一乃湯本館とは

一乃湯本館は、三重県伊賀市上野西日南町の上野城下町にある銭湯「一乃湯」の大正15年(1926年)建築の木造2階建の本館で、平成25年(2013年)6月21日に門とともに国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「いちのゆほんかん」(文化庁)。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺、建築面積129平方メートル。登録番号は24-0156である。

城下町の銭湯

文化庁の解説によれば、本館は通りに面した門から前庭を挟んで建つ。1階は脱衣所、2階は湯上がりの休憩所として座敷を配している。

門の上部には、昭和25年(1950年)の一乃湯開業時に取り付けられた屋号と温泉マークのネオン管の看板があり、本館と門がそろって上野城下町の銭湯文化の風情を伝える(文化庁)。伊賀上野観光協会は、一乃湯を会員の銭湯として紹介している。

登録有形文化財としての価値

一乃湯本館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、上野城下町の歴史的景観を彩る建物と評価している。

見どころ

一乃湯本館は入母屋造妻入、桟瓦葺の木造2階建で、唐破風屋根の玄関を張り出す(文化庁)。

全体は和風の意匠だが、浴場の入口の壁にはテラコッタやアーチなど洋風の意匠を見せる(文化庁)。和と洋が混じり合う昭和初期の銭湯建築の特徴がよく表れている。

利用について

一乃湯本館は銭湯「一乃湯」として使われている。伊賀上野観光協会によれば、所在地は伊賀市上野西日南町1762、電話は0595-21-1126。営業時間は公的な案内で確認できなかったため、事前に確認したい。一乃湯の2件の登録有形文化財については、グループページ「一乃湯(伊賀市)」を参照。

Q&A

Q一乃湯本館はいつ建てられましたか?
A大正15年(1926年)です(文化庁)。
Q一乃湯本館の外観の特徴は?
A入母屋造妻入の2階建で、唐破風屋根の玄関を張り出しています(文化庁)。
Q一乃湯本館の中はどうなっていますか?
A1階が脱衣所、2階が湯上がりの休憩所の座敷です(文化庁)。
Q一乃湯本館に洋風の要素はありますか?
A浴場入口の壁にテラコッタやアーチなどの洋風意匠があります(文化庁)。
Q一乃湯本館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成25年(2013年)6月21日です。

基本情報

名称一乃湯本館(いちのゆほんかん)
所在地三重県伊賀市上野西日南町1761他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成25年(2013年)6月21日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積129平方メートル
所有者記載なし(文化庁データベース)
公開状況銭湯として利用(営業時間は要確認)

参考文献

一乃湯本館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009623
一乃湯門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009624
一乃湯(伊賀上野観光協会)
https://www.igaueno.net/?kaiin=530

最終更新日: 2026.10.10