普門寺とは

普門寺は、愛知県豊橋市雲谷町の船形山南東斜面にある真言宗の寺で、元禄6年(1693年)の本堂、嘉永7年(1854年)の大師堂、正徳4年(1714年)の弁天堂(旧龍神宮)、嘉永5年(1852年)の十王堂、宝永4年(1707年)の鐘楼門、江戸時代中期の仁王門の6件が、令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。6件とも宗教法人普門寺の所有である。

普門寺本堂
普門寺本堂Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

愛知県の観光サイトは、聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝え、「豊橋のもみじ寺」として親しまれていると紹介している。

6件の構成

本堂は境内の西に東面する寄棟造の五間堂で、外陣の虹梁形頭貫と海老虹梁の架構に地域的な特色を示す。大師堂は宝形造の三間堂で、格天井の格間に植物を極彩色で描く。弁天堂は大師堂の北の池に面して覆屋の中に建つ小社で、向拝を龍2頭の尾を絡めた火灯形とする独創的な意匠を見せる(文化庁)。

十王堂は参道に妻飾を見せる簡素な小堂、鐘楼門は境内の中央に建つ軒の出の大きい楼門で上層に鐘を吊る。仁王門は境内の入口の八脚門で、仁王像一対を安置する(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。

拝観について

愛知県の観光サイトによれば、毎年11月下旬から12月上旬のもみじ祭りの期間に本堂と大師堂を9時から15時45分まで開帳し、拝観料は700円(17歳以下は無料)。東名高速道路の豊川ICから車で約45分、JR二川駅からタクシーで約15分で、無料駐車場は200台。

参考文献

普門寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015458
普門寺大師堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015459
普門寺弁天堂(旧龍神宮)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015460
普門寺十王堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015461
普門寺鐘楼門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015462
普門寺仁王門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015463
豊橋のもみじ寺 普門寺 もみじ祭り(愛知県公式観光サイト Aichi Now)
https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/1787/

最終更新日: 2026.10.24

基本情報

名称普門寺
所在地愛知県豊橋市雲谷町
所有者宗教法人普門寺
指定登録有形文化財 6件
座標34.74497, 137.47225