出羽三山や山寺など霊場文化が息づく山形。宝物や伝承、拝観のポイントをまとめて紹介。
国宝
山形県鶴岡市の羽黒山参道に建つ室町時代初期の五重塔。高さ29メートル余、三間五層の杮葺・素木造で、塔として正規の手法をとる。広島の明王院五重塔と並ぶ室町時代の代表例として、昭和41年に国宝へ指定された...
米沢藩主上杉家に伝わった2018通の古文書群。足利尊氏の安堵状から上杉鷹山の書状まで、鎌倉から江戸の四百年を収め、受け取られた当時の折りや封のまま残る。2001年、武家文書として初めて国宝に指定された...
鎌倉時代の刀工・真光による国宝の太刀。天正10年(1582年)、武田勝頼を滅ぼした織田信長が三河吉田城で徳川の老臣・酒井忠次に黄金二百両とともに授けた。糸巻太刀拵とともに山形県鶴岡市の致道博物館に伝わ...
「信房作」の三字を切る、細身で深く反る平安期の太刀。古備前の名工が鍛えた現存最古級の在銘刀で、徳川家康から酒井忠次へ授けられ、庄内藩酒井家に代々伝来した。附の糸巻太刀拵とともに、山形・鶴岡の致道博物館...
土偶/山形県西ノ前遺跡出土は、山形県舟形町の西ノ前遺跡から出土した縄文時代中期の土偶で、平成24年に国宝に指定された。高さ45センチの現存最大級の土偶で、「縄文の女神」と呼ばれ、山形県立博物館で常設展...
織田信長が上杉謙信へ贈ったと伝わる国宝の屏風。狩野永徳が金地に京の市中と郊外を描き、約2485人の人々や祇園祭の山鉾、御所や清水寺といった名所がひしめく。原本は春秋の期間限定公開で、米沢市上杉博物館が...
重要文化財
白鷹町深山の観音寺観音堂は、深山観音と呼ばれる方三間・宝形造茅葺の仏堂。円柱や舟肘木に平安末期を思わせる古様、内部に禅宗様の虹梁を持つ室町後期の建築で、昭和28年(1953年)に国の重要文化財となった...
山形市の旧山形師範学校本館は、明治34年(1901年)に建てられた木造2階建の校舎。時計塔の名残の塔屋を中心に左右対称の姿を見せ、レンガ下地のモルタル塗り外壁は耐火の工夫として貴重。県立博物館の教育資...
山形県米沢市の旧米沢高等工業学校本館は、明治43年(1910年)に竣工した正面94メートルの木造2階建の校舎。ルネサンス様式を基調とし、山形大学工学部の構内に建つ。内部は開館日に事前申込みで見学できる...
山形県鶴岡市の金峯神社本殿は、慶長13年(1608年)に最上義光を大檀那として建てられたと考えられる修験の本殿。もこし付の禅宗様仏殿形式に神社本殿の身舎を組み合わせ、もこし正面を向唐破風造とする特異な...
山形県鶴岡市の鶴岡カトリック教会天主堂は、明治36年(1903年)に旧庄内藩家老の屋敷跡に建てられた三廊式の木造教会堂。赤い塔屋と、フランスから贈られた黒い聖母マリア像で知られる。見学は無料(日曜午前...
山形県鶴岡市の致道博物館に佇む旧鶴岡警察署庁舎は、明治17年に建てられた擬洋風建築の傑作です。大工棟梁・高橋兼吉が手がけた和洋折衷の美しい意匠、保存修復の歩み、見どころやアクセス情報をご紹介します。
山形県米沢市丸の内の上杉博物館が保管する安土桃山時代の絵図1鋪である。解説文の欄は「詳細解説参照」の一句のみである。描かれた土地は新潟県にあたる。平成13年(2001年)に重要文化財へ指定された1鋪。
山形県米沢市の上杉神社が所蔵する浅葱地花葉文緞子胴服は、南蛮貿易で渡来したイタリアやイスパニア方面の緞子を表地とし、桃山時代の特色をよく示す仕立てで作られた重要文化財。家老・直江兼続が着用したと伝わる...
山形県酒田市の本間美術館が所蔵する重要文化財。現存する『伊勢物語』諸本のなかで段数が最も少ない塗籠本系統に属し、一一五段・一九八首を綴葉装の斐紙に書写する。定家本とは異なる古い本文を残す貴重な一帖であ...
山形県鶴岡市の致道博物館が所蔵する色々威胴丸。徳川四天王筆頭・酒井忠次の所用と伝わる室町時代末の重要文化財で、兜・頬当・大袖・籠手をそなえた一具。紫・紅・白の縅糸、阿古陀形の筋兜、銀象嵌で鼻髭を施した...
山形県米沢市の上杉神社に伝わる色々威腹巻〈兜・壺袖付〉。胴を背面で引き合わせる室町期の鎧で、三色以上の絹紐で小札を綴じ、兜の前立に飯綱権現を頂く。伝上杉謙信所用、昭和34年指定の重要文化財で、稽照殿に...
宝永4年に米沢藩庫から破損状態で発見された越後国瀬波郡絵図。慶長2年以前に上杉氏の領国検地を反映して描かれ、城郭や村落、知行人名や縄高を彩色と墨書で記す。近世最初期の郡絵図の希少な現存例として重要文化...
