安田家住宅主屋とは

安田家住宅主屋は、岐阜県各務原市鵜沼西町の旧中山道沿いにある昭和5年(1930年)ごろ建築の木造2階建の町家で、平成19年(2007年)5月15日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「やすだけじゅうたくしゅおく」。中山道の鵜沼宿の町並みに建つ(文化庁、各務原市)。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺、建築面積128平方メートル。登録番号は21-0110で、所有者は記録に記載がない。

登録有形文化財としての価値

安田家住宅主屋は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、坂井家住宅(登録有形文化財)などの町家と連続して並び、宿場の景観を伝えると評価している。

鵜沼宿は中山道69宿のうち江戸日本橋から数えて52番目の宿場町で、脇本陣や町屋館の整備、景観重要建造物の保存改修、水路の復元が進められてきた(各務原市観光情報)。昭和初めに建てられた安田家の主屋も、宿場の通りの連なりの一部をなしている。

見どころ

安田家住宅主屋は旧中山道に北面して建つ。切妻造桟瓦葺の平入りで、正面に瓦葺の庇を付ける。正面の外壁は鼠漆喰塗りで、開口部には格子を付けている(文化庁)。灰色の漆喰と格子が、通りに面した落ち着いた表情をつくっている。

間取りは8畳4室の整形四間取りで、東側に土間を設ける(文化庁)。整った四間取りと東の土間という構成は、通りから入口の位置を見ると読み取れる。

見学について

安田家住宅主屋は個人の住宅とみられ、内部の公開について公的な案内は見当たらなかった。外観は旧中山道の通りから見ることができる。鵜沼宿の案内は鵜沼宿町屋館(電話058-379-5055)が窓口になっている(各務原市観光情報)。

Q&A

Q安田家住宅主屋はいつ建てられましたか?
A昭和5年(1930年)ごろです(文化庁)。
Q安田家住宅主屋はどこにありますか?
A各務原市鵜沼西町の旧中山道沿い、鵜沼宿の町並みの中にあります。
Q安田家住宅主屋の外観の特徴は?
A切妻造桟瓦葺の平入りで、正面に瓦葺の庇、鼠漆喰塗りの外壁と格子をもちます(文化庁)。
Q安田家住宅主屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成19年(2007年)5月15日です。
Q安田家住宅主屋は見学できますか?
A内部公開の公的な案内はありません。外観は旧中山道の通りから見られます。

基本情報

名称安田家住宅主屋(やすだけじゅうたくしゅおく)
所在地岐阜県各務原市鵜沼西町1-528
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成19年(2007年)5月15日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積128平方メートル
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況外観は通りから見学可(内部公開の公的案内なし)

参考文献

安田家住宅主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006190
国登録有形文化財(各務原市)
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/bunkazai/1005182.html
中山道鵜沼宿(かかみがはらさんぽ)
https://kakamigahara-kankou.jp/tourism/194

最終更新日: 2026.10.06