日光の華麗な社寺をはじめ静謐な寺院が並ぶ栃木。国宝の彫刻や景観を解説し、初訪問向けの巡り方を提案。
国宝
栃木県大田原市湯津上の笠石神社が所有する石碑1基である。碑文にみえる永昌は、中国において周を建国した武則天の元号である。重要文化財を経ることなく、昭和27年(1952年)に国宝へと指定された1基である...
鑁阿寺本堂は栃木県足利市家富町にある真言宗の仏堂。弘安10年の落雷で焼損した堂を足利貞氏が正安元年(1299年)に再建した。密教本堂の平面を保ちながら内外に禅宗様の詰組を用い、外来様式の受容を示す遺構...
栃木県日光市に位置する輪王寺大猷院霊廟は、徳川三代将軍・家光公の廟所として承応2年(1653年)に造営されました。国宝の本殿・相の間・拝殿をはじめ22件の指定文化財建造物が建ち並び、ユネスコ世界遺産「...
世界遺産
重要文化財
栃木県那須塩原市にある旧青木家那須別邸は、明治時代に外務大臣を務めた青木周蔵が建てたドイツ風洋館で、国の重要文化財に指定されています。ドイツで12年間建築を学んだ松ヶ崎萬長が設計した日本国内唯一の現存...
栃木県益子町にある円通寺表門は、応永9年(1402年)建立と伝わる唐様式四脚門の重要文化財。大胆かつ独創的な意匠と流麗な彫刻が室町時代の特色を今に伝えます。
栃木県真岡市に鎮座する大前神社は、1500年以上の歴史を持つ延喜式内社です。だいこく様とえびす様を祀り、宝永4年(1707年)建立の本殿と17世紀末期の拝殿及び幣殿は、名工・島村円哲による極彩色の装飾...
栃木県日光市の旧日光田母澤御用邸は、天保年間から大正十年までに建てられた十棟が、平成十五年に国の重要文化財に指定された。赤坂から移築された紀州徳川家中屋敷を含む百六室が、一続きの屋根の下に連なる。明治...
栃木県芳賀郡益子町の西明寺三重塔は、天文6年(1537)建立とされる国の重要文化財。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様と重ごとに様式が変わり、総高は約17.9メートル。銅板葺の屋根も塔としては珍しい...
栃木県芳賀郡益子町の西明寺本堂内陣、須弥壇上に据えられた黒漆塗の厨子。内部柱の墨書は応永元年(1394)を示すが、文化庁の解説は細部の手法から明応年間の楼門と同時期の作とも記す。昭和37年に重要文化財...
栃木県日光市の二荒山神社中宮祠宝物館に伝わる「金銅装神輿」三基は、南北朝時代に制作された国指定重要文化財。坂東風の力強い造形と精緻な金銅装飾を備え、毎年春の例祭「弥生祭」で実際に渡御する、約700年の...
栃木県日光市の日光二荒山神社が伝える重要文化財「三鈷柄剣」。密教の三鈷杵をかたどった金銅製の柄に平安時代の古剣を組み合わせた、神仏習合の祈りを今に伝える稀有な宝物です。剣身と柄が当初の姿を留める数少な...
栃木県足利市・光得寺が所蔵する厨子入木造大日如来坐像は、足利源氏の祖・足利義兼が晩年自ら背負って巡歴したと伝わる、像高約32センチの小さくも荘厳な金剛界大日如来像です。X線調査で運慶作品と共通する納入...
栃木県宇都宮市の大谷寺に伝わる「大谷磨崖仏」は、自然の岩窟の壁面に4組10体の仏像が彫り出された、日本を代表する磨崖仏です。本尊の千手観音をはじめ、釈迦・薬師・阿弥陀の三尊像が並び、特別史跡と重要文化...
淡路国大田文は、承久の乱直後の貞応2年(1223年)に作成された淡路国の土地台帳の原本です。執権北条泰時の命により守護長沼宗政が指揮し、淡路国二郡の荘園・公領の田畠面積と地頭配置を詳細に記録しています...
その他の文化遺産
栃木県下野市・天平の丘公園内にある国登録有形文化財「旧山中家住宅主屋」。江戸時代末期の農家建築を古民家カフェとして活用し、二重梁や土間など見応えある空間でくつろぎのひとときを。約500本の桜が咲く公園...
栃木県栃木市嘉右衛門町に佇む油伝味噌東蔵。明治時代に名工・三富清兵衛が手がけた土蔵造は国の登録有形文化財。240年以上の歴史を持つ老舗味噌蔵で味わう田楽とクラフトビール、小江戸の風情をご紹介。
飯塚家住宅新宅文庫蔵は、新宅主屋のすぐ裏手に建つ明治四十一年の二階建土蔵。構造材まで漆喰で塗込めた丁寧で堅牢なつくりで、書類や家財を火から守った。現在は宿泊施設「飯塚邸」のロフト式客室として使われてい...
