重要文化財

Important Cultural Property

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13,541 重要文化財 全国47都道府県
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和謌色葉集残巻
京都府 鎌倉 重要文化財
和謌色葉集残巻

京都国立博物館に伝わる重要文化財「和謌色葉集残巻」は、平安末期から鎌倉初期に活躍した真言宗の僧・上覚(じょうかく)が建久年間(1190〜1199)に著した歌学書『和歌色葉』の貴重な断簡です。中世和歌の理論と実作を体系化したこの一冊が、いかにして後世の文化を支えたのか。明恵上人ゆかりの僧が遺した、知の結晶を東山の名園とともにたどります。

和漢朗詠註略抄
京都府 鎌倉 重要文化財
和漢朗詠註略抄

京都に伝わる重要文化財『和漢朗詠註略抄』は、平安貴族の雅を伝える詞華集『和漢朗詠集』の中世注釈書。釈無名と名乗る学僧が編んだ漢文体の本書は、白楽天や菅原道真らの詩句に込められた典拠と意味を後世に伝え、日本古典学の核心を今に物語ります。

天養元年如法経所碑
山形県 平安 重要文化財
天養元年如法経所碑

山形市の山寺立石寺に伝わる国指定重要文化財「天養元年如法経所碑」。1144年に真語僧入阿らが法華経を書写し霊窟のほとりに納めた尊い営みを記す、高さ107.5センチの安山岩製石碑です。平安仏教の息遣いを今に伝える名碑の歴史と魅力、見どころやアクセス情報を詳しくご紹介します。

能装束〈藍紅紋紗地太極図印金狩衣〉
山形県 室町 重要文化財
能装束〈藍紅紋紗地太極図印金狩衣〉

山形県鶴岡市黒川に伝わる国指定重要文化財の能装束。明代中国の紋紗を狩衣に仕立て、印金の技法で雲上の天宮や日月星辰、飛鶴を金箔で表す。下座の大夫が「翁」を舞う貴重な一領で、地元では光狩衣と呼ばれ親しまれてきた。

板絵著色神馬図〈郷目貞繁筆〉
山形県 桃山 重要文化財
板絵著色神馬図〈郷目貞繁筆〉

山形県天童市の若松寺に伝わる国指定重要文化財。永禄六年(1563年)、武人画家の郷目貞繁が亡き妻の菩提を弔い、自ら神馬を描いて観音堂に奉納した一面の絵馬。縦163センチの大きな板に躍動する馬と墨書銘が残る。

過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書
山口県 室町地代~安土桃山時代 重要文化財
過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書

重要文化財「過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書」の魅力を紹介。瀬戸内海を支配した村上海賊の通行許可証と、戦国大名との書状群が伝える中世海上世界の実像に迫ります。

絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆〉
山口県 桃山時代 重要文化財
絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆〉

山口・常栄寺が所蔵する重要文化財。雲谷派の祖・雲谷等顔が慶長16年から19年の間に描いた常栄寺三世・惟松円融の頂相である。金を多用した華やかな濃彩の禅僧肖像で、雪舟風の墨画で名高い等顔の意外な一面を示す代表作として評価される。

絹本著色雪舟等楊像〈雲谷等益筆〉
山口県 江戸時代 重要文化財
絹本著色雪舟等楊像〈雲谷等益筆〉

室町の画僧・雪舟の肖像を、雪舟四代孫を称した萩藩絵師・雲谷等益が描いた一幅。雪舟の自画像を典拠とし、大徳寺百八十五世・玉舟宗璠の追賛をともなう。二〇二三年に重要文化財へ指定され、山口市の常栄寺が所有する。

紙本墨画淡彩四季山水図〈雲谷等益筆/(雪舟作副本)〉
山口県 江戸時代 重要文化財
紙本墨画淡彩四季山水図〈雲谷等益筆/(雪舟作副本)〉

山口県防府市の毛利博物館が所蔵する、雲谷等益筆「四季山水図」。雪舟の国宝「山水長巻」を実寸で写した約16メートルの絵巻で、長く附指定だったが、2023年に作者を等益と改めて単独で重要文化財に指定された。

紙本墨書周防国阿弥陀寺田畠注文〈(正治二年十月日)〉
山口県 鎌倉 重要文化財
紙本墨書周防国阿弥陀寺田畠注文〈(正治二年十月日)〉

正治二年(一二〇〇)十月、周防国の在庁官人らの名とともに阿弥陀寺の田畠を書き上げた古文書。東大寺再建を支えた造営料国の経営を映し、筆頭近くには大内氏の祖となる多々良氏の名が見える。昭和十一年指定の重要文化財で、現在は個人蔵。

紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文(建久六年九月日)
山口県 鎌倉 重要文化財
紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文(建久六年九月日)

建久6年(1195)、周防国宮野庄の田畠の境界を定めた一巻の立券文。東大寺再建の大勧進・俊乗房重源の袖判と裏判が据えられ、造営料国となった周防国と大仏殿再建の深い結びつきを示す、山口県ゆかりの重要文化財です。

高洲家文書
山口県 南北朝~江戸 重要文化財
高洲家文書

高洲家文書は、南北朝時代から江戸時代初期(1351年〜1643年)にかけての古文書127通と日明貿易船旗からなる重要文化財です。萩藩士高洲家に伝来し、毛利氏の赤間関代官として国際貿易を管理した高須氏の活動を伝える貴重な歴史資料です。

鉄印〈東大寺槌印〉
山口県 鎌倉 重要文化財
鉄印〈東大寺槌印〉

山口県防府市の東大寺別院阿弥陀寺に所蔵される鉄印〈東大寺槌印〉は、鎌倉時代に東大寺再建用の木材に品質証明として焼き押された鉄製の焼印です。重源上人が周防国で伐り出した材木の検査に使われたこの重要文化財は、800年以上の歴史を今に伝えています。

有柄細形銅剣
山口県 弥生 重要文化財
有柄細形銅剣

山口県長門市の王屋敷遺跡から出土した「有柄細形銅剣」は、剣身・柄・把頭飾までを一鋳でつくった弥生時代中期の希少な青銅器です。国内に5例しかない有柄細形銅剣のうち、本州唯一の出土例として国の重要文化財に指定されています。明治34年の発見秘話、吉野ヶ里遺跡との不思議なつながり、そして向津具半島の絶景めぐりまで、長門で味わう古代ロマン旅をご案内します。

浜松千鳥図鐔〈銘安親〉
山梨県 江戸 重要文化財
浜松千鳥図鐔〈銘安親〉

にぎりこぶしほどの鉄の丸鐔に、潮風に傾く浜辺の松と波打ち際の千鳥を彫り出した一枚。武士の身分を捨てて江戸で名を成し、奈良三作に数えられた金工・土屋安親の作で、昭和三十年に国の重要文化財に指定されている。

紋散透鐔〈金象嵌銘林又七〉
山梨県 桃山 重要文化財
紋散透鐔〈金象嵌銘林又七〉

山梨県の個人が所蔵する重要文化財「紋散透鐔」。肥後金工の祖とされる林又七が、十花形の鉄地に桜花と九曜紋を交互に透かし、金銀の布目象嵌で飾った一枚で、主家である細川家の二つの紋を小さな鉄の画面に散らしている。

河内屋可正関係資料
滋賀県 江戸 重要文化財
河内屋可正関係資料

河内国大ヶ塚の上層農民・河内屋可正が、家を傾けないための処世訓として書き残した自筆の記録を中心とする九点。子や孫が書き継いだ年代記や家系図も含み、読書で教養を高めた村の知識人の姿を映す。2020年に重要文化財に指定された。

国友一貫斎関係資料
滋賀県 安土桃山~江戸時代 重要文化財
国友一貫斎関係資料

「江戸時代のエジソン」と称される鉄砲鍛冶・発明家、国友一貫斎(1778〜1840)の業績を伝える953点の重要文化財コレクション。日本初の反射望遠鏡、太陽黒点の連続観測記録、実用空気銃など、鎖国下の日本で生まれた驚異的な科学技術の足跡を紹介します。

絹本著色一字金輪像
滋賀県 鎌倉 重要文化財
絹本著色一字金輪像

滋賀県東近江市市辺町に伝わる重要文化財「絹本著色一字金輪像」。鎌倉時代に制作された一幅は、密教における最高位の仏頂尊・一字金輪を描き、息災と長寿を祈る秘法の本尊として崇められてきました。神秘的な仏画の世界と、東近江の豊かな文化遺産をご紹介します。

刀〈無銘伝兼永〉
千葉県 平安 重要文化財
刀〈無銘伝兼永〉

千葉県内に個人蔵として伝わる平安時代の太刀。茎に銘はないものの、三条宗近の弟子であり山城国五条派の祖と伝わる刀工・兼永の作と鑑定され、昭和三十年(一九五五年)に国の重要文化財に指定されました。直刀から湾刀へと日本刀が姿を整えていった平安後期の貴重な現存例であり、平安京の貴族文化が育んだ静かで気品ある美意識を今に伝えています。