翠水(旧旅館田川離れ)玄海とは

百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海は、福岡県北九州市小倉北区古船場町にある昭和37年(1962年)の草庵風を志向した近代数寄屋の離れで、令和4年(2022年)2月17日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ひゃくねんていえんのやど すいすい(きゅう りょかんたがわはなれ)げんかい」。

文化庁の記録では、木造平屋建、銅板葺で、建築面積92平方メートル。昭和57年(1982年)に改修されている。登録番号は40-0198である。

竹と丸太の草庵風

玄海は、日本庭園の池庭に面して建つ高級旅館の離れ3棟のうち、西寄りに建つ木造平屋建・入母屋造一部切妻造・銅板葺の建物である(文化庁)。

竹や自然木の丸太を多く用い、古典的な侘びた草庵風の建築を志向する一方、幅広の格天井風の竿縁の配置など、斬新な近代数寄屋の特徴が見られる(文化庁)。北九州市によれば、旅館田川の離れは北九州市を代表する高級旅館の和室として多くの賓客を迎え、市の迎賓施設としての役割を担ってきた。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この離れを「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

竹や自然木の丸太を多用した草庵風の構えと、幅広の格天井風に配した竿縁が見どころである(文化庁)。

見学について

株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが所有する(文化庁)。見学について、公的な案内は確認できなかった。玄海・企救・菅生・渡り廊下は翠水(旧旅館田川離れ)のページにまとめている。

Q&A

Q玄海はいつ建てられましたか?
A昭和37年(1962年)で、昭和57年(1982年)に改修されています(文化庁)。
Q離れのどこに建っていますか?
A3棟のうち西寄りです(文化庁)。
Qどんな材料が使われていますか?
A竹や自然木の丸太を多く用います(文化庁)。
Q近代数寄屋らしい点は?
A幅広の格天井風の竿縁の配置です(文化庁)。
Q百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和4年(2022年)2月17日です(文化庁)。

基本情報

名称百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海(ひゃくねんていえんのやど すいすい(きゅう りょかんたがわはなれ)げんかい)
所在地福岡県北九州市小倉北区古船場町9-1他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和4年(2022年)2月17日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、銅板葺、建築面積92㎡
所有者株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント
公開状況見学の公的な案内なし

参考文献

百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014215
百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)玄海(北九州市)
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/26501486.html

最終更新日: 2026.10.23