国宝
National Treasures都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。
東寺の北西、西院の中心に建つ国宝の御影堂。空海の住房と伝わり、康暦2年の再建後に前堂が加わった。住宅風の檜皮葺の構えと秘仏の不動明王、毎朝6時に営まれる生身供、誰でも無料で参拝できる時間帯を詳しく紹介する。
東寺の伽藍西面に開く鎌倉時代前期の八脚門で、東寺の門で唯一の国宝。反りの強い垂木や薄い破風、妻の二重虹梁と蟇股など、創建期の様式を厳格に守ったきわめて古風なつくりと、門の名前にまつわる空海の伝承を紹介する。
広隆寺桂宮院本堂は、京都市右京区太秦の広隆寺にある鎌倉時代前期の八角円堂で、昭和28年に国宝に指定された。1251年ごろの建立とみられ、鎌倉時代の円堂建築として貴重な遺構である。
三宝院唐門は、京都市伏見区の醍醐寺三宝院にある慶長4年建立の平唐門で、昭和29年に国宝に指定された。大きな桐と菊の紋を浮彫にした大まかな意匠が桃山時代の気風を表す、現存する平唐門の傑作の一つである。
三宝院殿堂は、京都市伏見区の醍醐寺三宝院の7棟からなる殿堂で、明治30年に重要文化財に、うち表書院が昭和29年に国宝に指定された。秀吉が再興した建物群で、表書院は桃山時代の書院造の特質を最もよく表す。
慈照寺東求堂は、京都市左京区の慈照寺(銀閣寺)にある室町時代後期の持仏堂で、昭和26年に国宝に指定された。文明18年に足利義政の持仏堂として建てられ、四畳半の書院「同仁斎」を備える。
浄瑠璃寺三重塔(九体寺三重塔)は、京都府木津川市の浄瑠璃寺にある平安時代後期の三重塔で、昭和27年に国宝に指定された。治承2年に京都の一条大宮から移建され、気品のある軽快な意匠をもつ。
浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)は、京都府木津川市の浄瑠璃寺にある平安時代後期の本堂で、昭和27年に国宝に指定された。桁行十一間の細長い堂に九体の阿弥陀如来像を一列に安置する、九体阿弥陀堂の唯一の遺構である。
醍醐寺五重塔は、京都市伏見区の醍醐寺の下醍醐にある平安時代中期の五重塔で、昭和26年に国宝に指定された。天暦年間に竣工した平安時代中期を代表する遺構で、京都府下最古の木造建造物である。
醍醐寺清滝宮拝殿は、京都市伏見区の醍醐寺の上醍醐にある永享6年立柱の拝殿で、昭和29年に国宝に指定された。急な崖に依る懸造の大規模な拝殿で、室町時代の拝殿の重要な遺構である。
醍醐寺薬師堂は、京都市伏見区の醍醐寺の上醍醐にある保安5年落慶の薬師堂で、昭和34年に国宝に指定された。簡素な意匠ながら平安時代の特色をよく表す、数少ない平安時代の遺構である。
大仙院本堂は、京都市北区の大徳寺塔頭大仙院にある永正10年建立の方丈で、昭和32年に国宝に指定された。6室からなる禅宗方丈の典型的な構成で、現存の少ない中世の方丈建築の貴重な実例である。
大徳寺唐門は、京都市北区の大徳寺にある桃山時代の四脚門で、昭和27年に国宝に指定された。聚楽第の一門と伝え、明智門の跡へ移築されて方丈の表門となった。豊麗な彫刻をもつ桃山時代を代表する建築である。
知恩院三門は、京都市東山区の知恩院にある江戸時代前期の三門で、平成14年に国宝に指定された。徳川秀忠が発意し元和7年に完成した五間三戸二階二重門で、現存する二階二重門のうち最大のものである。
知恩院本堂(御影堂)は、京都市東山区の知恩院にある江戸時代前期の本堂で、平成14年に国宝に指定された。徳川家光が寛永16年に建立した桁行十一間の壮大な堂で、江戸初期の徳川家による大造営の代表である。
本願寺阿弥陀堂は、京都市下京区の西本願寺にある宝暦10年再建の阿弥陀堂で、平成26年に国宝に指定された。真宗寺院の阿弥陀堂として日本最大級の規模をもち、真宗本堂の完成形とされる。
本願寺唐門は、京都市下京区の西本願寺にある桃山時代の四脚門で、昭和28年に国宝に指定された。精巧な彫刻と豊麗な彩色で飾られ、桃山時代の意匠の最も優れた唐門の代表的遺構で、「日暮らし門」とも呼ばれる。
本願寺北能舞台は、京都市下京区の西本願寺の書院の北にある桃山時代の能舞台で、昭和28年に国宝に指定された。天正9年(1581年)の墨書をもち、様式が固まる前の古式をよく伝える、現存最古の能舞台である。
京都・西本願寺にある本願寺黒書院及び伝廊は、明暦3年(1657年)建築の国宝。表向きの白書院に対する内向きの書院で、面皮柱や透彫の違棚、6畳の茶室など数寄屋の手法を加え、複廊の伝廊で白書院とつながる。
本願寺御影堂は、京都市下京区の西本願寺にある寛永13年上棟の御影堂で、平成26年に国宝に指定された。親鸞聖人の木像を安置し、江戸時代の建築として現存最大級の規模をもつ、真宗本堂の頂点に位置づけられる堂である。