山形県の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
山形県 · 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
山形県新庄市の萩野・仁田山地区に伝わる鹿子踊。全国では珍しくシカではなくカモシカを模した一人立ちの7頭が、長幕をまとい鞨鼓を打ちながら舞う。県指定無形民俗文化財で、毎年8月の新庄まつりに戸沢神社へ奉納される。
山形県酒田市黒森地区で毎年2月15日・17日、日枝神社へ奉納される農村歌舞伎。屋根のない舞台で雪のなか演じられることから雪中芝居と呼ばれ、約500点の衣装と約50種の伝承演目を素人の一座が守り続けてきた。国選択・県指定の民俗文化財。
山形県遊佐町杉沢の熊野神社で毎年八月の三晩に奉納される番楽、杉沢比山。能楽以前の古い芸態を残し、民俗学者の折口信夫が世に見出した国指定重要無形民俗文化財です。十四曲の演目や逆立ちで舞う猩々など、その歴史と見どころを紹介します。
山形県鶴岡市羽黒町高寺の雷電神社で、春の例祭に奉納される神事芸能。羽黒山修験の寺院で演じられた延年に源をもち、大小舞・薙刀舞・花笠舞・稚児舞の四番が伝わる。昭和48年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択された。
山形県鶴岡市浜中に200年以上伝わる「ケヤキキョウダイ(契約姉妹)」は、少女たちが稲わらのくじを引いて生涯の姉妹の契りを結ぶ珍しい民俗文化財です。1993年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択された、日本の伝統的な農村社会における女性の絆を今に伝える貴重な習俗をご紹介します。
山形県村山地方で、盲目の巫女オナカマが口寄せ・加持祈祷・卜占を業とした習俗。本山は眼の神・岩谷観音。後継者なく途絶えたが、トドサマや梓弓など951点の庶民信仰資料が中山町立歴史民俗資料館に残されている。
山形県遊佐町に伝わる「アマハゲ」は、正月に鬼や翁の面とケンダン(藁蓑)をまとった若者が各家庭を訪れ、怠け心を戒め無病息災を祈る来訪神行事です。1999年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2018年にはユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」に登録されました。
山形県遊佐町の鳥海山大物忌神社蕨岡口之宮に伝わる蕨岡延年は、室町期以来の修験の通過儀礼に由来する。鎌倉期とみられる陵王の面を用い、舞楽の面影を残す七曲が毎年5月3日の大御幣祭で奉納される。国選択・県指定の民俗芸能。