造2階建の近代和風建築で、入母屋造の堂々たる外観と、格天井の大ホールや透かし欄間の和室など巧みな意匠が評価され、2005年に国の登録有形文化財に登録されました。
奈良市三条通り沿いに建つ浄教寺掲示板舎は、寺院の掲示板建築として全国でも極めて珍しい国登録有形文化財です。フェノロサの歴史的講演の地としても知られる浄教寺の魅力と見どころを紹介します。
奈良市三条通りに南面して建つ浄教寺山門は、江戸時代末期の薬医門として国登録有形文化財に登録されています。蟇股や木鼻に施された精緻な彫刻、フェノロサの歴史的講演の舞台となった浄教寺の見どころやアクセス情報を詳しくご紹介します。
奈良県葛城市、當麻寺の門前に建つ玉や離れ座敷は、江戸末期に創業した旅籠の奥に設けられた離れの客間です。登録有形文化財に指定された趣ある空間で、中庭を望みながら奈良の食材を活かした釜めしを味わうことができます。
大正15年竣工の南都銀行本店は、辰野金吾の弟子・長野宇平治が設計したギリシア復興様式の名建築です。イオニア式円柱の羊の彫刻が特徴的な奈良県登録有形文化財第一号で、古都奈良の近代化を今に伝えています。
奈良県大和郡山市の旧街道沿いに建つ葉本家住宅主屋は、明治初期の両替商の町屋として国登録有形文化財に登録されています。出格子や虫籠窓が調和した端正な外観と、名指物師・川崎幽玄の祖父による精緻な建具や欄間が見どころです。