旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅とは

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は、秋田県南秋田郡大潟村の中心部に昭和44年(1969年)に建てられた住宅で、令和6年(2024年)3月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きゅうおおがたむらにゅうしょくよていしゃかんらんようのうかじゅうたく」。

文化庁の記録では、コンクリートブロック造及び木造の2階建、鉄板葺、建築面積58平方メートル。登録番号は05-0245、所有者は大潟村である。

干拓地に入る人が見るための家

大潟村は八郎潟を干拓して生まれた村である。東北農政局によれば、干拓地の中央部に昭和39年(1964年)10月に大潟村が誕生し、昭和41年(1966年)から入植者の募集が始まった。募集は昭和49年(1974年)まで5次にわたり、入植者は580戸に及んだ。

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は、その名のとおり、入植を予定する人たちに見てもらうために建てられた住宅である(文化庁)。干拓地での暮らしを、実物の家で示す役目を担っていた。

登録有形文化財としての価値

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁は、大きな三角屋根が八郎潟干拓地の特徴的な景観をつくっている点を挙げている。

見どころ

建物は南北に棟を通した2階建で、外壁はモルタル塗りに仕上げている(文化庁)。妻側に入口を設ける妻入で、北面の中央が玄関になる。間取りは1階に3室、2階に2室。

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅を見るときは、地面近くまで葺き下ろしたような大きな三角屋根の輪郭に注目したい。平らな干拓地では、この屋根の形がひときわはっきり見える。

見学について

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は大潟村が所有し、所在地は大潟村字東二丁目1-6(文化庁)。内部の公開や見学の条件について、公的な案内は確認できなかったため、見学を希望する場合は大潟村に問い合わせたい。

Q&A

Q旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅はいつ建てられましたか?
A昭和44年(1969年)です(文化庁)。
Q旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は何のための建物でしたか?
A八郎潟干拓地の大潟村に入植を予定する人たちが見学するための住宅です(文化庁)。
Q旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅の建物の特徴は?
Aコンクリートブロック造と木造の2階建で、妻入、北面中央に玄関があり、大きな三角屋根が特徴です(文化庁)。
Q旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は見学できますか?
A内部公開の公的な案内は確認できません。所有者の大潟村に問い合わせてください。
Q旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和6年(2024年)3月6日です(文化庁)。

基本情報

名称旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅(きゅうおおがたむらにゅうしょくよていしゃかんらんようのうかじゅうたく)
所在地秋田県南秋田郡大潟村字東2丁目1-6
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和6年(2024年)3月6日登録
員数1棟
寸法コンクリートブロック造及び木造2階建、鉄板葺、建築面積58平方メートル
所有者大潟村
公開状況内部公開の案内なし(大潟村に要問い合わせ)

参考文献

旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014715
八郎潟干拓の成り立ち(農林水産省 東北農政局)
https://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/kokuei/hatirougata/rekisi.html

最終更新日: 2026.10.14