友枝瓦窯跡とは:岩層を掘り抜いた九州最古級の瓦窯
友枝瓦窯跡(ともえだかわらがまあと)は、福岡県築上郡上毛町土佐井にある7世紀後半の瓦窯の跡で、大正11年(1922年)10月12日に国の史跡に指定された。
文化庁の記録では、指定基準は「交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡」にあたる。
福岡県によると、九州地方で最古級の瓦窯である。
友枝瓦窯跡の窯
文化庁の指定時の説明によると、丘陵の斜面を利用して築かれ、自然の岩層をトンネル状に掘り抜いて、底部を十数段の階段とし、奥に煙出しを設けている。付近には奈良時代の瓦片が多く残っていた。
福岡県によると、窯は4基あり、そのうち1基は内部の構造が分かっている。焼成部の床には瓦を置くための階段が17段設けられ、内部の空間が良好に残る。
友枝瓦窯跡の見どころ
福岡県によると、ここで焼かれた瓦の文様は朝鮮半島のものに似ており、2キロメートル離れた垂水廃寺で使われたことが分かっている。古代の初期寺院の造営や朝鮮半島との関わり、当時の豊前地域の歴史的な重要性を知るうえで貴重な史跡である。
友枝瓦窯跡の見学方法
福岡県によると、外観は常時公開されている。内部の見学は、上毛町教育委員会大平支所(0979-72-2111、平日午前8時30分から午後5時受付)に問い合わせたい。
Q&A
- 友枝瓦窯跡はいつ史跡に指定されましたか?
- 大正11年(1922年)10月12日に指定されました。
- 友枝瓦窯跡はいつの時代の窯ですか?
- 福岡県によると、7世紀後半の九州地方最古級の瓦窯です。
- 友枝瓦窯跡の窯の構造は?
- 岩層をトンネル状に掘り抜き、焼成部の床に瓦を置く17段の階段があります。
- ここで焼かれた瓦はどこで使われたのですか?
- 2キロメートル離れた垂水廃寺で使われました。
- 友枝瓦窯跡の内部は見学できますか?
- 上毛町教育委員会大平支所に問い合わせれば見学できます。
基本情報
| 名称 | 友枝瓦窯跡(ともえだかわらがまあと) |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県築上郡上毛町大字土佐井1696-2 |
| 指定区分 | 史跡 |
| 指定年 | 大正11年(1922年)10月12日指定 |
| 員数 | 窯4基 |
| 寸法 | 文化庁データベースに記載なし |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 外観は常時公開、内部は要問い合わせ |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「友枝瓦窯跡」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/2607
- 文化遺産オンライン「友枝瓦窯跡」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/163871
- 福岡県の文化財「友枝瓦窯跡」
- https://www.fukuoka-bunkazai.jp/frmDetail.aspx?db=4&id=41
最終更新日: 2026.09.28