鶴の湯温泉本陣とは

鶴の湯温泉本陣は、秋田県仙北市田沢湖田沢にある明治時代前期の温泉宿の茅葺の長屋で、平成22年(2010年)1月15日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「つるのゆおんせんほんじん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、茅葺で、建築面積225平方メートル。昭和後期と平成10年(1998年)頃に改修されている。登録番号は05-0174である。

東西43メートルの茅葺の長屋

鶴の湯温泉本陣は、東西43メートルと桁行に長い寄棟造・茅葺の建物で、南面に煙出しを設ける(文化庁)。西半分は入口の土間と11畳からなる客室5室を並べ、東半分には休憩室や事務室などを配する。外壁は竪板張りとし、内部には手斧仕上げの梁を架け渡す。

公式サイトによれば、鶴の湯温泉は乳頭温泉郷で最も古くからある温泉宿で、寛永15年(1638年)に秋田藩2代藩主の佐竹義隆が湯治に訪れたといわれ、茅葺の本陣はその際に警護の者が詰めた建物として、鶴の湯を代表する建物となっている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、風趣に富む湯治場の雰囲気をよく伝えるとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

東西に長く延びる茅葺屋根と南面の煙出し、竪板張りの外壁、内部の手斧仕上げの梁が見どころである(文化庁)。

見学について

現役の温泉宿の客室棟で、公式サイトでは本陣の客室も宿泊の対象として案内されている。公式サイトの英語ページによれば、日帰り入浴は10時から15時までで、月曜日は受け付けていない。

Q&A

Q鶴の湯温泉本陣はいつ建てられましたか?
A明治時代前期です(文化庁)。
Q本陣の名の由来は?
A秋田藩2代藩主の佐竹義隆が湯治に訪れた際に警護の者が詰めた建物と伝えます(鶴の湯温泉 公式サイト)。
Q建物の大きさは?
A東西43メートルの長い茅葺の建物で、11畳の客室5室などがあります(文化庁)。
Q泊まれますか?
A公式サイトでは本陣の客室も宿泊の対象として案内されています。
Q鶴の湯温泉本陣が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成22年(2010年)1月15日です(文化庁)。

基本情報

名称鶴の湯温泉本陣(つるのゆおんせんほんじん)
所在地秋田県仙北市田沢湖田沢字湯ノ岱2番地先先達沢国有林生保内事業区50林班ハ小班
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成22年(2010年)1月15日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、茅葺、建築面積225㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況温泉宿(日帰り入浴 10:00〜15:00、月曜休、公式英語ページ)

参考文献

鶴の湯温泉本陣(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00007952
鶴の湯温泉のご案内(鶴の湯温泉 公式サイト)
https://www.tsurunoyu.com/FONDMENT/t-annai.html
TSURUNOYU ONSEN(鶴の湯温泉 公式サイト 英語ページ)
https://www.tsurunoyu.com/english.html

最終更新日: 2026.10.21