山口家住宅とは
山口家住宅(新潟県糸魚川市下出)は、新潟県糸魚川市下出にある安永8年(1779年)建築の農家住宅で、昭和52年(1977年)1月28日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「やまぐちけじゅうたく」。
文化庁の記録では、桁行20.4メートル、梁間10.2メートル、寄棟造で四面に下屋を付け、屋根は鉄板葺である。
普請帳が伝える建築年
山口家住宅の建築年がわかるのは、普請帳(建築の記録帳)が残っているためである。文化庁は、普請帳によって年代が判明している点を貴重と評価している。安永8年(1779年)という年がわかる民家は、ほかの民家の年代を考えるうえでも物差しになる。
重要文化財としての価値
文化庁は山口家住宅を、整った四間取りの山地の農家で、上越地方の民家の代表例としている。堅固な構造や高い床など、雪国の民家の性格がよく表れているという。
見どころ
山口家住宅の間取りは「整形四間取」で、田の字形に4つの部屋を並べる(文化庁)。主屋のまわり四面に下屋を回し、大きな寄棟屋根の下に収めている。
構造で注目したいのは梁組である。四方の梁に釿梁(ちょうなばり、曲がった材を手斧で整えた梁)を用いており、文化庁はこれをこの地方の特色に挙げている。雪の重さに耐える堅い骨組みと、高く上げた床も、雪国の家に共通するつくりである。
見学について
山口家住宅の所在地は糸魚川市大字下出619番地(文化庁)。所有者は文化庁のデータベースに記載がなく、一般公開や見学の条件についての公的な案内は確認できなかった。訪問を考える場合は、事前に糸魚川市に問い合わせたい。
Q&A
- 山口家住宅(糸魚川市下出)はいつ建てられましたか?
- 安永8年(1779年)です。普請帳によって年代が判明しています(文化庁)。
- 山口家住宅はどんな家ですか?
- 整った四間取りの山地の農家で、上越地方の民家の代表例です(文化庁)。
- 山口家住宅の見どころは?
- 四方を釿梁で組んだ梁組、堅固な構造と高い床など、雪国の民家の特徴です(文化庁)。
- 山口家住宅は見学できますか?
- 一般公開の公的な案内は確認できません。訪問前に糸魚川市へ問い合わせてください。
- 山口家住宅が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和52年(1977年)1月28日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 山口家住宅(新潟県糸魚川市下出)(やまぐちけじゅうたく) |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県糸魚川市大字下出619番地 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和52年(1977年)1月28日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 桁行20.4メートル、梁間10.2メートル、寄棟造、四面下屋附属、鉄板葺 |
| 所有者 | 不明(文化庁データベースに記載なし) |
| 公開状況 | 公開の案内なし |
参考文献
- 山口家住宅(新潟県糸魚川市下出)(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/642
最終更新日: 2026.10.14