奈良県・昭和
Shōwa奈良県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良・興福寺の隣に佇む日本聖公会奈良基督教会は、宮大工・大木吉太郎が設計施工した純和風の三廊式教会堂です。1930年竣工、2015年に国の重要文化財に指定。小組格天井や菱格子欄間など日本建築の粋を集めた意匠と、西洋の典礼空間が見事に融合した唯一無二の建築をご紹介します。
奈良県桜井市に佇む育成幼稚園園舎兼日本聖公会櫻井聖保羅教会礼拝堂は、昭和5年(1930年)に建てられた国登録有形文化財です。1階を幼稚園、2階を礼拝堂とする木造2階建の建築には、シザートラスの小屋組や尖塔アーチ窓など、和洋折衷の意匠が見られます。
奈良県宇陀市榛原の斜面地にひっそりと建つ牛谷家住宅主屋は、ル・コルビュジエ門下の建築家・坂倉準三が率いた建築研究所が1968年に設計した郊外住宅で、2024年12月に国の登録有形文化財に登録されました。深い軒の大屋根、時計回りに連なる一階の部屋割り、放射状に配された垂木など、戦後日本モダニズムの円熟を示す小さな名作です。
奈良市紀寺町の路地に西面する内山家貸家は、昭和恐慌のころ貸家として建てられた木造平屋建。通り土間を持たず玄関の間を設ける間取りと鼠漆喰の外壁が、戦前の良質な借家の姿を残す。令和2年に登録有形文化財となった。
奈良市鵲町の岡田家住宅蔵は、昭和5年に敷地南東隅へ建てられた土蔵造平屋建の蔵。切石基礎に漆喰塗の外壁、両側面の腰は竪板張とし、西面中央の戸口に片引土戸と網入格子戸を建て込む。建築面積11平方メートルの家財蔵。
奈良県橿原市小槻町の岡橋家住宅新乾蔵は、昭和13年頃に建てられた土蔵造2階建。乾は八卦に由来する北西の方位名で、蔵は敷地の北西に南面して建つ。登録された一五棟のうち最も新しい一棟であり、現在は非公開である。
昭和8年(1933年)に宮大工・中川吉治郎の設計で竣工した旧生駒町役場庁舎は、入母屋破風や伝統的な和風意匠を備えた国登録有形文化財です。現在は生駒ふるさとミュージアムとして、生駒の歴史と文化を伝える郷土資料館に生まれ変わっています。
奈良市南袋町の旧布江田家住宅表門及び塀は、間口2.0メートルの控柱付き腕木門と総延長15メートルの真壁塀。石積みの上に建ち、道路側に格子戸、敷地側に両折れ戸を構える。令和7年3月13日に登録有形文化財となった。
奈良市南袋町の旧布江田家住宅主屋は、御幣銘から昭和15年改築と判明する木造つし二階建の町家。門と塀を前面に置き主屋を奥に構える邸宅風配置が奈良町では珍しく、令和7年3月13日に登録有形文化財となった。宿泊施設として利用中。
奈良市南袋町の旧布江田家住宅蔵は、建築面積19平方メートルの土蔵造二階建。本瓦葺の切妻に軒蛇腹を廻らし、腰は敷地側を海鼠壁、道路側を竪板張とする。昭和15年頃の建築で、令和7年3月13日に登録有形文化財となった。
奈良県橿原市にある旧六十八銀行八木支店は、1928年竣工のルネサンス風鉄筋コンクリート建築。登録有形文化財に指定されたこの名建築は、現在フレンチレストランとして蘇り、歴史と美食が融合する特別な空間を提供しています。
奈良女子大学構内に建つ佐保会館は、1928年に皇太子殿下(昭和天皇)の御成婚を記念して建設された同窓会館です。建築家・岩崎平太郎の設計による木造2階建の近代和風建築で、入母屋造の堂々たる外観と、格天井の大ホールや透かし欄間の和室など巧みな意匠が評価され、2005年に国の登録有形文化財に登録されました。
奈良市三条通り沿いに建つ浄教寺掲示板舎は、寺院の掲示板建築として全国でも極めて珍しい国登録有形文化財です。フェノロサの歴史的講演の地としても知られる浄教寺の魅力と見どころを紹介します。
奈良市鵲町、近田家住宅の敷地西奥、元興寺境内地境に建つ木造平屋一部二階建の蔵。昭和8年頃の建築で平成26年に登録。北妻の梁間が短い台形平面をとり、当初は蔵前座敷と一体の屋根を架けた、奈良町でも珍しい屋敷構成であった。
奈良市鵲町、元興寺東側の街路に東面する木造二階建の町家。昭和8年に材木問屋が住居兼事務所として建て、平成26年に登録有形文化財となった。二階十畳座敷のトコ廻りや天井には銘木を用いる。個人所有で内部は非公開。
奈良県桜井市穴師の堀井家住宅塀は、長屋門から矩折に延びる延長三十メートルの木造塀。切石土台上の真壁造で上部を漆喰塗、腰を縦板張とし、桟瓦葺の小屋根を架ける。景観への寄与が評価され、平成十六年に登録有形文化財に登録された。