旧野村家住宅(山口市)とは

旧野村家住宅(山口市)は、山口市下竪小路の萩往還沿いに明治19年(1886年)ごろ建てられた造り酒屋の住宅で、主屋と土蔵の2棟が平成11年(1999年)8月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。現在は山口ふるさと伝承総合センターの「まなび館」として公開されている。

登録番号は主屋が35-0025、土蔵が35-0026(文化庁)。所有者は山口市である。

酒造商家から伝承センターへ

山口ふるさと伝承総合センターによれば、旧野村家住宅は明治19年(1886年)に酒造商家として建てられ、昭和59年(1984年)に野村益次から山口市に寄贈された。市は平成2年度に改築整備し、平成3年(1991年)5月に「山口ふるさと伝承総合センター たくみ館・まなび館」として開館した。

主屋は伝統工芸の展示と貸室に使われ、敷地には新しい「たくみ館」と、移築・再現した「みやび館」も建つ(山口ふるさと伝承総合センター)。

登録有形文化財の2件

2件はいずれも平成11年(1999年)8月23日の登録で、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」とされた(文化庁)。

主屋は木造2階建、瓦葺、建築面積272平方メートルの平入、土蔵造の町家で、通り土間に沿って2列3室計6室の部屋を並べ、梁や差鴨居に太い松材を使う(文化庁)。

土蔵は主屋の東北方、旧萩往還に面した広い屋敷地のほぼ中央に建つ桁行3間・梁間2間の置屋根形式の蔵で、建築面積31平方メートル。家財道具を納めるなど内向きの用途に使われた(文化庁)。

見学について

山口ふるさと伝承総合センターによれば、まなび館の開館時間は午前9時から午後5時で、入館は無料。休館日は12月29日から1月5日と8月14日から16日。問い合わせ先は同センター(電話083-928-3333)。

所在地は山口市下竪小路12。交通はJR山口駅から徒歩約25分、車では中国自動車道の小郡インターチェンジから約20分で、無料の駐車場が一般20台程度ある(山口県観光連盟)。

参考文献

旧野村家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001294
旧野村家住宅土蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00001295
まなび館(山口ふるさと伝承総合センター)
http://y-densho.sblo.jp/article/65012703.html
山口ふるさと伝承総合センター 概要
http://y-densho.sblo.jp/article/65015923.html
山口ふるさと伝承総合センター(山口県観光連盟)
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_12503.html

最終更新日: 2026.10.14

基本情報

名称旧野村家住宅(山口市)
所在地山口県山口市大字下竪小路12
所有者山口市
指定登録有形文化財 2件
座標34.18366, 131.47847