理源大師筆処分状
京都・醍醐寺に伝わる国宝「理源大師筆処分状」は、延喜7年(907年)に醍醐寺の開祖・聖宝(理源大師)が自ら記した管理権移譲の公式文書です。平安時代初期の僧侶の直筆資料として極めて貴重であり、日本仏教史・書道史の両面から高い価値を持つ一巻。世界遺産・醍醐寺の霊宝館特別展などで公開されることがあります。
狸毛筆奉献表〈伝弘法大師筆〉
京都・醍醐寺が所蔵する国宝「狸毛筆奉献表」は、弘法大師空海が嵯峨天皇に狸毛筆を献上した際の上表文の写し。平安時代初期の書道文化と筆づくりの歴史を今に伝える貴重な古文書の魅力と見どころをご紹介します。
類聚歌合
京都・陽明文庫所蔵の国宝「類聚歌合」は、平安時代に行われた200余度の歌合を集成した比類なき文学遺産です。摂関家ゆかりの優美な書跡と和歌文化の神髄をご紹介します。
類聚古集
京都・龍谷大学が所蔵する国宝「類聚古集」は、万葉集の歌を主題別に分類・再編纂した唯一現存する写本です。平安時代の貴重な書跡の歴史的価値やご覧いただける機会について詳しくご紹介します。
倭漢抄下巻(彩牋)
京都・陽明文庫に所蔵される国宝「倭漢抄下巻(彩牋)」は、藤原公任編纂の『和漢朗詠集』下巻の零巻で、色鮮やかな唐紙に三跡の一人・藤原行成と伝わる格調高い書が施された平安書道の至宝です。華麗な彩牋と和漢の書が織りなす美の世界をご紹介します。
紙本著色絵因果経
京都・上品蓮台寺が所蔵する国宝「紙本著色絵因果経」は、奈良時代(8世紀)に制作された極めて貴重な絵画遺品です。巻物の上段に鮮やかな彩色画、下段に端正な楷書の経文を配し、釈迦の生涯を絵解きで伝えます。京都国立博物館に寄託されており、特別公開時に鑑賞できます。
紙本金地著色風神雷神図〈俵屋宗達筆/二曲屏風〉
京都・建仁寺所蔵の国宝「風神雷神図屏風」は、俵屋宗達が江戸時代初期に描いた琳派の象徴的傑作です。金箔の上を風神と雷神が駆け抜ける躍動的な構図、たらし込みの技法、ユーモラスな表情など、日本美術史上類を見ない独創性を誇ります。建仁寺では高精細複製品を常時展示しており、祇園散策とあわせて鑑賞できます。
紙本金地著色松に草花図〈床貼付四/壁貼付二〉
京都・智積院に所蔵される国宝「紙本金地著色松に草花図」は、桃山時代を代表する長谷川等伯による金碧障壁画です。作品の魅力や歴史的背景、拝観情報を詳しくご紹介します。
紙本金地著色桜楓図〈壁貼付九/襖貼付二〉
京都・智積院に所蔵される国宝「紙本金地著色桜楓図」は、長谷川等伯と息子・久蔵が描いた桃山時代最高峰の金碧障壁画です。父子の感動的な物語、見どころ、2023年開館の宝物館、拝観情報を詳しくご紹介します。
紙本金地著色松に梅図〈襖貼付四〉
京都・智積院に伝わる国宝「紙本金地著色松に梅図〈襖貼付四〉」は、安土桃山時代に長谷川等伯一門が描いた金碧障壁画の傑作です。豊臣秀吉が愛息の菩提寺として建立した祥雲寺の室内を飾った絢爛豪華な作品群の一つで、金箔地に松と梅を描いた四面の襖貼付は、400年以上の時を超えて桃山文化の栄華を今に伝えています。2023年開館の宝物館で鑑賞できます。
紙本金地著色松に黄蜀葵及菊図〈床貼付四〉
京都・智積院に所蔵される国宝「紙本金地著色松に黄蜀葵及菊図」の魅力を紹介。桃山時代の巨匠・長谷川等伯が描いた金碧障壁画の歴史、政治的逸話、鑑賞のポイント、アクセス情報を詳しく解説します。
紙本墨画親鸞聖人像(鏡御影)
京都・西本願寺に所蔵される国宝「紙本墨画親鸞聖人像(鏡御影)」の魅力を徹底解説。鎌倉時代の似絵の最高傑作とされる本作の芸術的特徴、親鸞聖人の生涯、鑑賞の機会、西本願寺の見どころ、アクセス情報まで幅広くご紹介します。
紙本著色法然上人絵伝〈詞伏見天皇外 七筆〉
京都・知恩院所蔵の国宝「紙本著色法然上人絵伝」は、浄土宗の開祖・法然上人の生涯を描いた全48巻・全長548メートルに及ぶ日本最長の絵巻物です。鎌倉時代のやまと絵の粋を集めた傑作の歴史・見どころ・鑑賞方法をご紹介します。
紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図〈(高雄曼荼羅)〉
京都・高雄山神護寺に伝わる国宝「紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(高雄曼荼羅)」は、弘法大師空海が直接制作に関わった現存唯一の両界曼荼羅です。天長年間(824〜833年)に淳和天皇の御願により制作され、約4メートル四方の紫綾地に金銀泥で描かれた諸尊の姿は、日本仏教絵画史上の最高傑作と称されています。
紙本墨画淡彩瓢鮎図〈如拙筆〉
京都・妙心寺退蔵院が所蔵する国宝「瓢鮎図」の魅力を徹底解説。室町時代の画僧・如拙が描いた日本最古級の水墨画と、31人の禅僧による賛詩の見どころ、アクセス情報をご紹介します。
方丈障壁画
京都・大徳寺の塔頭・聚光院に伝わる国宝「方丈障壁画」は、桃山時代の天才絵師・狩野永徳とその父・松栄が描いた全46面の障壁画です。花鳥図や琴棋書画図など、日本美術史上の最高傑作の魅力、千利休との深いゆかり、特別公開情報をご紹介します。
絹本著色秋野牧牛図
南宋時代の宮廷画家・閻次平に伝わる国宝「絹本著色秋野牧牛図」の魅力をご紹介。足利将軍家の東山御物として珍重された名画は、現在、東京・六本木の泉屋博古館東京に所蔵されています。作品の見どころやアクセス情報をお届けします。
向上寺三重塔
広島県尾道市の生口島に建つ国宝・向上寺三重塔。永享4年(1432年)に建立された和様・唐様折衷の美しい朱塗りの三重塔は、室町初期の建築美の最高傑作のひとつです。瀬戸内海を望む絶景とともにご紹介します。
浅黄綾威鎧〈兜、大袖付〉
広島県・世界遺産 厳島神社に伝わる国宝「浅黄綾威鎧〈兜、大袖付〉」。鎌倉時代後期の端正な造形と壮麗な装飾が織りなす、日本甲冑の最高傑作をご紹介します。
彩絵桧扇
広島県・厳島神社に伝わる国宝「彩絵桧扇」は、平安時代後期に制作された華麗な儀式用檜扇です。34枚の檜板に金銀箔と鮮やかな彩色で歌絵を描いた、宮廷工芸の最高傑作。平家ゆかりの宝物として世界遺産・宮島で大切に守り伝えられています。