弘前の東照宮本殿とは

東照宮本殿は、青森県弘前市笹森町にある寛永5年(1628年)の神社本殿で、昭和28年(1953年)11月14日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「とうしょうぐうほんでん」。

文化庁の記録では、桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、軒唐破風付、柿葺。指定番号は01247である。

弘前藩の東照宮

東照宮本殿は、徳川家康をまつる東照宮の本殿として寛永5年(1628年)に建てられた(青森県)。所在地は弘前市笹森町38-2で、所有者は弘前市である。

青森県教育委員会は、ほかの藩の東照宮と比べて、色を塗らない素木造の簡素なものと記している。

重要文化財としての価値

青森県教育委員会によれば、東照宮本殿は細部の彫刻から主体部の構造形式に至るまで桃山時代の建築技術が生かされており、県内の神社建築のなかで屈指のものとされる。

見どころ

三間四方の本殿に、こけら葺の入母屋屋根を載せて妻入とする(青森県)。四周に縁を回し、軒唐破風の付いた一間の向拝を正面に設け、向拝と本体のつなぎには曲線を描く海老虹梁を用いている。

弘前の東照宮本殿の前に立ったら、色のない素木の肌と、向拝の軒唐破風や海老虹梁の曲線が見せる桃山風の細部を見比べたい。

見学について

青森県教育委員会によれば、東照宮本殿の公開状況は「外観のみ公開」である。見学についての問い合わせは、弘前市教育委員会文化財課(電話0172-82-1642)。

Q&A

Q弘前の東照宮本殿はいつ建てられましたか?
A寛永5年(1628年)です(文化庁)。
Q東照宮本殿の特徴は?
Aほかの藩の東照宮に比べて素木造の簡素なつくりですが、細部の彫刻から構造まで桃山時代の技術が生かされています(青森県)。
Q東照宮本殿の形式は?
A三間四方、入母屋造・妻入・こけら葺で、軒唐破風付きの一間の向拝を持ちます(文化庁)。
Q弘前の東照宮本殿は見学できますか?
A外観のみ公開されています。問い合わせは弘前市教育委員会文化財課(0172-82-1642)です(青森県)。
Q東照宮本殿が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和28年(1953年)11月14日です(文化庁)。

基本情報

名称東照宮本殿(とうしょうぐうほんでん)
所在地青森県弘前市大字笹森町38-2
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和28年(1953年)11月14日指定
員数1棟
寸法桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、軒唐破風付、こけら葺
所有者弘前市
公開状況外観のみ公開

参考文献

東照宮本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/63
東照宮本殿(青森県教育委員会 文化財保護課)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-bunka/jubun_kenzoubutu_13.html

最終更新日: 2026.10.14