鶴岡カトリック教会天主堂とは

鶴岡カトリック教会天主堂は、山形県鶴岡市馬場町に明治36年(1903年)に建てられた木造の教会堂で、昭和54年(1979年)5月21日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「つるおかかとりっくきょうかいてんしゅどう」。

文化庁の記録では、木造、建築面積216.3平方メートル、一階建で一部中二階、正面に塔屋と下足室を備える。指定番号は02084、所有者はカトリック新潟教区である。

家老屋敷跡に建った教会

鶴岡ツーリズムビューローによれば、天主堂はフランス人のダリベル神父の全財産と寄付によって、庄内藩の家老屋敷の跡に建てられた。庄内観光コンベンション協会は、旧庄内藩家老の末松家の屋敷跡とし、入口の門に武家屋敷の面影が残るとしている。

文化庁によれば、設計はフランス人神父、施工は日本人の大工である。鶴岡ツーリズムビューローは、設計者を、新潟県佐渡市の両津教会など日本の教会堂を数多く手がけたパピノ神父としている。

重要文化財としての価値

鶴岡カトリック教会天主堂は昭和54年(1979年)に重要文化財に指定された。文化庁の解説は、三廊式のバシリカ型平面をもつ木造の教会堂で、ロマネスクにゴシックを加えた様式による上品で清楚な意匠をもち、東北地方の教会堂の遺例として重要としている。

見どころ

白い外壁に赤い塔屋が目を引き、塔屋の高さは23.7メートル(鶴岡ツーリズムビューロー)。堂内は高い天井をリブ・ヴォールトの曲面で架けた三廊式の聖堂である(庄内観光コンベンション協会)。

聖堂の左側の副祭壇には「黒い聖母マリア像」が安置されている。庄内観光コンベンション協会によれば、天主堂の完成を記念してフランスのデリヴランド修道院から贈られた像で、国内ではここだけにある。ステンドグラスとは異なる独自の技法でつくられた「窓絵」も見どころとされる(鶴岡ツーリズムビューロー)。

見学について

鶴岡ツーリズムビューローによれば、見学時間は4月から9月が午前8時から午後6時、10月から3月が午前8時から午後5時で、見学は無料。毎週日曜日はミサのため、午前中に見学できない時間帯がある。教会は祈りの場なので、静かに見学したい。

交通は、JR鶴岡駅から湯野浜温泉方面のバスで約10分、「市役所前」で降りて徒歩5分(鶴岡ツーリズムビューロー)。車では山形自動車道の鶴岡インターチェンジから約10分で、庄内観光コンベンション協会は鶴岡市役所の第二駐車場などの利用を案内している。問い合わせ先は鶴岡カトリック教会(電話0235-22-0292)。

Q&A

Q鶴岡カトリック教会天主堂はいつ建てられましたか?
A明治36年(1903年)です(文化庁)。
Q鶴岡カトリック教会天主堂の建築の特徴は?
A三廊式のバシリカ型平面の木造教会堂で、ロマネスクにゴシックを加えた様式です(文化庁)。
Q黒い聖母マリア像とは何ですか?
A天主堂の完成を記念してフランスのデリヴランド修道院から贈られた像で、聖堂左側の副祭壇に安置されています(庄内観光コンベンション協会)。
Q鶴岡カトリック教会天主堂は見学できますか?
A無料で見学できます。4月~9月は8時~18時、10月~3月は8時~17時で、日曜の午前はミサのため見学できない時間帯があります(鶴岡ツーリズムビューロー)。
Q鶴岡カトリック教会天主堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和54年(1979年)5月21日です。

基本情報

名称鶴岡カトリック教会天主堂(つるおかかとりっくきょうかいてんしゅどう)
所在地山形県鶴岡市馬場町7番地40
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和54年(1979年)5月21日指定
員数1棟
寸法木造、建築面積216.3平方メートル、一階建、一部中二階、正面塔屋及び下足室付
所有者カトリック新潟教区
公開状況見学可(無料。日曜午前はミサのため一部不可)

参考文献

鶴岡カトリック教会天主堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/188
鶴岡カトリック教会 天主堂(つるおか観光ナビ)
https://www.tsuruokakanko.com/spot/480
鶴岡カトリック教会 天主堂(やまがた庄内観光サイト)
https://mokkedano.net/spot/30260

最終更新日: 2026.10.14