高橋酒造とは

高橋酒造は、新潟県長岡市地蔵の栖吉川のほとりにある酒蔵で、大正11年(1922年)ごろに建てられた赤煉瓦の新蔵と煙突の2件が、平成18年(2006年)11月29日にそろって国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。代表銘柄は「長陵」である(越後銘門酒会)。

登録番号は新蔵が15-0235、煙突が15-0236で、所有者は高橋酒造株式会社である(文化庁)。

赤煉瓦の蔵ができるまで

長岡市の公式ウェブメディア「な!ナガオカ」によれば、高橋酒造は安政年間(1854~1860年)に初代が紺屋(染物屋)として創業した。六角形の煙突と赤煉瓦の醸造蔵は3代目が着手し、約3年をかけて大正11年(1922年)に完成した。

越後銘門酒会によれば、蔵と煙突は長岡空襲や新潟地震、新潟県中越地震を耐え抜き、「長陵のシンボル」「地域のシンボル」として親しまれている。

登録有形文化財の2件

2件はいずれも平成18年(2006年)11月29日の登録で、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」とされた(文化庁)。

新蔵は木骨煉瓦造3階建、瓦葺、建築面積1,278平方メートルの酒蔵で、主体部は桁行30メートル、梁間18メートル。東面に越屋根を上げた釜場が付き、周囲に下屋を廻した大規模で複雑なつくりである(文化庁)。

煙突は新蔵主体部の東南の隅近くに独立して建つ、1辺1.2メートルの六角形の煉瓦造で、高さ約20メートル。頂部近くに装飾的なリングを廻す(文化庁)。

見学について

高橋酒造は現役の酒蔵で、蔵の見学についての公式な案内は見当たらない。外観は周囲の道から見ることになるので、酒造りや近隣の住民の妨げにならないよう配慮したい。

所在地は長岡市地蔵1-8-2。新蔵と煙突のそれぞれの詳しい内容は、個別の記事にまとめている。

参考文献

高橋酒造新蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005952
高橋酒造煙突(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005996
文化財の蔵で醸す高橋酒造(な!ナガオカ)
https://na-nagaoka.jp/archives/13248
高橋酒造(越後銘門酒会)
https://sake-niigata.com/sakagura/takahashi/

最終更新日: 2026.10.14

基本情報

名称高橋酒造
所在地新潟県長岡市地蔵1-8-2
所有者高橋酒造株式会社
指定登録有形文化財 2件
座標37.45533, 138.86521