元宿浄水場喞筒室とは
元宿浄水場喞筒室は、群馬県桐生市元宿町の元宿浄水場にある昭和7年(1932年)竣工の喞筒(ポンプ)室で、平成9年(1997年)11月5日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「もとじゅくじょうすいじょうそくとうしつ」。
記録によれば、鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積280平方メートル。登録番号は10-0011で、所有者は桐生市である。桐生市の上水道は昭和7年(1932年)4月に給水を始め、元宿浄水場で濾過した地下水をポンプで水道山の配水池へ送る仕組みだった(桐生市)。
登録有形文化財としての価値
元宿浄水場喞筒室は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁は、元宿浄水場や堤町の高区・低区配水池からなる昭和初期の一連の水道施設が良好に残る点を珍しいと評価している。
見どころ
喞筒室は旧事務所の西南に建つ。旧事務所と似た意匠で、縦長の窓や柱形で垂直線を強調した外観、スクラッチタイルの外壁、入口の庇の装飾に時代の特徴がよく表れている(文化庁)。
桐生市によれば、屋根はアスファルト張りで、内部にはアール・デコ調の照明器具や意匠を凝らした真鍮製の手すりが設けられている。
見学について
桐生市によれば、元宿浄水場は通常非公開のため、施設の中には入れない。水道資料館をはじめとする建物は、浄水場の外から見るにとどめたい。所在地は桐生市元宿町14番37号、問い合わせは桐生市教育委員会文化財保護課(電話0277-46-6467)。
Q&A
- 元宿浄水場喞筒室はいつ建てられましたか?
- 昭和7年(1932年)です(桐生市)。
- 元宿浄水場喞筒室の外観の特徴は?
- 縦長の窓や柱形による垂直線の強調、スクラッチタイルの外壁、入口庇の装飾です(文化庁)。
- 元宿浄水場喞筒室の内部の見どころは?
- アール・デコ調の照明器具と真鍮製の手すりです(桐生市)。
- 元宿浄水場喞筒室が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成9年(1997年)11月5日です。
- 元宿浄水場喞筒室は見学できますか?
- 元宿浄水場は通常非公開のため、施設内には入れません(桐生市)。
基本情報
| 名称 | 元宿浄水場喞筒室(もとじゅくじょうすいじょうそくとうしつ) |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県桐生市元宿町14-37 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成9年(1997年)11月5日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積280平方メートル |
| 所有者 | 桐生市 |
| 公開状況 | 通常非公開 |
参考文献
- 元宿浄水場喞筒室(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000332
- 元宿浄水場喞筒室(桐生市)
- https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/bunkazai/1010700/kunitouroku/1002019.html
- 桐生市水道関係施設(12件)(桐生市)
- https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/bunkazai/1010700/kunitouroku/1002008.html
最終更新日: 2026.10.07