その他の文化遺産
山形県米沢市矢来にある縄文時代前期の集落遺跡である。全長43.5メートルの大型竪穴住居があり、8棟が30センチの間隔で弧状に並ぶ。出土は石器の未成品と剥片が大半を占める。平成9年(1997年)に史跡に...
山形県鶴岡市羽黒町玉川にある玉川寺の蓬莱型庭園である。1455年に禅師が作庭し、1648年に羽黒別当が修築、江戸後期に完成した。五つの池を三つの中島でつなぐ。昭和62年(1987年)に名勝の指定を受け...
山形県東置賜郡高畠町時沢にある縄文時代の洞窟の遺跡である。上洞と下洞とがあり、遺物の多くは下洞のほうから出土している。昭和58年(1983年)に国の指定を受けた1件の古く大きな洞窟の遺跡にあたるもの。
山形県尾花沢市の銀山温泉街、銀山川北岸に建つ大正時代の木造3階建1棟である。1階の表通り側に浴室を置く当地の典型で、塔屋状の玄関と川を望む縁が温泉街の風情をつくる。令和5年(2023年)に登録された。
山形県新庄市の萩野・仁田山地区に伝わる鹿子踊。全国では珍しくシカではなくカモシカを模した一人立ちの7頭が、長幕をまとい鞨鼓を打ちながら舞う。県指定無形民俗文化財で、毎年8月の新庄まつりに戸沢神社へ奉納...
山形県酒田市黒森地区で毎年2月15日・17日、日枝神社へ奉納される農村歌舞伎。屋根のない舞台で雪のなか演じられることから雪中芝居と呼ばれ、約500点の衣装と約50種の伝承演目を素人の一座が守り続けてき...
山形県について
米沢市上杉博物館所蔵の「上杉本洛中洛外図屏風」は室町時代の京都の様子を描いた国宝で、狩野永徳の作品とされています。当時の京都の町並みや庶民の生活が細かく描かれており、歴史資料としても極めて価値の高い作品です。
山寺(立石寺)は貞観2年(860年)に慈覚大師円仁によって開山された天台宗の古刹で、松尾芭蕉の「奥の細道」でも有名な霊場です。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句で知られ、1015段の石段を登って山頂の奥之院まで参詣できます。山全体が修行の場となっており、断崖絶壁に建つ建物群は圧巻の景観を作り出しています。
出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)は古来から山岳信仰の聖地として崇められてきました。羽黒山五重塔は平安時代の建築で、東北地方では最古の五重塔として国宝に指定されています。杉並木の中に佇む姿は神秘的な美しさを醸し出しています。月山は標高1,984メートルの活火山で、夏でも雪が残る美しい山容が特徴です。
蔵王連峰は山形・宮城県境の山系で、冬の樹氷(スノーモンスター)で世界的に有名です。蔵王温泉は開湯1900年の歴史を持つ古湯で、強酸性の硫黄泉が特徴です。春から秋にかけては高山植物や紅葉を楽しめ、蔵王エコーラインでお釜(五色湖)まで車でアクセスできます。
銀山温泉は大正時代の建築が残る温泉街で、ガス灯に照らされた夜の街並みは大正ロマンを感じさせます。NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台としても有名になり、現在は外国人観光客にも人気の温泉地となっています。
最上川は山形県を流れる一級河川で、松尾芭蕉が「五月雨をあつめて早し最上川」と詠んだ名川です。最上川舟下りでは、船頭の舟歌を聞きながら渓谷美を楽しめます。特に紅葉の季節は絶景が広がります。
山形の食文化では、さくらんぼが全国的に有名で、全国生産量の約7割を占めています。佐藤錦、紅秀峰などの高級品種を生産し、「さくらんぼ王国やまがた」として知られています。米沢牛は日本三大和牛の一つで、上杉鷹山の時代から牛の飼育が行われていました。芋煮は秋の風物詩で、里芋、牛肉、ネギなどを醤油ベースの汁で煮込んだ郷土料理です。
花笠まつりは山形市で8月に開催される夏祭りで、「花笠音頭」に合わせて踊る集団舞踊が見どころです。紅花で飾った笠を手に持って踊る姿は優雅で美しく、山形の夏を代表する風物詩となっています。
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この都道府県に存在する文化財の種別と件数。
安久津延年 · 萩野・仁田山鹿子踊 · 黒川能
左沢楯山城跡 · 伊佐沢の久保ザクラ · 一ノ坂遺跡
最上川上流域における長井の町場景観 · 最上川の流通・往来及び左沢町場の景観
黒川能 · 松例祭の大松明行事 · 新庄まつりの山車行事
庄内の笹巻製造技術
安良町公民館(旧鶴岡警察署大山分署) · 石名坂家住宅蔵 · 石名坂家住宅主屋
山形県 の時代
指定文化財に表れる時代区分。
山形県のホテル・宿
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山形駅西口から徒歩5分。ビジネス・観光に最適。目の前にやまぎん県民ホール。学会会場山形テルサそば。
市街地の中心十日町に立地。ビジネス・観光に最適。
JR米沢駅より徒歩約5分!全室Wi-Fi・最上階に無料貸切風呂・上杉神社まで車で約7分
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JR酒田駅より徒歩約3分!駐車場無料・全室Wi-Fi・スマートTV・各階電子レンジ
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