旧青木家那須別邸とは
旧青木家那須別邸は、栃木県那須塩原市青木にある明治21年(1888年)の農場の別荘で、平成11年(1999年)12月1日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「あおきけなすべってい」。
文化庁の記録では、木造2階建、一部平屋建、鉄板葺で、建築面積318.9平方メートル。指定番号は02371である。
那須野が原の開墾農場の別荘
青木開墾は、明治時代の殖産興業政策に基づいて那須野が原一帯に開かれた大農場のひとつで、明治14年(1881年)の創設である(文化庁)。旧青木家那須別邸は農場の管理を兼ねた別荘で、中央棟は明治21年(1888年)の竣工、設計はドイツの建築を日本に紹介した松ヶ崎萬長である。
中央棟の東西に接続する東棟と西棟は明治42年(1909年)の増築で、中央棟の屋上の物見台もこのときに設けられた(文化庁)。
重要文化財としての価値
文化庁は、那須野が原の開拓の歴史と開拓農場経営者であった元勲たちの生活を物語る数少ない建築として重要で、松ヶ崎萬長の国内で現存唯一の作品としても貴重とする。平成11年(1999年)12月1日に重要文化財に指定された。
鱗形のスレートとドイツ建築の影響
軽快な外観をつくるとともに、内部も階段ホールなどの空間構成が優れており、鱗形のスレートで覆われた外壁に特色がある(文化庁)。構造面では、軸組や小屋裏の扱いなどにドイツ建築の影響が強く現れている。
見どころ
鱗形のスレートで覆われた外壁と、屋上の物見台、内部の階段ホールに注目したい(文化庁)。
見学について
とちぎ明治の森記念館として公開されている。栃木県の条例によれば、観覧料は大人200円、小・中学生100円である。開館時間・休館日は規則で定めるとされ、公式の案内で確認したい。
Q&A
- 旧青木家那須別邸はいつ建てられましたか?
- 中央棟が明治21年(1888年)、東棟・西棟が明治42年(1909年)です(文化庁)。
- 旧青木家那須別邸を設計したのは?
- 松ヶ崎萬長です(文化庁)。
- 旧青木家那須別邸の外壁の特徴は?
- 鱗形のスレートで覆われています(文化庁)。
- 旧青木家那須別邸の観覧料は?
- 大人200円、小・中学生100円です(栃木県条例)。
- 旧青木家那須別邸が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 平成11年(1999年)12月1日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 旧青木家那須別邸(あおきけなすべってい) |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県那須塩原市青木27番地2462・29番地6 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成11年(1999年)12月1日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、一部平屋建、鉄板葺、建築面積318.9㎡ |
| 所有者 | 栃木県 |
| 公開状況 | とちぎ明治の森記念館(大人200円) |
参考文献
- 旧青木家那須別邸(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2078
- とちぎ明治の森記念館条例(栃木県)
- https://www.pref.tochigi.lg.jp/reiki/reiki_honbun/e101RG00000612.html?id=j2
最終更新日: 2026.10.18