絹本墨画生々流転図〈横山大観筆〉

東京国立近代美術館が所蔵する横山大観の重要文化財《生々流転》。水の一生を全長約40メートルの絹本に墨一色で描いた壮大な絵巻物の魅力、見どころ、アクセス情報をご紹介します。

尋憲記

国立公文書館が所蔵する重要文化財「尋憲記」は、興福寺大乗院門跡・尋憲が永禄5年から天正5年までの15年間を綴った自筆日記全12冊。松永久秀との交渉や郷民との紛争など、織豊期大和国の生々しい実態を伝える第一級史料の魅力と見どころをご紹介します。

東京都前田耕地遺跡出土品

東京都あきる野市の前田耕地遺跡から出土した縄文時代草創期の石器2,616点は国の重要文化財に指定されています。約15,500年前の石槍製作拠点であり、日本最古の河川漁撈活動を示すサケの骨も発見された貴重な遺跡です。出土品は東京都埋蔵文化財センター(多摩市)と国立歴史民俗博物館(佐倉市)で見学できます。

紙本著色北野天神縁起〈(断簡八図)/(弘安本)〉

東京国立博物館所蔵の重要文化財「紙本著色北野天神縁起(断簡八図/弘安本)」は、弘安元年(1278年)に制作された天神縁起絵巻の貴重な断簡です。学問の神・菅原道真公の生涯と北野天満宮の創建を描いた、鎌倉時代を代表する物語絵画の魅力を紹介します。

老猿〈高村光雲作 明治二十六年/木造〉

高村光雲が1893年のシカゴ万国博覧会に出品し優等賞を受賞した木彫の傑作「老猿」。日本の伝統的な木彫技法と西洋の写実主義を融合させた重要文化財の魅力、制作秘話、東京国立博物館での鑑賞ガイドをご紹介します。

徳島県観音寺・敷地遺跡出土品

徳島県の観音寺・敷地遺跡から出土した木簡213点、木器・木製品292点、土器353点など計922点の重要文化財。7世紀の「論語」木簡や8世紀の「勘籍」木簡をはじめ、古代阿波国府の行政・祭祀・生活の実態を網羅的に伝える貴重な考古資料群を、入館無料のレキシルとくしまでご覧いただけます。

岩瀬家住宅(富山県東砺波郡上平村)

富山県南砺市の国指定重要文化財・岩瀬家住宅は、五箇山で最大の合掌造り民家です。加賀藩の塩硝上煮役・藤井家が8年をかけて建てた準五階建ての壮大な建築を、囲炉裏端の語りとともに体験できます。

石室善玖墨蹟〈拈香語/貞治二年二月廿五日〉

石室善玖墨蹟〈拈香語/貞治二年二月廿五日〉は、南北朝時代の臨済宗高僧・石室善玖が法兄の十三回忌に揮毫した重要文化財の禅林墨蹟です。常盤山文庫所蔵、東京国立博物館寄託。威風堂々たる書風と禅の精神性が一体となった名品の魅力、鑑賞のポイント、アクセス情報をご紹介します。

旧大湊水源地水道施設

青森県むつ市の水源池公園に佇む旧大湊水源地水道施設は、東北地方初の近代水道として1902年から1910年に建設された国指定重要文化財です。重力アーチ式石造堰堤の美しい造形と桜の名所としての魅力をご紹介します。

旧第五十九銀行本店本館

青森県弘前市に佇む旧第五十九銀行本店本館は、明治の名匠・堀江佐吉の最高傑作として国の重要文化財に指定されたルネサンス風洋風建築。金唐革紙の天井や和洋折衷の卓越した技法など、見どころと訪問情報を詳しくご紹介します。

津軽家霊屋

青森県弘前市の長勝寺境内に佇む津軽家霊屋は、弘前藩歴代藩主と正室を祀る五棟の国指定重要文化財です。1631年から1753年にかけて建立された霊屋群は、素木造の端正な外観と極彩色の天井画が見事なコントラストを成し、120年にわたる江戸時代霊廟建築の変遷を今に伝えています。禅林街33ヶ寺の最奥に位置する格式高い寺町の風景とともに、弘前の歴史文化を深く体感できる特別な場所です。

津軽家霊屋

青森県弘前市の長勝寺境内に建つ津軽家霊屋は、江戸時代前期から中期に建立された五棟の霊廟群。国の重要文化財に指定された歴代藩主ゆかりの建築の歴史・見どころ・アクセス情報を紹介します。

青森県丹後平古墳群出土品

青森県八戸市の丹後平古墳群から出土した重要文化財195点を紹介。国内唯一の金装獅噛三累環頭大刀柄頭をはじめ、蕨手刀・玉類・錫釧など、飛鳥〜平安時代の蝦夷社会を物語る貴重な考古資料を八戸市博物館で見学できます。

静岡県明ヶ島古墳群出土土製品

静岡県磐田市の明ヶ島古墳群から出土した1,064点の土製品は、古墳時代の祭祀の実態を伝える国指定重要文化財です。人形・武器形・楽器形など多彩な土製模造品の魅力と見どころをご紹介します。

時国家住宅(石川県輪島市町野町)

石川県輪島市に佇む時国家住宅(下時国家)は、壇ノ浦の合戦で能登に配流された平時忠の末裔が築いた重要文化財の大規模民家です。18世紀の茅葺入母屋造の主屋と国指定名勝の庭園が、能登の豪農の繁栄を今に伝えます。

刀〈銘小野繁慶/奉納接州住吉大明神御宝前〉

住吉大社所蔵の重要文化財・小野繁慶の刀。鉄砲鍛冶から転身し新刀最上作と称された名工が、将軍秀忠の命により住吉大明神に奉納した一振り。その歴史的価値と見どころ、アクセス情報をご紹介します。

蓋台付〓形土器

大阪市平野区の瓜破遺跡から出土した蓋台付埦形土器は、弥生時代の高度な製作技術を伝える貴重な考古資料です。大阪歴史博物館での見どころ、アクセス情報、周辺観光スポットをご紹介します。

旧本田家住宅(長崎県長崎市中里町)

長崎市中里町に佇む旧本田家住宅は、長崎県最古の民家遺構として国の重要文化財に指定された江戸時代中期の茅葺き農家住宅です。三間取りの間取り、叉首組みの屋根構造、地元で「ももづき葺き」と呼ばれる独特の錣葺き屋根など、日本の伝統的な農家建築の貴重な姿を今に伝えています。入場無料で常時見学可能。

真山家住宅(長野県北佐久郡望月町)

長野県佐久市の中山道望月宿に佇む真山家住宅は、明和3年(1766年)に再建された旅籠兼問屋の建物で、主屋と土蔵の2棟が国の重要文化財に指定されています。出桁造りの優美な外観や白漆喰の壁、格子戸の意匠が江戸時代の宿場町の風情を今に伝えます。

健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿

長野県飯山市に鎮座する健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿は、室町時代中期に建立された一間社流造の重要文化財です。諏訪信仰の歴史と北信濃の自然が織りなす静謐な境内をご紹介します。