蒲酒造場主屋とは

蒲酒造場主屋は、岐阜県飛騨市古川町壱之町にある明治39年(1906年)の間口11間の大型の平入の町家で、平成19年(2007年)7月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「かばしゅぞうじょうしゅおく」。

壱之町通りに面した蒲酒造場主屋
壱之町通りに面した蒲酒造場主屋Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、木造2階建、鉄板葺で、建築面積は263平方メートル、渡廊下及び雪隠付。登録番号は21-0130である。

大火のあとに譲り受けた主屋

蒲酒造場は、飛騨古川の壱之町通りに南面し、北側を瀬戸川用水が流れる屋敷地にある造り酒屋で、建物は明治37年(1904年)の大火のあとの明治39年(1906年)に建てられた(文化庁)。

蒲酒造場主屋は、明治37年の大火のあと、近郊にあった和田家住宅の主屋を譲り受けて再建したものである(文化庁)。間口11間の大型の平入の町家で、東方を土間、西方を床上部とし、通り沿いに雪隠を設ける。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この主屋を「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

通り景観の核

蒲酒造場主屋は、多彩な連子格子や大戸などによる長大な表構えをもち、文化庁はこれが壱之町通りの景観の核となっているとしている。

見どころ

蒲酒造場主屋では、間口11間にわたる連子格子と大戸の長い表構えが見どころである(文化庁)。

見学について

所有者は文化庁の記録に記載がない。酒造りを続ける蔵元で、岐阜県観光連盟の案内では、蔵の見学は1週間前までの予約制で、10月から12月は受け付けず、料金は1人500円、1回10名まで、案内は日本語のみである。主屋・袖蔵・文庫蔵・仕込蔵2棟は蒲酒造場のページにまとめている。

Q&A

Q蒲酒造場主屋はいつ建てられましたか?
A明治39年(1906年)です(文化庁)。
Qどうやって再建されましたか?
A大火のあと、近郊の和田家住宅の主屋を譲り受けて再建しました(文化庁)。
Q間口は?
A11間です(文化庁)。
Qどんな役割がありますか?
A壱之町通りの景観の核となっています(文化庁)。
Q蒲酒造場主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成19年(2007年)7月31日です(文化庁)。

基本情報

名称蒲酒造場主屋(かばしゅぞうじょうしゅおく)
所在地岐阜県飛騨市古川町壱之町6-6
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成19年(2007年)7月31日登録
員数1棟
寸法木造2階建、鉄板葺、建築面積263㎡、渡廊下及び雪隠付
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況蔵の見学は予約制

参考文献

蒲酒造場主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006532
蒲酒造場(岐阜県観光連盟「岐阜の旅ガイド」)
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_3836.html

最終更新日: 2026.10.30