菊屋家住宅(山口県萩市呉服町)
山口県萩市の世界遺産・萩城下町に位置する菊屋家住宅は、江戸初期建築の国指定重要文化財。主屋・本蔵・金蔵・米蔵・釜場の5棟が指定され、枯山水庭園や約500点の美術品・民具が往時の豪商の暮らしを伝えます。
門西家住宅(山梨県西八代郡下部町)
山梨県身延町湯之奥に佇む国指定重要文化財・門西家住宅。江戸時代中期に建てられた茅葺き入母屋造りの民家は、金山管理や名主を務めた名家の歴史を今に伝えます。
長命寺鐘楼
滋賀県近江八幡市の長命寺山中腹に建つ鐘楼は、慶長13年(1608年)建立の国指定重要文化財です。入母屋造・檜皮葺き・袴腰付きの格式高い二層構造を持ち、中世に遡る梵鐘を安置。西国三十三所第31番札所の境内で、琵琶湖の絶景とともに400年の歴史を体感できます。
大久保利通関係資料
鹿児島県歴史・美術センター黎明館に収蔵される国指定重要文化財「大久保利通関係資料」は、明治維新の三傑・大久保利通に関する日記・書簡・公文書・遺品など1,650点からなる貴重な歴史資料群です。西郷隆盛や岩倉具視らとの書簡、ロンドンからの手紙、行政改革の大綱など、近代日本誕生の舞台裏を伝える第一次資料を、薩摩藩の居城跡に建つ黎明館でご覧いただけます。
新潟県元屋敷遺跡出土品
新潟県村上市の奥三面遺跡群・元屋敷遺跡から出土した国指定重要文化財1,718点を紹介。縄文時代後期〜晩期の土器・土偶・石器・ヒスイ玉が語る山の暮らし、広域交易、精神文化の魅力と、展示施設「縄文の里・朝日」の見どころをご案内します。
刀〈無銘(吉岡一文字)〉
愛知県所在の重要文化財「刀〈無銘(吉岡一文字)〉」の魅力を紹介。鎌倉時代に備前国吉岡で栄えた一文字派の華麗な丁子乱れの刃文、乱映り、地刃の健全さなど見どころを解説し、周辺の刀剣関連施設情報もお届けします。
菊花文三耳壺〈丹波〉
愛知県陶磁美術館に収蔵される菊花文三耳壺〈丹波〉は、13世紀初頭に日本六古窯のひとつ丹波窯で焼かれた重要文化財です。篦彫りによる精緻な菊花文と完全な器形を保つ中世陶芸の最高傑作。丹波焼の歴史、見どころ、アクセス情報をご紹介します。
黒糸威胴丸具足〈鹿角脇立兜・小具足付/(本多忠勝所用)〉
重要文化財・黒糸威胴丸具足は、徳川四天王の一人・本多忠勝(1548〜1610年)が着用した戦国時代の甲冑です。大鹿角の脇立兜、獅噛の前立、金箔押の大数珠を特徴とし、57回の合戦で一度も傷を負わなかった伝説の武将の精神と工夫が凝縮されています。愛知県岡崎市の三河武士のやかた家康館に寄託されています。
古今和歌集残巻〈(関戸本)〉
国宝「古今和歌集残巻(関戸本)」の魅力を徹底解説。11世紀の卓越した仮名書道、紫・藍・茶・緑の美しい染紙、藤原行成伝承の書風の特徴、断簡を鑑賞できる美術館情報まで、海外の方にも分かりやすくご紹介します。
紙本墨画雲竜図〈応挙筆/六曲屏〉
円山応挙が壮年期に描いた重要文化財「紙本墨画雲竜図」の魅力を紹介。風浪を巻き起こす迫力の墨龍、くまどり・にじみの技法、京都国立博物館での鑑賞方法、周辺情報をご案内します。
紙本墨書九条道家願文〈慈円筆/(承久三年三月九日)〉
承久三年(1221年)、承久の乱のわずか数か月前に慈円が九条道家のために記した国宝の願文。法性寺流の雄渾な筆致と、激動の時代を生きた天台座主の祈りに迫ります。
紙本墨書後光厳院御消息
南北朝時代の北朝第四代天皇・後光厳天皇が自ら筆をとって認めた私的書簡(御消息)。重要文化財に指定されたこの紙本墨書の掛軸は、三種の神器なく即位した天皇の気品ある書風と、激動の時代の宮廷文化を今に伝える貴重な一次資料です。千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に所蔵。
紙本墨書後光厳天皇宸翰御消息(何条事候哉云々)
京都府に伝わる後光厳天皇の宸翰御消息は、南北朝時代の激動を生きた北朝第4代天皇の直筆書状です。天皇の人柄と書風、そしてこの文化財が持つ歴史的価値について解説します。
紙本墨書近衛兼経消息(廿四日)
鎌倉時代前期の摂政・関白であった近衛兼経が自らしたためた書状「紙本墨書近衛兼経消息(廿四日)」は、国の重要文化財に指定されています。約800年前の宮廷最高位の人物による自筆の手紙として、歴史的・書道史的に極めて貴重な文化遺産です。近衛家伝来の名宝を守る陽明文庫の所蔵品とあわせて、その魅力と見どころをご紹介します。
紙本墨書後深草天皇宸翰御消息(〈十一月一日/御花押〉)
第89代後深草天皇が永仁6年(1298年)に記した直筆の書状。力強い筆致と花押が特徴で、院政期の宮廷人事に関する貴重な歴史資料として重要文化財に指定されています。京都国立博物館に寄託。
紙本墨書後陽成天皇宸翰御消息〈閏七月十七日/青蓮院宛〉
京都・青蓮院宛てに後陽成天皇が認めた国宝の御消息。慶長伏見地震直後に書かれたとされるこの宸翰の書道史的価値、歴史的背景、鑑賞の見どころを詳しく解説します。
紙本墨書南番文字〈慶政上人ノ識語アリ〉
鎌倉時代の僧・慶政が南宋の泉州からもたらした日本最古のペルシア語文書「紙本墨書南番文字」。イランの著名な詩人の詩句が記された重要文化財の歴史的価値と、海のシルクロードが結んだ中世の国際交流の物語をご紹介します。
州浜鵜螺鈿硯箱
州浜鵜螺鈿硯箱(すはまうらでんすずりばこ)は、平安時代に制作された重要文化財の漆工芸品です。州浜(砂州)の風景と鵜の姿を螺鈿技法で表現したこの硯箱は、当時の漆工職人の卓越した技術と日本独自の美意識を今に伝える貴重な作品です。京都府の個人蔵として伝わるこの名品の魅力と、平安漆芸の世界をご紹介します。
過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書
重要文化財「過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書」の魅力を紹介。瀬戸内海を支配した村上海賊の通行許可証と、戦国大名との書状群が伝える中世海上世界の実像に迫ります。
絹本墨画白鷺図〈良全筆〉
鎌倉〜南北朝時代に東福寺で活躍した画僧・良全による絹本墨画の白鷺図。中国水墨画技法の受容と日本独自の表現への変容を示す貴重な重要文化財であり、初期日本水墨画の芸術的到達点を伝える個人蔵の逸品です。