松島の寺院景観から仙台の城跡まで、東北の名所が集う宮城。主要文化財の見どころと拝観情報をわかりやすく。
国宝
宮城県仙台市の大崎八幡宮は慶長12年(1607年)に伊達政宗が創建した。本殿と拝殿を床の低い石の間でつなぐ権現造の現存最古の例で、長押上を胡粉極彩色、下を総黒漆塗りとする。昭和27年に国宝へ指定された...
宮城県松島町の瑞巖寺にある慶長14年(1609年)上棟の方丈で、桁行13間、梁間8間。書院造で10室に画し、部屋はそれぞれ襖絵の題材で呼ばれている。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された1棟である...
仙台市博物館が保管する47点の資料群で、支倉常長が欧州から持ち帰ったもの。ローマ市公民権証書や油彩の肖像画を含み、常長の没後は仙台藩切支丹改所に保管された。平成13年(2001年)に国宝へ指定された。
2024年8月に国宝指定された多賀城碑は、日本三古碑の一つで8世紀の辺境統治を今に伝える貴重な史跡。仙台から30分、無料で見学できる古代のタイムカプセルと四季の美しさ、そして俳聖・芭蕉が感涙した歴史ロ...
宮城県松島町の国宝・瑞巖寺庫裏及び廊下は、伊達政宗が慶長14年(1609年)に建立した桃山建築の傑作です。日本に2棟しかない国宝庫裏のひとつであり、庫裏と本堂をつなぐ廊下も日本唯一の国宝指定。その見ど...
平安時代の延久5年(1073年)に大江家国が書写した『史記』孝文本紀第十は、年代の判明する世界最古の『史記』写本として国宝に指定されています。漢文訓読の貴重な訓点を残し、日本語史・学問伝承の第一級資料...
重要文化財
宮城県仙台市若林区にある慶長12年(1607年)竣工の仏堂で、桁行5間、梁間5間、一重の入母屋造。妻飾りは素木造で、内部の厨子は豊かな装飾をもつ。明治36年(1903年)に重要文化財に指定された1棟。
宮城県角田市に佇む高蔵寺阿弥陀堂は、治承元年(1177年)に藤原秀衡の妻により建立された国指定重要文化財です。東北に現存する平安時代の建造物わずか3棟の一つであり、中尊寺金色堂・白水阿弥陀堂と並ぶ東北...
宮城県角田市の高蔵寺境内に佇む旧佐藤家住宅は、国指定重要文化財の江戸時代中期の中農家住宅。茅葺の寄棟造や鳥居建の古式構造など、仙台藩の農家建築の原型を今に伝える貴重な文化遺産です。
宮城県塩竈市の一森山に鎮座する鹽竈神社は、陸奥国一之宮として古代から崇敬を集めてきた古社です。仙台藩4代藩主伊達綱村が着工し、5代藩主伊達吉村の宝永元年(1704年)に竣工した社殿14棟と石鳥居は、平...
宮城県仙台市青葉区土樋の東北学院旧宣教師館は、明治20年頃に建てられた木造洋風住宅で、平成28年に重要文化財に指定された。デフォレスト館の通称で知られ、外国人宣教師住宅の最初期の例。現在は外観のみ見学...
宮城県登米市登米町の旧登米高等尋常小学校校舎は、明治21年に建てられた木造二階建のコの字型校舎で、昭和56年に重要文化財に指定された。設計は宮城県技手の山添喜三郎。現在は教育資料館として公開されている...
嘉暦元年(1326年)、瑞巌寺の前身・円福禅寺の庫裏に掛けられた銅鋳の雲版。蓮華の撞座と日月の意匠を持つ国重要文化財を、松島・瑞巌寺青龍殿で。
宮城県松島町・雄島の南端に立つ「奥州御島頼賢碑」は、徳治2年(1307)に22年間島から出ずに修行を続けた僧・頼賢の徳をたたえ、弟子30余人が建てた高さ3メートル超の粘板岩製の石碑です。碑文は18行6...
青森県亀ヶ岡遺跡から出土したと伝わる、長さ9センチの完形の硬玉(翡翠)製磨製石斧。1973年に重要文化財に指定された本品は、宮城県多賀城市の東北歴史博物館に収蔵されています。糸魚川から津軽へ、縄文時代...
北海道日高のアイヌの家に宝刀として伝来した白長覆輪太刀。総銀造の拵に鍍金の痕跡を残す鎌倉時代の異式太刀で、蝦夷拵の古例として希少。宮城県多賀城市の東北歴史博物館に所蔵される重要文化財。
その他の文化遺産
宮城県登米市にある大正期の大型土蔵で、桁行15間、梁間4間、建築面積186平方メートル。開口部が少なく、洋小屋組風の疑似トラスを帯鉄とボルトで締めている。令和3年(2021年)に登録有形文化財となった...