飯塚家住宅本宅表門は、江戸末期に建てられた敷地内最古の建造物。本宅の主屋は昭和後期に失われ、この大型の棟門が離れや脇門とともに旧本宅を残す。歴史的景観への寄与により登録された。通りから見学できる。
飯塚家住宅新宅中庭木戸は、文庫蔵と主屋背面を矩折れに繋ぎ、奥座敷前の中庭を囲う小さな構え。連子と菱子を入れた透かしの板塀が光と視線を通し、邸内の私的空間を静かに整える。明治四十一年頃の建築である。
飯塚家住宅新宅裏門は、明治四十年頃に敷地の背面に建てられた木造の門。裏門ながら良材を用い、大規模で格式ある形式を備えて屋敷背面の景観を整える。冠木と腕木を用いた切妻・桟瓦葺で、外からも見学できる。
栃木県について
「日光の社寺」(1999年登録)は、日光東照宮、日光二荒山神社、日光輪王寺の103棟の建造物群が世界文化遺産として登録されています。この中で特に重要なのが日光東照宮で、徳川家康を神格化して祀った霊廟です。
日光東照宮の陽明門は「日暮御門」とも呼ばれ、その美しさに一日中見ていても飽きないことからこの名が付けられました。門には508体の彫刻が施されており、左甚五郎作とされる「見ざる言わざる聞かざる」の三猿の彫刻でも有名です。本殿、石の間、拝殿が一体となった権現造りの建築は、江戸時代初期の装飾美術の粋を集めた傑作です。
輪王寺大猷院は徳川家光(大猷院殿)の霊廟で、東照宮に劣らぬ豪華な装飾が施されています。315体の龍の彫刻で飾られた唐門は特に見事で、江戸時代の彫刻技術の最高峰を示しています。本殿、相の間、拝殿が国宝に指定されており、金箔と漆で彩られた華麗な内部装飾は圧巻です。
華厳の滝は中禅寺湖から流れ落ちる滝で、高さ97メートルの壮大なスケールを誇ります。奥日光を代表する景勝地で、特に紅葉の季節は絶景として多くの観光客が訪れます。エレベーターで観瀑台に降りると、間近で滝の迫力を感じることができます。
中禅寺湖は標高1,269メートルに位置する高地湖で、男体山の噴火によってできたせき止め湖です。周囲約25キロメートルの美しい湖で、遊覧船での湖上クルーズが人気です。湖畔には中禅寺温泉があり、四季を通じて多くの観光客が訪れます。
那須高原は那須岳の南麓に広がる高原リゾート地で、標高200メートルから1,000メートルに及ぶ広大なエリアです。那須御用邸があることでも知られ、牧場、美術館、アウトレットモールなど多様な施設があります。那須サファリパークや那須ハイランドパークなどのテーマパークも人気です。
益子町は益子焼で有名な陶芸の町で、春と秋に開催される陶器市には全国から多くの人が訪れます。濱田庄司をはじめとする人間国宝も輩出しており、民藝運動の中心地の一つでもありました。現在も多くの窯元が活動しており、伝統技法を守りながら現代的な作品作りも行われています。
栃木の食文化では、湯波(ゆば)が最も有名で、日光の名産品として知られています。大豆の豊富な栄養を含む湯波は精進料理の重要な食材として発達し、現在も多様な湯波料理が楽しめます。宇都宮餃子は市民一人当たりの消費量が日本一とされ、市内には多くの餃子専門店があります。
とちおとめは栃木県が開発したイチゴの品種で、甘味と酸味のバランスが良く、全国的に人気があります。かんぴょうの生産量は全国シェアの95%以上を占めており、夕顔を細く剝いて乾燥させた伝統的な食材です。
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この都道府県に存在する文化財の種別と件数。
生子神社の泣き相撲 · 下野の水車習俗 · 栃窪の天念仏
足尾銅山跡/通洞坑/宇都野火薬庫跡/本山坑/本山動力所跡/本山製錬所跡/本山鉱山神社跡 · 足利学校跡(聖廟及び附属建物を含む) · 足利氏宅跡(鑁阿寺)
栃木市嘉右衛門町
鹿沼今宮神社祭の屋台行事 · 烏山の山あげ行事 · 川俣の元服式
宇都宮大学庭園 · 巖華園 · 新藤氏庭園
足尾キリスト教会 · 足尾銅山電話資料館(旧足尾銅山電話交換所) · 足利銀行黒羽支店(旧黒羽銀行)
栃木県 の時代
指定文化財に表れる時代区分。
栃木県のホテル・宿
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地元の旬菜にこだわる食事&施設充実のトップリゾート
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