延命寺地蔵堂とは

延命寺地蔵堂は、福島県会津若松市河東町倉橋にある室町時代中期の裳階を付けた仏堂で、明治36年(1903年)4月15日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「えんめいじじぞうどう」。

裳階を廻した延命寺地蔵堂
裳階を廻した延命寺地蔵堂Qwert1234 / パブリックドメイン / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、桁行三間、梁間三間、一重もこし付、寄棟造、本瓦葺で、附として棟札3枚があわせて指定されている。指定番号は00267である。

文化庁の記録にある明治36年(1903年)の指定日は、旧法による指定の日付である。

藤倉二階堂と呼ばれる裳階付きの堂

延命寺地蔵堂は、桁行三間・梁間三間の寄棟造・本瓦葺の堂に裳階を付けたもので、棟札3枚があわせて指定されている(文化庁)。文化庁は室町時代中期とする。

福島県の「歴史回廊あいづ」によれば、大同2年(807年)に徳一大師が創建したと伝わり、現在の建物は室町時代初期から中期のもので、細部まで唐様(禅宗様)の手法を取り入れている。周囲の裳階を四方各6本の円柱で支え、屋根が重なって二階建てに見えることから「藤倉二階堂」とも呼ばれる。

重要文化財としての価値

文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。室町時代中期の裳階付きの三間堂で、棟札3枚もあわせて指定されている(文化庁)。

見どころ

二階建てに見える重なった屋根と、裳階を支える四方各6本の円柱が見どころである(福島県)。

見学について

延命寺が所有する(文化庁)。福島県によれば、見学は無料で、無料の駐車場が約5台分ある。JR会津若松駅または磐越自動車道会津若松ICから車で約8分、バスの藤倉停留所から歩いて約1分である。

Q&A

Q延命寺地蔵堂はいつ建てられましたか?
A室町時代中期です(文化庁)。
Qなぜ「藤倉二階堂」と呼ばれるのですか?
A裳階の屋根が重なり二階建てに見えるためです(福島県)。
Q様式の特徴は?
A細部まで唐様(禅宗様)の手法を取り入れています(福島県)。
Q見学に料金はかかりますか?
A無料です(福島県)。
Q延命寺地蔵堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A明治36年(1903年)4月15日です(文化庁)。

基本情報

名称延命寺地蔵堂(えんめいじじぞうどう)
所在地福島県会津若松市河東町大字倉橋字藤倉160-2
指定区分重要文化財(建造物)
指定年明治36年(1903年)4月15日指定
員数1棟(附 棟札3枚)
寸法桁行三間、梁間三間、一重もこし付、寄棟造、本瓦葺
所有者延命寺
公開状況見学無料、JR会津若松駅から車で約8分(福島県)

参考文献

延命寺地蔵堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/223
歴史回廊あいづ(建築)延命寺地蔵堂(福島県 会津若松建設事務所)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41340a/www-wakamatsu-kensetsu83.html

最終更新日: 2026.10.23