三所神社(本島)とは

三所神社は、香川県丸亀市の塩飽諸島・本島の生ノ浜浦に鎮座する神社で、天保元年(1830年)の本殿と明治30年(1897年)の幣拝殿の2件が、令和4年(2022年)10月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。

香川県港湾課によれば、本島は丸亀港の北方11キロメートルの沖合に浮かぶ塩飽諸島の中心の島で、古くは塩飽水軍の本拠地として栄えた。そのすぐれた操船技術で徳川幕府の御用船方を務め、万延元年(1860年)には日本人として初めて太平洋を渡った咸臨丸の乗組員として35名の塩飽衆が活躍した。

2件の構成

本殿は一間社流造本瓦葺で、二重の切石基壇の上に建ち、高欄付の縁をめぐらす。板支輪の彫刻や手挟・木鼻の丸彫の彫刻は巧緻で躍動感があり、塩飽大工の力量を示す。幣拝殿は正面三間の入母屋造本瓦葺で、千鳥破風と唐破風の向拝を重ね、背面の幣殿で本殿とつながる。塩飽大工の活動末期の社殿として貴重とされる(文化庁)。

いずれも「再現することが容易でないもの」として登録された(文化庁)。

見学と所在地

公開の情報は確認できないため、見学の際は参拝者に配慮したい。所在地は丸亀市本島町生ノ浜字浦内635で、本島へは丸亀港から船で渡る(香川県港湾課)。

参考文献

三所神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014413
三所神社幣拝殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014414
本島港(香川県土木部港湾課)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/13082/honjima.pdf

最終更新日: 2026.10.12

基本情報

名称三所神社(本島)
所在地香川県丸亀市本島町生ノ浜字浦内635
所有者三所神社
指定登録有形文化財 2件
座標34.38159, 133.76035