尾張大国霊神社(国府宮)とは

尾張大国霊神社(国府宮)は、愛知県稲沢市国府宮にある尾張国の総社で、社殿のうち楼門と拝殿が昭和30年(1955年)6月22日に国の重要文化財に指定されている。楼門は1階が室町時代後期、2階が正保3年(1646年)、拝殿は江戸時代前期の建築である(文化庁)。

愛知県の観光サイトによれば、奈良時代に国衙に隣接して鎮座していたことから尾張国の総社と定められ、国司自ら祭祀を行ったため、一般に国府宮神社、国府宮と呼ばれるようになった。尾張地方の総鎮守、農商業の守護神、厄除の神として信仰されている。

境内の構成

愛知県の観光サイトによれば、境内には本殿、祭文殿、東西の廻廊、拝殿、楼門が建ち並ぶ。本殿に接する場所には、磐境と呼ばれる5個の大きな自然石が円形に並んでおり、社殿を建てる以前の原始的な祭場と考えられている。

楼門は参道から境内に入る正面の門で、その奥に拝殿が建つ。楼門と拝殿にはそれぞれ棟札3枚が附として指定されている(文化庁)。

はだか祭

尾張大国霊神社では、毎年旧暦正月13日に儺追神事、通称「はだか祭」が行われる。愛知県の観光サイトによれば、約1250年前に尾張国司が厄払いをしたのが始まりで、裸の寒参りの風習と結びついて現在の形になったのは江戸時代末期といわれる。尾張一円から数千の裸男が集まり、儺負人(神男)に触れて厄を落とそうともみ合う。前日には約4トンの大鏡餅が奉納される。

参拝とアクセス

愛知県の観光サイトによれば、参拝は無料で、受付時間は午前9時から午後4時、無休。駐車場は無料で普通車150台。所在地は稲沢市国府宮1-1-1、問い合わせは0587-23-2121。

名鉄名古屋駅から名鉄国府宮駅で降りて徒歩3分、またはJR名古屋駅からJR稲沢駅で降りて徒歩15分。車では国道22号の中之郷南交差点を曲がる。

参考文献

尾張大国霊神社楼門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1262
尾張大国霊神社拝殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1263
拝殿(稲沢市)
https://www.city.inazawa.aichi.jp/0000002820.html
尾張大国霊神社(国府宮)(愛知県観光サイト Aichi Now)
https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/109/

最終更新日: 2026.10.04

基本情報

名称尾張大国霊神社(国府宮)
所在地愛知県稲沢市国府宮1-1-1
所有者尾張大国霊神社
指定重要文化財 2件
座標35.25583, 136.80548