下馬場古墳とは:朱の同心円文を描いた複室構造の装飾古墳
下馬場古墳(しもばばこふん)は、福岡県久留米市草野町の耳納山の北麓にある古墳時代の円墳で、昭和19年(1944年)11月7日に国の史跡に指定された。
文化庁の記録では、指定基準は「貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡」にあたり、平成25年(2013年)に追加指定を受けている。
文化庁は、石室に朱で同心円などの文様を描いた装飾古墳として顕著なものとしている。
下馬場古墳の墳丘と石室
文化庁の指定時の説明によると、耳納山の北麓の台地に築かれた円墳で、基底の直径は約70尺(約21メートル)、高さは約18尺(約5.5メートル)ある。ほぼ西を向いて横穴式石室が開く。
石室は羨道と玄室に分かれ、玄室はさらに前室と後室からなる複室の構造である。後室は長さ約11尺6寸(約3.5メートル)、幅約6尺7寸(約2メートル)、高さ約9尺(約2.7メートル)ある。
下馬場古墳の見どころ
文化庁によると、後室の奥壁と側壁、前室の側壁などに、朱で描いた同心円などの文様がある。
文化庁の写真には奥壁の文様が記録されている。複室構造の石室の奥に描かれた赤い同心円が、この古墳の最大の特徴である。
下馬場古墳の見学方法
石室内部の公開についての公的な案内は確認できなかった。装飾の保存のため、見学の条件は久留米市に確かめたい。
Q&A
- 下馬場古墳はいつ史跡に指定されましたか?
- 昭和19年(1944年)11月7日に指定され、平成25年(2013年)に追加指定を受けています。
- 下馬場古墳の装飾とは?
- 石室の壁に朱で同心円などの文様が描かれています。
- 下馬場古墳の石室の構造は?
- 羨道と、前室・後室からなる複室構造の玄室をもつ横穴式石室です。
- 下馬場古墳の大きさは?
- 指定時の説明では、基底の直径約70尺(約21メートル)、高さ約18尺(約5.5メートル)です。
- 下馬場古墳はどこにありますか?
- 福岡県久留米市草野町、耳納山の北麓にあります。
基本情報
| 名称 | 下馬場古墳(しもばばこふん) |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県久留米市草野町 |
| 指定区分 | 史跡 |
| 指定年 | 昭和19年(1944年)11月7日指定(平成25年(2013年)追加指定) |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 基底径約70尺、高さ約18尺(指定時) |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 公的な見学案内は確認できず |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「下馬場古墳」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/2638
- 文化遺産オンライン「下馬場古墳」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/191942
最終更新日: 2026.09.28