彦三町家とは

彦三町家は、石川県金沢市安江町にある昭和6年(1931年)頃の近代和風住宅で、平成30年(2018年)11月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ひこそまちや」。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積78平方メートル。門柱と塀が付く。平成27年(2015年)に改修されている。登録番号は17-0283である。

アズマダチの意匠を受け継ぐ住宅

彦三町家は市中心部の住宅地にあり、街路から後退して建つ(文化庁)。北を正面として前庭を設け、コンクリート造の門と塀で囲む。2階建、切妻造妻入で、正面の東端に台所を突き出し、1階に居室、2階に客座敷を設ける。

石川県によれば、平成27年(2015年)に金澤町家研究会が前所有者から寄付を受け、事務所などとして活用している。旧彦三地区に位置していたことから、この名称が用いられている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、妻面のアズマダチの意匠など伝統形式を踏襲した近代和風住宅としている。石川県は、金沢の伝統形式をよく残しているとしている。

見どころ

妻面に束・梁・貫を見せるアズマダチの意匠が見どころである(文化庁、石川県)。石川県によれば、座敷の造作は質朴な意匠としながら、壁に青色や緑色を用いて華やかな空間を演出している。

見学について

金澤町家研究会が事務所などとして使っている(石川県)。内部の公開について公的な案内は確認できなかった。外観は通りから見ることができる。

Q&A

Q彦三町家はいつ建てられましたか?
A昭和6年(1931年)頃です(文化庁)。
Q彦三町家はどこにありますか?
A金沢市安江町、旧彦三地区にあります(文化庁、石川県)。
Q彦三町家の見どころは?
A妻面のアズマダチの意匠と、青や緑の壁の座敷です(文化庁、石川県)。
Q彦三町家は見学できますか?
A金澤町家研究会の事務所として使われており、公開の案内は確認できませんでした。
Q彦三町家が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)11月2日です(文化庁)。

基本情報

名称彦三町家(ひこそまちや)
所在地石川県金沢市安江町187
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)11月2日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積78㎡、門柱及び塀付
所有者特定非営利活動法人金澤町家研究会
公開状況事務所として使用(公開の案内なし)

参考文献

彦三町家(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012523
国の文化財の登録について(石川県教育委員会、平成30年7月20日)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/h30kyoui/documents/3007201.pdf

最終更新日: 2026.10.15