桜橋とは:神龍湖に架かる昭和12年の鋼製アーチ橋

桜橋(さくらはし)は、広島県神石郡神石高原町永野の帝釈峡、神龍湖に架かる昭和12年(1937年)完成の鋼製アーチの道路橋で、平成23年(2011年)1月26日に登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録では、橋長70メートル、幅員4.6メートルで、橋台が付く。所有者は広島県で、登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」である。

文化庁によると、帝釈峡遊覧道路の施設として建設された、軽快なデザインの近代橋梁である。

桜橋の構造

文化庁の解説によると、桜橋は中路式の鋼製道路橋である。中路式とは、アーチの途中の高さに橋の床を通す形式をいう。

ブレーストリブを用いた2ヒンジアーチから吊材で床桁を吊っている。ブレーストリブアーチは、上下の弦材を斜材でつないだトラス状のアーチで、軽い部材で大きな力を受け止める。

橋の四隅には、照明柱を兼ねた親柱が立つ。

桜橋の見どころ

湖面から立ち上がるアーチと、その中ほどを水平に通る床が、桜橋の姿を特徴づけている。文化庁が軽快と評する細身の部材の組み合わせを、湖畔から横に眺めたい。

橋の上では、四隅の照明柱付きの親柱に目を向けたい。遊覧道路の施設として整えられた当時の意匠が残る部分である。

桜橋の見学方法

桜橋は現在も道路橋として使われており、歩いて渡ることができる。車両の通行に注意したい。

問い合わせは神石高原町へ。

Q&A

Q桜橋はいつ架けられたのですか?
A昭和12年(1937年)に完成しました。
Q桜橋の読み方は?
A「さくらはし」と読みます。
Q桜橋の大きさは?
A橋長70メートル、幅員4.6メートルです。
Q桜橋の構造の特徴は?
Aブレーストリブを用いた2ヒンジアーチから吊材で床を吊る、中路式の鋼製アーチ橋です。
Q桜橋はどこにありますか?
A広島県神石高原町の帝釈峡、神龍湖に架かっています。

基本情報

名称桜橋(さくらはし)
所在地広島県神石郡神石高原町永野5056-2
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成23年(2011年)1月26日登録
員数1基
寸法鋼製アーチ橋、橋長70メートル、幅員4.6メートル、橋台付
所有者広島県
公開状況道路橋として通行可能

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「桜橋」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00008580
文化遺産オンライン「桜橋」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/210206

最終更新日: 2026.09.28