三十六人家集
京都・西本願寺が所蔵する国宝「三十六人家集」は、平安時代の三十六歌仙の和歌を集大成した現存最古の写本です。金銀箔や破り継ぎなど世界最古のコラージュ技法が駆使された装飾料紙、約20人の能書家による優美な筆跡が、王朝文化の精粋を今に伝えます。
紙本著色明恵上人像
京都・高山寺に伝わる国宝「紙本著色明恵上人像」は、鎌倉時代の華厳宗の高僧・明恵上人が山中の松の木の上で坐禅を組む姿を描いた、日本美術史上類を見ないユニークな肖像画です。弟子の恵日坊成忍の筆と伝わるこの13世紀の傑作は、人物を小さく描き自然と調和させた革新的な構図と、宋画の影響を示す重要な作品として高く評価されています。
拾遺愚草〈上中下/自筆本〉
中世以前の歌人による自撰・自筆の歌集として日本で唯一現存する国宝『拾遺愚草』。藤原定家が約3,830首を自ら記した至宝の魅力と、800年以上守り続ける冷泉家の歴史を紹介します。
春秋経伝集解巻第二残巻
京都市左京区の藤井斉成会有鄰館が所蔵する国宝「春秋経伝集解巻第二残巻」。唐時代に中国で書写された唯一の国宝指定写本の歴史、価値、見どころ、アクセス情報をご紹介します。
上宮聖徳法王帝説
京都・知恩院が所蔵する国宝「上宮聖徳法王帝説」は、現存する最古の聖徳太子伝記です。平安時代に書写された唯一の写本で、日本書紀とは異なる貴重な歴史記録を伝えます。聖徳太子の系譜や事績、天寿国繍帳の銘文など、古代日本史研究の根幹をなす第一級の史料をご紹介します。
禅院額字并牌字
京都・東福寺が所蔵する国宝「禅院額字并牌字」は、南宋の高僧・無準師範と能書家・張即之が揮毫した19幅の大字墨蹟。禅宗寺院の額字・牌字がまとまって現存する極めて貴重な文化遺産の魅力と見どころをご紹介します。
宋高宗書徽宗文集序
南宋の初代皇帝・高宗が、父である北宋最後の皇帝・徽宗の文集に自ら筆を執って記した序文。1154年に書かれた皇帝自筆の極めて貴重な書跡であり、靖康の変で失われた父への深い敬慕が込められた国宝です。胡三省や文徴明ら著名文人の跋文も伝わり、中国書法史の至宝として京都国立博物館に寄託されています。
像内納入品一切
京都・清凉寺の国宝・釈迦如来立像の胎内から発見された像内納入品一切の魅力を紹介。絹製五臓六腑や経典、版画など、北宋時代の信仰と医学を伝える貴重な文化遺産の見どころとアクセス情報をお届けします。
宋版一切経
京都・醍醐寺に伝わる国宝「宋版一切経」は、12世紀中国で木版印刷された仏教経典6,102帖の大コレクション。重源による請来の歴史や見どころ、拝観情報を紹介します。
宋版太平御覧
京都・東福寺に伝わる国宝「宋版太平御覧」は、南宋時代の慶元5年(1199年)に刊行された百科事典の版本です。全1,000巻のうち103冊が現存し、日中文化交流の歴史を今に伝える貴重な書跡典籍をご紹介します。
大覚禅師筆金剛経
京都・大徳寺の塔頭 龍光院に伝わる国宝「大覚禅師筆金剛経」の魅力を紹介。鎌倉・建長寺の開山 蘭渓道隆(大覚禅師)が自ら筆写した金剛般若波羅蜜経は、宋風書法の粋を今に伝える貴重な禅宗墨蹟です。
醍醐寺文書聖教
京都・世界遺産 醍醐寺に伝わる国宝「醍醐寺文書聖教」は、奈良時代から明治時代にわたる69,378点の文書・聖教群です。真言密教の修法記録や天皇・将軍の書状など、日本史を多角的に伝える貴重な史料群の魅力と見どころをご紹介します。
大燈国師墨蹟〈元徳二年五月十三日/与宗悟大姉法語〉
大徳寺の開山・宗峰妙超(大燈国師)が元徳2年(1330年)に女性禅者・宗悟大姉に与えた法語の墨蹟。京都・大仙院に伝わる国宝の魅力と見どころ、拝観情報をご案内します。
大燈国師墨蹟〈関山字号/(嘉暦己巳仲春)〉
鎌倉時代末期、大燈国師(宗峰妙超)が弟子・関山慧玄に「関山」の号を授けた国宝の墨蹟。妙心寺の開創に繋がる禅の師弟の物語と、京都国立博物館での鑑賞案内をご紹介します。
大燈国師墨蹟〈印可状/元徳二年仲夏上澣〉
京都・妙心寺が所蔵する国宝「大燈国師墨蹟〈印可状/元徳二年仲夏上澣〉」の魅力を紹介。宗峰妙超が弟子・関山慧玄に与えた悟りの証明書の歴史的価値と見どころを解説します。
大燈国師墨蹟〈看読真詮榜〉
京都・大徳寺塔頭の真珠庵に所蔵される国宝「大燈国師墨蹟〈看読真詮榜〉」の歴史的価値と魅力を紹介。禅僧・宗峰妙超による力強い宋風の書の見どころ、拝観情報、周辺スポットをご案内します。
大日経開題〈弘法大師筆〉
京都・醍醐寺が所蔵する国宝「大日経開題〈弘法大師筆〉」は、日本三筆の一人・空海が唐留学中に大日経疏の要文を抜き書きした貴重な直筆資料です。楷書・行書・草書が混在する空海の「素」の書の魅力と、世界遺産・醍醐寺の見どころをご紹介します。
大楼炭経〈巻第三〉
京都・知恩院が所蔵する国宝「大楼炭経〈巻第三〉」は、唐の咸亨4年(673年)に蘇慶節が一切経として書写した貴重な仏教写経です。仏教宇宙論を説くこの古写経の歴史的価値と見どころを詳しくご紹介します。
高倉天皇宸翰御消息(十一月十三日)
京都・仁和寺に所蔵される国宝「高倉天皇宸翰御消息」は、治承2年(1178年)に高倉天皇が異母兄・守覚法親王に宛てた唯一現存する直筆の手紙です。安徳天皇の誕生を感謝するこの書状の歴史的価値と仁和寺の見どころをご紹介します。
太刀〈銘正恒〉
京都国立博物館に所蔵される国宝・太刀〈銘正恒〉は、平安時代の古備前派を代表する刀工・正恒の代表作です。端正な姿と典型的な鍛えと刃文を備えた名刀の魅力と見どころ、アクセス情報をご紹介します。