三郎丸蒸留所とは
三郎丸蒸留所は、富山県砺波市三郎丸にある昭和時代前期(1926〜1945年)のウイスキーの蒸留施設で、令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「さぶろうまるじょうりゅうじょ」。
文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積803平方メートル。昭和29年(1954年)頃に移築され、平成29年(2017年)に改修されている。登録番号は16-0177である。
工場建築を転用した蒸留施設
三郎丸蒸留所は、敷地の西北に建つ蒸留施設で、桁行36メートル、梁間22メートルの木造2階建・切妻造、外壁はモルタル吹付けとする(文化庁)。棟の中央に越屋根を設け、各階に連続窓を並べ、内部にはキングポスト・トラスを表す。
工場建築を転用したもので、戦後に開業した北陸で最も古いウイスキー蒸留施設である(文化庁)。所有者の若鶴酒造によれば、同社は文久2年(1862年)に砺波市三郎丸で創業し、昭和27年(1952年)から60年あまりウイスキーを造ってきた。平成29年(2017年)には老朽化した蒸留所をクラウドファンディングなどで改修した。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、戦後に開業した北陸最古のウイスキー蒸留施設として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
棟の中央の越屋根と各階の連続窓、内部のキングポスト・トラスに注目したい(文化庁)。
見学について
蒸留所の見学の受け入れ・料金について、公式の案内は確認できなかった。所有者の案内で確認したい。
Q&A
- 三郎丸蒸留所の建物はいつ建てられましたか?
- 昭和時代前期で、昭和29年(1954年)頃に移築されました(文化庁)。
- 三郎丸蒸留所はなぜ登録有形文化財なのですか?
- 戦後に開業した北陸最古のウイスキー蒸留施設だからです(文化庁)。
- 三郎丸蒸留所の建物の特徴は?
- 越屋根と連続窓、内部のキングポスト・トラスです(文化庁)。
- 三郎丸蒸留所はいつからウイスキーを造っていますか?
- 昭和27年(1952年)からです(若鶴酒造)。
- 三郎丸蒸留所が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和7年(2025年)8月6日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 三郎丸蒸留所(さぶろうまるじょうりゅうじょ) |
|---|---|
| 所在地 | 富山県砺波市三郎丸字川田島188-1他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和7年(2025年)8月6日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積803㎡、桁行36m・梁間22m |
| 所有者 | 若鶴酒造株式会社 |
| 公開状況 | 見学条件は未確認 |
参考文献
- 三郎丸蒸留所(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015435
- ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準への対応(若鶴酒造、2021年)
- https://www.wakatsuru.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/02/jw_info.pdf
最終更新日: 2026.10.16