丹巌洞草庵とは

丹巌洞草庵は、福井県福井市加茂河原にある弘化3年(1846年)頃の藩医の別荘で、平成28年(2016年)8月1日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「たんがんどうそうあん」。

文化庁の記録では、土蔵造2階一部木造平屋建、瓦葺で、建築面積69平方メートル。登録番号は18-0156である。

福井藩医の別荘

丹巌洞草庵は、福井藩医の山本瑞庵の別荘として建てられたと伝わる(文化庁)。2階建の土蔵に、木造平屋建の6畳の茶室などを併設した複雑な平面をもつ。

2階は船底状に天井を張り、壁・天井とも襖紙を貼り付けて塗り込めたように見せる(文化庁)。土蔵の概念にとらわれず、数寄屋風の内装でまとめている。

福井市観光協会によれば、松平春嶽、横井小楠、橋本左内、中根雪江らが訪れ、舟遊びをしながら密談を交わしたという。敷地には笏谷石の石切場の跡も残る。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、土蔵の概念にとらわれず数寄屋風の内装でまとめた建物として、「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

船底状の天井と、襖紙を貼って塗り込めたように見せる壁と天井に注目したい(文化庁)。

見学について

福井市観光協会によれば、現在は料亭として使われている。見学のみの場合は、都合が合えば午前中に見学でき、事前の相談が必要である。所在地は福井市加茂河原1-5-12。

Q&A

Q丹巌洞草庵はいつ建てられましたか?
A弘化3年(1846年)頃です(文化庁)。
Q丹巌洞草庵は誰の別荘でしたか?
A福井藩医の山本瑞庵の別荘と伝わります(文化庁)。
Q丹巌洞草庵の内装の特徴は?
A船底状の天井で、壁と天井に襖紙を貼る数寄屋風の内装です(文化庁)。
Q丹巌洞草庵は見学できますか?
A福井市観光協会によれば、事前の相談で午前中に見学できる場合があります。
Q丹巌洞草庵が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成28年(2016年)8月1日です(文化庁)。

基本情報

名称丹巌洞草庵(たんがんどうそうあん)
所在地福井県福井市加茂河原1-555他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成28年(2016年)8月1日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階一部木造平屋建、瓦葺、建築面積69㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況見学は事前相談(福井市観光協会)

参考文献

丹巌洞草庵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011125
丹巌洞(ふくいろ 福井市観光協会)
https://fuku-iro.jp/spot/48/

最終更新日: 2026.10.18