竹村家とは

竹村家は、広島県尾道市久保の尾道水道に面して建つ旅館で、大正9年(1920年)建築の主屋と門及び塀の2件が、平成16年(2004年)11月8日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「たけむらや」(文化庁)。

日本遺産ポータルサイト(文責:尾道市文化振興課)によれば、竹村家は大正時代に建てられた旅館で、海辺に建つ景観から映画『東京物語』ゆかりの地として知られる。日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の構成文化財の一つである。

2件の構成

主屋は北が道路、南が海に面する木造2階建で、南北棟と東西棟が直交するT字型の形態をとる。竹材の細工や造作を多用した繊細な書院造で、北の正面は棟違いの八棟造風に扱い、外観は重厚かつ豪放である(文化庁)。

門は敷地の北辺の西寄りに設けた切妻造・銅板葺の棟門で、矩折りの袖塀が付く。続く塀は真壁造・桟瓦葺で、腰から上を黒漆喰塗りとし、簾を入れた横長の小窓を開ける(文化庁)。2件とも「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。

見学と所在地

竹村家の建物の公開について、公的な案内は見当たらなかった。門と塀は街路から見ることができる。所在地は尾道市久保3-14-1。

参考文献

竹村家(日本遺産ポータルサイト)
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/1266/
竹村家主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004414
竹村家門及び塀(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004415

最終更新日: 2026.10.08

基本情報

名称竹村家(尾道市)
所在地広島県尾道市久保3-14-1
指定登録有形文化財 2件
座標34.40999, 133.20742