京都大学尊攘堂とは
京都大学尊攘堂は、京都府京都市左京区吉田本町にある明治36年(1903年)の煉瓦造の記念堂で、平成10年(1998年)9月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きょうとだいがくそんじょうどう」。
文化庁の記録では、煉瓦造平屋建、瓦葺で、建築面積172平方メートル。登録番号は26-0021である。
品川弥二郎の記念堂に由来する建物
京都大学尊攘堂は、品川弥二郎が創設した記念堂に由来する建物である(文化庁)。京都大学によれば、吉田松陰の門弟であった品川弥二郎が、松陰の遺志をくみ、維新に功のあった人々を顕彰するため、明治20年(1887年)に高倉通錦小路に尊攘堂を創設した。
品川の死後、関係資料と建設資金が京都帝国大学に寄贈され、松陰の遺墨などを納めるため、明治36年(1903年)に大学の構内に新しい尊攘堂が建てられた(文化庁、京都大学)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、煉瓦造にスタッコを塗り、鉄造の玄関ポーチを備え、開口部などを平明な意匠で仕上げた建物で、小さな堂ながら構内では異色の建築になっているとして、「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
スタッコ塗りの煉瓦の壁と、鉄造の玄関ポーチが見どころである(文化庁)。
見学について
京都大学の本部構内にある。京都大学によれば、令和5年(2023年)のホームカミングデイでは一般にも公開された。常時の公開について、公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 京都大学尊攘堂はいつ建てられましたか?
- 明治36年(1903年)です(文化庁、京都大学)。
- 尊攘堂は何のための建物ですか?
- 品川弥二郎が維新の功労者を顕彰するために創設した記念堂に由来し、吉田松陰の遺墨などを納めるために建てられました(京都大学)。
- 尊攘堂の見どころは?
- スタッコ塗りの煉瓦の壁と鉄造の玄関ポーチです(文化庁)。
- 尊攘堂は見学できますか?
- ホームカミングデイなどで公開されたことがありますが、常時の公開の案内は確認できませんでした(京都大学)。
- 京都大学尊攘堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成10年(1998年)9月2日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 京都大学尊攘堂(きょうとだいがくそんじょうどう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市左京区吉田本町 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成10年(1998年)9月2日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 煉瓦造平屋建、瓦葺、建築面積172㎡ |
| 所有者 | 国立大学法人京都大学 |
| 公開状況 | 常時公開の案内なし(行事で公開例あり) |
参考文献
- 京都大学尊攘堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000740
- 第18回 京都大学ホームカミングデイ 施設見学(京都大学)
- https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/hc-day/2023/18-e
最終更新日: 2026.10.20