国宝
National Treasures都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。
京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。
嘉禄三年(1227年)、俊芿が没する一月前に弟子の心海へ自らの法を嗣がせたことを証した自筆の文書。京都・泉涌寺に伝わる国宝で、宋風の新書風をもたらした能書家の晩年の墨跡として、勧縁疏とともに知られる。
京都・仁和寺に伝わる国宝「宝相華蒔絵宝珠箱」は、平安時代前期の研出蒔絵の優品です。金銀と青銀で描かれた宝相華文や瑞鳥、四天王の板絵など、日本漆工芸の原点とも言える至宝の魅力と見どころをご紹介します。
京都・真如堂(真正極楽寺)に伝わる国宝「法華経〈自巻第二/至巻第七〉」は、鎌倉時代の名仏師・運慶が発願し、焼失した東大寺の木材を巻軸に用いた祈りの写経です。快慶ら一門の結縁や写経の背景、真如堂の見どころを詳しくご紹介します。
京都・知恩院が所蔵する国宝「菩薩処胎経」は、西暦550年の奥書を持つ世界最古級の伝世写経です。西魏時代に書写された5帖の経典の歴史的価値、見どころ、拝観情報を詳しくご紹介します。
仁和寺の国宝、宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱。空海が唐から請来した三十帖冊子を納める乾漆製の箱で、延喜十九年(919年)という制作年がわかる希少な平安蒔絵。中央の銘を囲む二十八体の迦陵頻伽は、すべて姿が異なる。
京都・妙法院に伝わる国宝「ポルトガル国印度副王信書(羊皮紙)」は、1588年にポルトガル領インド副王ドゥアルテ・デ・メネーゼスが豊臣秀吉に宛てた外交書簡です。油彩細密画と金文字で装飾された羊皮紙に記され、1591年に聚楽第で献上されました。日本に現存するヨーロッパ起源の外交文書として極めて稀少な、大航海時代の日欧交流を物語る一級の歴史資料です。
妙心寺の法堂に置かれた梵鐘は、戊戌年(六九八年)の銘をもち、銘で年代が定まる鐘として日本最古とされる。糟屋評で鋳られた製作地と鋳造者まで判明し、その音は黄鐘調に近く徒然草にも記された。今は録音で響きを聴ける。
平等院に伝わる国宝の梵鐘は、飛天や鳳凰、獅子の文様が鐘面を埋め尽くす和鐘随一の装飾鐘。「姿の平等院」と称され天下の三名鐘に数えられる平安時代の名品で、現在は境内の平等院ミュージアム鳳翔館で間近に観覧できる。
京都・高雄の神護寺に伝わる国宝梵鐘は、貞観十七年(875年)の鋳造である。鋳工は志我部海継。詞を橘広相、銘を菅原是善、書を藤原敏行が分担した三名手の合作で、日本三名鐘の一つ「三絶の鐘」と称される名鐘である。
弘法大師空海が唐から持ち帰ったと伝わる国宝・密教法具(五鈷杵・五鈷鈴・金剛盤)の歴史と魅力を紹介。1200年以上にわたり真言密教最高の儀式で使われ続ける祈りの道具を、京都・東寺で体感してください。
京都・大徳寺龍光院に伝わる国宝「密庵咸傑墨蹟」は、南宋時代の大禅僧・密庵咸傑の現存唯一の書。千利休が表具を手がけ、専用の茶室「密庵席」が設けられたこの墨蹟の歴史的価値と魅力をご紹介します。
藤原道長が自ら筆をとり綴った世界最古の自筆日記「御堂関白記」。国宝・ユネスコ世界の記憶に登録された本作は、平安時代の宮廷政治と文化の最盛期を生々しく伝える第一級の歴史資料です。陽明文庫に伝わるその魅力と鑑賞の手がかりをご紹介します。
元軍の刃の前で偈を詠んだ伝説の禅僧・無学祖元。弘安2年(1279年)に長楽寺の一翁に与えた偈語は、40年の時を超えた師弟の絆を伝える国宝の墨蹟です。京都・相国寺承天閣美術館でその書の気品をご覧ください。
鎌倉時代の大歌人・藤原定家が56年間にわたり綴った自筆日記「明月記」は、宮廷政治・文学・天文記録を伝える国宝の第一級史料です。冷泉家時雨亭文庫に800年以上守り継がれた58巻の原本と、超新星爆発の世界的記録としての価値を紹介します。
京都府京田辺市の大御堂観音寺に安置される国宝・木心乾漆十一面観音立像。奈良時代の天平彫刻の傑作を、ガラスケースも柵もなく至近距離で拝観できる貴重な体験をご紹介します。
京都大原・三千院の往生極楽院に安置される国宝・阿弥陀三尊坐像の魅力を紹介。平安末期1148年造立の来迎像は、大和坐りの独特な姿勢で極楽浄土からの迎えの瞬間を表現しています。拝観情報・アクセス・見どころも詳しく解説。
京都嵯峨野の清凉寺(嵯峨釈迦堂)に伝わる国宝・阿弥陀三尊像は、源氏物語の光源氏のモデルとされる源融が生前に発願した平安初期の傑作です。霊宝館の春秋特別公開で拝観できる三尊像の歴史・見どころ・アクセス情報をご紹介します。
京都・仁和寺に伝わる国宝「木造阿弥陀如来及両脇侍像(金堂安置)」は、仁和4年(888年)創建時の本尊にして日本最古の阿弥陀三尊像。平安彫刻の和様化の出発点とされる穏やかな造形美や、霊宝館での拝観情報、周辺の見どころを詳しくご紹介します。
京都府宇治市の世界遺産・平等院鳳凰堂に安置される国宝・木造阿弥陀如来坐像は、仏師定朝の現存唯一の確実な作品です。寄木造の技法や和様彫刻の魅力、拝観情報を詳しくご紹介します。