明専寺(今治市)とは
明専寺は、愛媛県今治市大西町脇にある浄土真宗本願寺派の寺院で、天保11年(1840年)の鐘楼門と、天保9年(1838年)に築かれた石垣が、令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「みょうせんじ」。
愛媛県教育委員会によれば、明専寺は明暦3年(1657年)に建てられた寺で、文化庁は市街の西方の丘陵地に位置すると説明している。鐘楼門と石垣の建設については、現在の工事日誌にあたる普請文書が残っており、建設年代や大工・石工の名がわかることも歴史的価値を高めている。
境内と文化財
文化庁と愛媛県によれば、境内の東面は市道に沿って長い石垣が続き、その中央の石段を上った境内の入口に鐘楼門が立つ。鐘楼門は一間一戸の二重門で、上層に梵鐘を吊る。石垣は総延長83メートルで、寺の周辺の村々からの寄進で築かれた。
愛媛県は、鐘楼門と石垣のいずれも江戸時代末期に発達した技術を駆使した丁寧な造りだと評価している。門と石垣が一体となって、寺の入口の景観をつくっている。
参拝について
今治市によれば、鐘楼門は保存修復工事が行われており、令和8年(2026年)夏ごろに完成する予定とされていた。工事の状況によっては見学できる範囲が限られる場合がある。石垣は市道に沿っているため、外から見ることができる。
所在地は今治市大西町脇甲1277。参拝時間や駐車場、交通についての公的な案内は見当たらなかった。
参考文献
- 明専寺鐘楼門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015515
- 明専寺石垣(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00015516
- 「明専寺鐘楼門」ほか1基が国の登録有形文化財(建造物)に登録されます(愛媛県)
- https://www.pref.ehime.jp/page/104870.html
- 「明専寺鐘楼門」「明専寺石垣」が国登録有形文化財(建造物)に登録されました(今治市)
- https://www.city.imabari.ehime.jp/bunka/info/016/
最終更新日: 2026.10.05
基本情報
| 名称 | 明専寺 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県今治市大西町脇甲1277 |
| 所有者 | 明専寺 |
| 指定 | 登録有形文化財 2件 |
| 座標 | 34.05782, 132.91892 |