寂光院とは
寂光院は、愛知県犬山市継鹿尾にある寺で、明治12年(1879年)の本堂、天保7年(1836年)の山門、文化2年(1805年)の随求堂、文政3年(1820年)の弁天堂の4件が、平成17年(2005年)7月12日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。4件とも宗教法人寂光院の所有で、「造形の規範となっているもの」として登録された。
愛知県の観光サイトによれば、正式には継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院といい、「尾張のもみじ寺」と呼ばれる。伝承では白雉5年(654年)に孝徳天皇の勅願により元興寺の道昭が伽藍を建てたのに始まる。
4件の構成
本堂は桁行5間・梁間5間の寄棟造で、前2間を吹放しの外陣とし、内陣に禅宗様の須弥壇を構える、装飾を抑えた伝統的形式の本格的な本堂である。山門は境内入口の木太い薬医門で、背面に龍、妻飾に牡丹の彫物を入れる(文化庁)。
随求堂は本堂の西に渡廊下で結ばれ、蔀戸を多用した住宅風の外観が籠堂の性質を示す。弁天堂は本堂の北方の高所にある、ほぼ正六角形の小堂で、垂木を放射状に配る(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
参拝について
愛知県の観光サイトによれば、参拝は自由・無料(祈願などは有料)で無休、名鉄犬山線の犬山遊園駅東口から徒歩約20分またはタクシーで約5分、中央自動車道小牧東ICから尾張パークウェイの犬山出口を右折して1分で、駐車場は50台である。
参考文献
- 寂光院本堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004770
- 寂光院山門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004773
- 寂光院随求堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004771
- 寂光院弁天堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004772
- 寂光院(愛知県公式観光サイト Aichi Now)
- https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/949/
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 寂光院 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県犬山市継鹿尾 |
| 所有者 | 宗教法人寂光院 |
| 指定 | 登録有形文化財 4件 |
| 座標 | 35.39564, 136.96327 |