アレン記念館とは

アレン記念館は、岩手県久慈市本町3丁目にある昭和16年(1941年)建築の木造2階建の住宅で、平成28年(2016年)11月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「あれんきねんかん」。アメリカ出身の女性宣教師タマシン・アレンの住まいとして建てられ、設計はヴォーリズ建築事務所である(文化庁、久慈市)。

文化庁の記録では、木造2階建、銅板葺、建築面積65平方メートル。登録番号は03-0087で、所有者は学校法人東北文化学園大学。記録には平成20年(2008年)の改修も記されている。

タマシン・アレンの住まい

久慈市によれば、タマシン・アレンは久慈地域の教育と福祉の向上に生涯を尽くした人物で、久慈市の名誉市民である。この建物は彼女の居宅として使われた。

設計を担ったのは、アメリカ出身の建築家W.M.ヴォーリズの事務所である(久慈市、文化庁)。ヴォーリズの事務所は日本各地で住宅や教会、学校を数多く手がけており、久慈の小さな住宅もその一つにあたる。

登録有形文化財としての価値

アレン記念館は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、暖炉のある客室を中心とした間取り、アイロン台などを造り付けにして工夫した台所、2階のバルコニーを挙げ、洋風の生活を意図した住宅であると評価している。

見どころ

アレン記念館の間取りは、暖炉のある客室を中心に組み立てられている(文化庁)。人を迎える部屋が家の中心に置かれている。

台所には、アイロン台などの家具が造り付けられている(文化庁)。外観では、2階に設けたバルコニーに目を向けたい。

見学について

アレン記念館の内部公開や見学方法について、公的な案内は見当たらなかった。所有者は学校法人東北文化学園大学で、所在地は久慈市本町3丁目11。訪ねる場合は事前に所有者へ確認したい。

Q&A

Qアレン記念館はいつ建てられましたか?
A昭和16年(1941年)です(久慈市)。
Qアレン記念館は誰の家でしたか?
Aアメリカ出身の女性宣教師で、久慈市の名誉市民でもあるタマシン・アレンの住まいでした。
Qアレン記念館を設計したのは誰ですか?
AW.M.ヴォーリズの建築事務所です(文化庁、久慈市)。
Qアレン記念館の建物の特徴は?
A暖炉のある客室を中心にした間取り、アイロン台などを造り付けた台所、2階のバルコニーなど、洋風の暮らしを意図した造りです(文化庁)。
Qアレン記念館は見学できますか?
A内部公開の公的な案内はありません。所有者の学校法人東北文化学園大学への確認が必要です。

基本情報

名称アレン記念館(あれんきねんかん)
所在地岩手県久慈市本町3丁目11
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成28年(2016年)11月29日登録
員数1棟
寸法木造2階建、銅板葺、建築面積65平方メートル
所有者学校法人東北文化学園大学
公開状況公開に関する公的案内なし

参考文献

アレン記念館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011232
久慈市の文化財(久慈市)
https://www.city.kuji.lg.jp/soshiki/bunka/1/3/2917.html

最終更新日: 2026.10.06