齋藤家住宅とは

齋藤家住宅は、京都市左京区吉田神楽岡町にある大正13年(1924年)ごろ建築の木造2階建の住宅で、平成11年(1999年)10月14日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「さいとうけじゅうたく」。主に京都帝国大学の教官に向けて建てられた借家の一つで、設計は前田巧である(文化庁)。

文化庁の記録では、木造2階建、銅板葺、建築面積90平方メートル。登録番号は26-0047で、所有者は記録に記載がない。

神楽岡の借家群

文化庁の解説によれば、大正末期から昭和17年(1942年)ごろにかけて、神楽岡(吉田山)の北東の傾斜地に8つのブロックに分けて28件の借家が建てられた。主に京都大学の教官を対象としたもので、齋藤家住宅はその1件である。

京都市景観・まちづくりセンターは、吉田山の麓に新たに造られた神楽岡の住宅群について、京都帝国大学に近いことから大学教員などの入居を想定した間取りが工夫され、当時の間取り図に「書生室」の名が見えると紹介している。家族構成に合わせた多様なプランを用意しつつ、どの家も居間から大文字の送り火が望めるよう雛壇状に家を配置していたという。

登録有形文化財としての価値

齋藤家住宅は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、木造2階建・銅板葺の瀟洒な和風の外観をもち、2階に独立した子供部屋をもつ点に特徴があると評価している。

見どころ

齋藤家住宅は木造2階建で、屋根を銅板で葺いた和風の外観をもつ(文化庁)。

2階に独立した子供部屋を設けている点が、この住宅の特徴である(文化庁)。子供のための独立した部屋を2階に設けた、大学教員の家族向けの住まいである。

見学について

齋藤家住宅は個人の住宅とみられ、公開に関する公的な案内は見当たらなかった。外観を道から見るにとどめたい。所在地は京都市左京区吉田神楽岡町8-158。

Q&A

Q齋藤家住宅はいつ建てられましたか?
A大正13年(1924年)ごろです(文化庁)。
Q齋藤家住宅は誰が設計しましたか?
A前田巧です(文化庁)。
Q齋藤家住宅はどんな目的で建てられましたか?
A主に京都大学の教官を対象に神楽岡に建てられた28件の借家の一つです(文化庁)。
Q齋藤家住宅の特徴は?
A瀟洒な和風の外観と、2階の独立した子供部屋です(文化庁)。
Q齋藤家住宅が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成11年(1999年)10月14日です。

基本情報

名称齋藤家住宅(さいとうけじゅうたく)
所在地京都府京都市左京区吉田神楽岡町8-158
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成11年(1999年)10月14日登録
員数1棟
寸法木造2階建、銅板葺、建築面積90平方メートル
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況公開に関する公的案内なし

参考文献

齋藤家住宅(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001396
吉田神楽岡旧谷川住宅群の景観保全によせて(京都市景観・まちづくりセンター)
https://www.kyoto-machisen.jp/fund/machiya_cms/wp-content/uploads/2024/06/kirokusyu_yoshidakaguraoka.pdf

最終更新日: 2026.10.08