奈良県・飛鳥
Asuka奈良県 の飛鳥時代(538 – 710)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
1300年前の国宝キトラ古墳壁画は、世界最古の完全な天文図と東アジアで唯一完全に残る四神図を擁する奇跡の古墳。最先端保存技術で蘇る極彩色壁画、入場無料の体験館、サイクリングで巡る飛鳥の里で、古代日本の国際交流の証を体感する旅へ。
奈良・中宮寺に伝わる国宝「天寿国繡帳」。聖徳太子を偲んで制作された日本最古の刺繍作品は、飛鳥時代の高度な技術と深い信仰心を今に伝える貴重な文化財です。
南宋の宮廷画家・李迪が描いた国宝「帰牧図(騎牛)」。雪道を行く牛と牧童を色紙ほどの絹に精緻に表した双幅の名品で、奈良市の大和文華館が所蔵する。両幅に潜む隠し落款や、東山御物と伝わる伝来の歴史も見どころ。
奈良・斑鳩の法隆寺西院伽藍の正面に建つ国宝の二重門。正面四間の中央に柱が立つ珍しい形で、胴張りの柱や雲斗雲肘木など飛鳥建築の特徴をそなえる。左右には和銅4年(711年)作の日本最古の仁王像が立ち、組物は外からも無料で見学できる。
奈良県斑鳩町に建つ法起寺三重塔は、慶雲3年(706年)に完成した現存する日本最古の三重塔です。国宝に指定され、ユネスコ世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産でもあります。飛鳥時代の貴重な建築技法を今に伝え、秋にはコスモス越しの美しい景観でも知られています。
中国・唐代に織られながらササン朝ペルシア風の意匠をもつ法隆寺の国宝錦。径45センチほどの連珠円文のなかで、翼をもつ馬にまたがる四騎が振り返って獅子を射る。馬の尻に潜む「山」「吉」の二字が、製作地が中国であることを明かす。
南宋の周必大が編んだ欧陽脩の文集を版行した宋刊本の国宝。鎌倉の金沢文庫に伝来し、ほぼ完本の39冊が天理図書館に残る。後世の定本となった南宋版の校訂の精度と、海を渡った一書のたどった数奇な来歴を見つめる。
奈良・天理大学附属天理図書館が所蔵する国宝「宋版劉夢得文集」。唐の詩人・劉禹錫(字は夢得)の詩文を収めたこの宋代刊本は、栄西禅師が宋から請来し、建仁寺に伝わり、足利義満も鑑賞したと伝えられる稀覯書。中国と日本の文化交流の結晶ともいえる逸品をご紹介します。
奈良・當麻寺金堂の塑造弥勒仏坐像は、木心に粘土を盛り布・漆・金箔で仕上げた像高219.7cmの坐像。現存最古の塑像で、悟りを開いた如来の姿をとり、七世紀末の創建期の本尊として国宝に指定されている。四天王が周囲を護る。
黒漆塗の小さな仏堂に玉虫の羽を敷き詰めた飛鳥時代の国宝。須弥座には崖から飢えた虎に身を投げる捨身飼虎図など、異時同図法による日本最古級の説話画が密陀絵で描かれている。法隆寺の大宝蔵院で公開されている。
奈良・法隆寺が誇る国宝「銅造観音菩薩立像(夢違観音)」は、白鳳時代に蝋型鋳造で造られた像高約87センチの金銅仏です。悪夢を吉夢に変えるという江戸時代以来の信仰で親しまれ、大宝蔵院で常時拝観できる「会いに行ける国宝」。清らかな微笑みと流麗な衣文に白鳳彫刻の粋が凝縮されています。
薬師寺東院堂に安置される国宝・銅造観音菩薩立像は、7世紀末から8世紀初頭の白鳳期に蝋型鋳造された像高188.9センチの傑作です。若々しく気高い面立ちから「白鳳の貴公子」と讃えられ、左右対称の均整と透ける薄衣にインド・唐の影響を伝えます。鎌倉時代再建の国宝東院堂で、この至宝と静かに向き合うひとときを。
奈良・法隆寺の大宝蔵院に安置される国宝「木造観世音菩薩立像(百済観音)」。飛鳥時代に制作された八頭身のすらりとした姿と神秘的な微笑みで知られ、近代の文人にも愛された日本彫刻史の名品を、その来歴と見どころ、拝観情報とともにご紹介します。
奈良・法隆寺の夢殿に安置される飛鳥時代の名像「救世観音(木造観音菩薩立像)」は、聖徳太子の等身像と伝えられる国宝。楠の一木造りに漆箔が施され、長く秘仏として厳重に守られてきました。春と秋の特別開扉のみ拝観できます。歴史・見どころ・拝観情報を詳しくご紹介します。
奈良・法隆寺の大宝蔵院に伝わる国宝「木造厨子」は、橘三千代の念持仏と伝える銅造阿弥陀三尊像を納める白鳳期の縦長厨子。総高約二六三センチに及ぶ堂々たる造形と、扉に描かれた繊細な仏画、内部の蓮池台座に立つ三尊像が、千数百年前の貴婦人の祈りを今に伝えます。