西山本館とは

西山本館は、広島県尾道市十四日元町で旧出雲街道に面して建つ、大正後期(1919〜1926年)建築の木造2階一部3階建の旅館建築で、平成27年(2015年)3月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「にしやまほんかん」。日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の構成文化財でもある(文化庁、尾道市)。

文化庁の記録では、木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積425平方メートルで、昭和27年(1952年)に改修された。登録番号は34-0147である。

港町尾道の旅館

尾道市文化振興課によれば、西山本館は大正時代に建てられた旅館で、港や造船所の関係者が多く泊まり、外国人の宿泊者のための洋室も残る。港の周辺の土蔵とともに、港町の繁栄を思い起こさせる建物とされる。

尾道市歴史文化まちづくり推進協議会は、今では貴重な木造3階建の大正時代の建物で、どこか懐かしいたたずまいをもつと紹介している。

登録有形文化財としての価値

西山本館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、丁寧な仕上げの数寄屋風の和室のほか、外国人船員の宿泊にも対応する洋室3室を持つなど、港町の風情を醸す木造旅館と評価している。

見どころ

西山本館は、木造2階建と3階建の棟が複雑に組み合わされ、すべての客室が庭に面するよう工夫されている(文化庁)。

客室には丁寧な仕上げの数寄屋風の和室があり、外国人船員のための洋室3室も備える(文化庁)。複数の棟が連結した構成と、一部に設けられた洋室が、国際的な港町の宿の歴史を伝えている(日本遺産ポータルサイト)。

訪れるには

西山本館の所在地は尾道市十四日元町3-27。日本遺産尾道市公式サイトは、営業時間を9時から16時、定休日を木曜日と12月29日から1月1日と案内している。宿泊などの利用は施設に確認したい。

Q&A

Q西山本館はいつ建てられましたか?
A大正後期(1919〜1926年)で、昭和27年(1952年)に改修されています(文化庁)。
Q西山本館にはどんな人が泊まっていましたか?
A港や造船所の関係者が多く、外国人の宿泊者のための洋室も残ります(尾道市)。
Q西山本館の建築の特徴は?
A2階建と3階建の棟が複雑に組み合わされ、すべての客室が庭に面するよう工夫されています(文化庁)。
Q西山本館は日本遺産と関係がありますか?
A日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の構成文化財です(日本遺産ポータルサイト)。
Q西山本館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成27年(2015年)3月26日です。

基本情報

名称西山本館(にしやまほんかん)
所在地広島県尾道市十四日元町3-27
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成27年(2015年)3月26日登録
員数1棟
寸法木造2階一部3階建、瓦葺、建築面積425平方メートル
所有者記載なし(文化庁データベース)
公開状況営業9時から16時、木曜定休(尾道市の案内)

参考文献

西山本館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010512
西山本館(日本遺産ポータルサイト)
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/1265/
西山本館(日本遺産尾道市公式WEBサイト)
https://nihonisan-onomichi.jp/bunkazai16_nishiyama-honkan/

最終更新日: 2026.10.10