壽ビルディングとは

壽ビルディングは、京都市下京区の河原町通に面して建つ昭和2年(1927年)建築の鉄筋コンクリート造5階建の事務所ビルで、平成27年(2015年)11月17日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「ことぶきびるでぃんぐ」。文化庁は、京都の中心部に残る昭和初期の事務所ビルとして希少と記している。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造5階建、建築面積159平方メートル、塔屋付き。登録番号は26-0494で、所有者は壽商事株式会社である。

登録有形文化財としての価値

壽ビルディングは「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、簡素な意匠を基本としながら、アール・デコ風の意匠と様式主義的な要素を取り入れた点を挙げている。

河原町通の繁華街に、昭和初期の鉄筋コンクリート造の事務所ビルが5階建の姿で残っている。

見どころ

壽ビルディングの内外観は簡素な意匠を基本とするが、正面玄関や階段にはアール・デコ風の意匠を取り入れている(文化庁)。玄関まわりの直線的な装飾が、建物の顔をつくっている。

1階の外壁は石張りとし、柱形の頂部にはアカンサスなどの様式主義的な装飾を備える(文化庁)。通りから見上げると、柱の上端に古典的な葉飾りが付いているのがわかる。

見学について

壽ビルディングの内部公開について公的な案内は見当たらなかった。外観は河原町通から見ることができる。所在地は京都市下京区西木屋町通松原上る三丁目市之町251-7ほか。

Q&A

Q壽ビルディングはいつ建てられましたか?
A昭和2年(1927年)です(文化庁)。
Q壽ビルディングの構造は?
A鉄筋コンクリート造5階建で、塔屋が付きます(文化庁)。
Q壽ビルディングの意匠の特徴は?
A簡素な意匠を基本に、正面玄関や階段にアール・デコ風の意匠、1階の石張りや柱頭のアカンサスなどの様式主義的要素を備えます(文化庁)。
Q壽ビルディングが登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成27年(2015年)11月17日です。
Q壽ビルディングは見学できますか?
A内部公開の公的な案内はありません。外観は河原町通から見られます。

基本情報

名称壽ビルディング(ことぶきびるでぃんぐ)
所在地京都府京都市下京区西木屋町通松原上る三丁目市之町251-7他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成27年(2015年)11月17日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造5階建、建築面積159平方メートル、塔屋付
所有者壽商事株式会社
公開状況外観は通りから見学可(内部公開の公的案内なし)

参考文献

壽ビルディング(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010838

最終更新日: 2026.10.07