山形県の登録有形文化財
山形県 · 登録有形文化財
山形県尾花沢市の銀山温泉街、銀山川北岸に建つ大正時代の木造3階建1棟である。1階の表通り側に浴室を置く当地の典型で、塔屋状の玄関と川を望む縁が温泉街の風情をつくる。令和5年(2023年)に登録された。
山形県山形市七日町の市島家住宅蔵。江戸時代から火薬を扱う市島家の店舗の後方に明治43年に建てられた2階建の土蔵で、1階を数寄屋風の和室、2階を物置とする。重厚な漆喰塗りの外壁に梁型や観音扉を備えている。
山形県山形市七日町の市島銃砲火薬店店舗。江戸時代から火薬を扱う商家が昭和2年に建てた鉄筋コンクリート造2階建の店舗で、山形で最初の鉄筋コンクリート造店舗建築。モルタル洗い出しで柱型や柱頭飾りをつくる石造風の外観。
山形県米沢市の上杉神社稽照殿。米沢大火後の神社再建にあたり大正12年に開館した宝物殿で、伊東忠太の設計と伝わる。鉄筋コンクリート造で2層の銅板葺の和風外観を写し、上杉謙信・景勝・鷹山ゆかりの品を収蔵・展示する。
山形県鶴岡市の羽前絹練株式会社検査棟は、昭和18年ごろ建てられた、仕上がった絹を目で検査し出荷用に分ける作業棟。かつて北窓の自然光で生地を検めた板間の一室で、簡素な外観が敷地の南辺をつくる。2024年に登録有形文化財となった。
羽前絹練株式会社事務所及び仕立棟は、鶴岡市新海町の絹織物精練工場の敷地北東に建つ昭和15年(1940年)の事務所と仕立棟。140畳の準備室で反物を木枠に巻き取る。切妻屋根を重ねた表構えが評価され2024年に登録された。
羽前絹練株式会社精練棟は、鶴岡市新海町の絹織物精練工場で仕立棟の北に建つ大正後期の作業棟。L字形平面で、越屋根と南北の開口から蒸気を逃がし、土間のレールで生地を水槽へ運ぶ。2024年に登録有形文化財となった。
山形県鶴岡市の羽前絹練株式会社染色棟は、昭和4年の旧染色室に旧汽罐室を増築し、鉄板葺でつないだ作業棟。桟瓦とセメント瓦の屋根にそれぞれ越屋根を載せ、染料液から立つ蒸気を逃がす。2024年に登録有形文化財となった。
山形県鶴岡市の羽前絹練株式会社第一仕上棟は、大正後期に建てられた絹生地のすすぎ・脱水・乾燥の作業棟。西を寄棟、東を切妻とする桟瓦葺の屋根に越屋根が載り、内部はキングポスト・トラスの小屋組。2024年に登録有形文化財。
羽前絹練株式会社第二仕上棟は、鶴岡市新海町の絹織物精練工場で第一仕上棟の南に建つ大正後期の作業棟。乾燥で縮んだ生地を整える東西に長い切妻造で、越屋根を載せ、キングポスト・トラスの下に巻取機を並べる。2024年登録。
山形県鶴岡市の羽前絹練株式会社土蔵は、大正後期に建てられ昭和15年に移築された製品保管用の2階建の蔵。漆喰塗の土蔵造に掛子塗の扉を吊り、2階にキングポスト・トラスを見せる。7棟で唯一造形の規範で登録。
鶴岡の豪商風間家の別邸無量光苑の西面を区切る明治43年(1910年)頃の板塀。昭和29年移築、平成15年(2003年)登録。高さ約2.1メートル、延長62メートルの竪板張の塀が屋敷構えを形づくる。外側は通りから見られる。
鶴岡の豪商風間家の別邸無量光苑の南面に開く明治43年(1910年)頃の薬医門。平成15年(2003年)登録。間口2.1メートルの小さな門に鯱形の飾瓦とハの字の袖塀を備えた格式ある構え。外観は通りから見られる。
鶴岡の豪商風間家の別邸無量光苑の北西部に立つ明治初期の腕木門。平成15年(2003年)登録。間口約2.1メートルの簡素な門に、大振りな礎石、八双金具と饅頭金具、襷桟の丁寧な造作が残る。入館して庭の奥で見られる。
鶴岡の豪商風間家が明治43年(1910年)に来賓接待のため建てた数寄屋風の座敷。平成14年(2002年)登録。7種の意匠の釘隠し、大正2年の狆くぐり、木庵の「無量光」額、広縁から見る庭の眺めと見学の要点を紹介。
鶴岡の豪商風間家の別邸無量光苑で、釈迦堂の玄関脇に立つ明治43年(1910年)頃の腕木門。平成15年(2003年)登録。間口1.1メートルに矢筈張の引戸、起り屋根、繰形の破風を凝らした露地門。入館して見学する。
鶴岡の豪商風間家の本宅にあった明治30年(1897年)頃の内蔵を、昭和30年に別邸無量光苑へ移築した2階建ての土蔵。平成15年(2003年)登録。置屋根形式の堅牢なつくりと、漆塗りの内部木部を紹介する。
山形県上山市十日町の旧梅津歯科医院座敷蔵は、大正11年建築の木造2階建土蔵で建築面積73平方メートル。一階に仏間と床付座敷を置き、池庭に面する蔵前の縁にガラス戸を建てる。令和4年に登録有形文化財となった。
山形県上山市十日町の旧梅津歯科医院住居棟は、昭和2年建築の木造2階建和館で建築面積115平方メートル。同年の診療棟洋館の西側に接続し、二階は格天井の続き座敷を接客に用いる。令和4年に登録有形文化財となった。
山形県上山市十日町にある旧梅津歯科医院診療棟は、昭和2年建築の木造2階建洋館。ペディメント風のポーチと天井中心飾りを備えながら各階の待合は畳敷。一階に薬局、二階に診察室と技工室を置き、令和4年に登録有形文化財となった。