宮城県栗原市にある古墳時代前期後半の大規模な集落遺跡である。幅2から4メートルの大溝と材木塀に囲まれ、焼けた竪穴建物から銅鏡などが多数出土した。平成29年に国の史跡となったが、現在は見学できない遺跡。
宮城県大崎市にある奈良時代の瓦窯跡で、多賀城の創建期の瓦を供給した窯である。長く未調査だったが、令和3年度からの発掘調査で瓦窯6基と木炭窯1基が確認された。昭和51年(1976年)に国の史跡となった。
宮城県大崎市岩出山にある江戸時代の学問所と庭園である。文化庁は江戸時代の学問所として遺存する最古の建物とする。昭和8年(1933年)に国の史跡および名勝に指定された。主屋は震災で倒壊し、復旧している。
1953年竣工の鉄筋コンクリート造5階建の旧大学図書館。縦長窓を巧みに配して3階建風の均整ある外観にまとめた戦後モダニズム建築の好例で、2014年に国の登録有形文化財に登録されました。仙台市の東北学院...
東北大学片平キャンパスの本多記念館は、KS鋼を開発した本多光太郎の在職25周年を記念して昭和16年に建てられた鉄筋コンクリート造の建物である。玄関ホールから楕円平面の階段室へ大理石が続く。令和3年に登...
宮城県について
大崎八幡宮の社殿は1607年に伊達政宗によって創建された桃山建築の傑作で、国宝に指定されています。黒漆塗りに極彩色の彫刻を施した華麗な装飾が特徴で、権現造の代表例とされています。どんと祭の裸参りでも有名で、毎年1月14日には数千人の参拝者が白装束で参詣します。
瑞巌寺は伊達家の菩提寺として知られる臨済宗の古刹で、本堂・庫裏・廊下が国宝に指定されています。828年に慈覚大師によって開山され、1609年に伊達政宗が現在の建物を建立しました。内部の襖絵や彫刻は桃山美術の粋を集めた見事なものです。
松島は日本三景の一つで、松島湾に浮かぶ260余りの小島が織りなす絶景で知られています。平安時代から歌枕として詠まれ、松尾芭蕉も「奥の細道」で松島の美しさに感動したと記されています。遊覧船での島巡りが人気で、四季折々の美しさを楽しめます。
仙台城跡(青葉城跡)は伊達政宗が築いた城で、現在は青葉山公園として整備されています。城跡からは仙台市街を一望でき、伊達政宗騎馬像も有名な撮影スポットです。1945年の空襲で建物は失われましたが、石垣や堀の一部が当時の面影を残しています。
蔵王連峰は宮城・山形県境にまたがる山系で、樹氷(アイスモンスター)で有名です。冬季にはスキーリゾートとして賑わい、春から秋にかけては高山植物や紅葉を楽しめます。蔵王エコーラインは山頂付近まで車でアクセスでき、御釜(五色湖)の神秘的な色合いが見どころです。
宮城の食文化は海の幸と山の幸に恵まれています。牛タンは仙台名物として全国に知られ、厚切りの牛舌を炭火で焼いた料理です。1948年に太助で初めて提供され、現在は仙台の代表的グルメとなっています。笹かまぼこは宮城の代表的な水産加工品で、新鮮な白身魚のすり身を笹の葉の形に成型した蒲鉾です。
ずんだ餅は枝豆をすり潰して作ったずんだ(じんだん)を餅にまぶした郷土料理で、仙台を代表するスイーツです。宮城の米どころとしても知られ、ひとめぼれ、ササニシキなどの良質な米を生産しています。
仙台七夕まつりは毎年8月6日から8日に開催される東北三大祭りの一つで、商店街に色鮮やかな七夕飾りが飾られます。江戸時代初期から続く伝統行事で、期間中は約200万人の観光客が訪れます。
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この都道府県に存在する文化財の種別と件数。
秋保の田植踊 · 大崎八幡神社の能神楽 · 牡鹿法印神楽
青葉山 · 赤井官衙遺跡群/赤井官衙遺跡/矢本横穴 · 秋保大滝
村田町村田
秋保の田植踊 · 雄勝法印神楽 · 小迫の延年
官立高等教育機関営繕組織近代建築図面(東北帝国大学営繕課旧蔵) · 建築教育・研究資料(仙台高等工業学校建築学科旧蔵) · 青下隧道入口
宮城県 の時代
指定文化財に表れる時代区分。
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2025年8月全室リニューアル!宿泊者無料の大浴殿、朝食も牛タンなどご当地メニュー充実!コンビニ併設
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